今回は、ドラマ『パパとムスメの7日間』全7話の感想を紹介していきます。一部、以前の記事から転載です。この記事にはネタバレが大いに含まれますのでご注意ください。
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もくじ
ドラマ『パパとムスメの7日間』について
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『パパとムスメの7日間』 | 女子高生の娘と、その父親が電車事故で入れ替わる。(声は身体の声です。) | ユニバーサル 『パパとムスメの7日間 DVD-BOX』 (全4巻、全7話) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
↓原作小説はこちら
↓続編小説はこちら(ドラマ版の設定も取り入れられています。)
第1話「マジ!?パパがあたしで、あたしがパパで―」
化粧品会社に勤めるしがないサラリーマンの川原恭一郎と、サッカー部副キャプテンの健太先輩に片思い中の女子高生の娘・小梅。
二人とも、ちょっとしたきっかけで、二年ほど口をきいていなかった。
ある日、小梅の祖母のお見舞いへ行った帰りの電車で二人きりになった際、地震による事故に巻き込まれ、病院で目覚めたときには二人の身体が入れ替わっていた。
オープニング映像で、一瞬だけ衣装交換があるのが萌えますね。
恭一郎になった小梅が腕を見て訝しがるシーンと、二人がお互いの名前を呼び合って鏡の前で絶叫するシーンが最高です。
反抗期真っ最中な言動をする恭一郎(中身は小梅)と、おっさん的な言動をする小梅(中身は恭一郎)に大興奮。
映画「転校生」のように階段を落ちても元に戻らず、とりあえずお互いの役割を交換して生活することに…
病院では、小梅になった恭一郎のトイレシーンもあります。
そして、退院して帰宅早々にお風呂介助イベント。
会話はすごくおいしいんですけど、とにかく絵面が危ないw
食事シーンでは、恭一郎になった小梅は血糖値を考えて食べないといけません(笑)
お互いの好物を交換し、ビールを飲みたがる恭一郎(身体は小梅)が最高。
夜に、健太先輩にデコ携帯からメールを送って恋する乙女な小梅(身体は恭一郎)の破壊力が抜群。
酔った理恵子に絡まれ、初体験が自分の母親になることを危惧する小梅(身体は恭一郎)がすごくヤバいです。
断ったら離婚になるかもしれないと考えるのは優しいですが…w
翌朝も元に戻っていなかったので、お互いの演技指導。
恭一郎(身体は小梅)の「制服のスカートが落ち着かない」ネタに、小梅(身体は恭一郎)がパンチラしないように動作をレクチャーするシーン、小梅(身体は恭一郎)の老眼ネタがあります。
急に仲が良くなった二人に対し、理恵子から「人が変わったみたい」と言われ…おいしいですね~
ということで、小梅の高校へ登校した恭一郎(身体は小梅)。
心配して駆け寄ってきた友達の中山律子(りっちゃん)に抱き着かれ、胸が当たって動揺しますw
妊娠して困っている同級生のために、男子生徒に説教する恭一郎(身体は小梅)も良かったです。
一方、恭一郎になった小梅も会社へ。メモを見ながら行動するところが最高ですね。
出世ラインから外れた恭一郎は、会社から期待薄の新製品「レインボードリーム」の開発プロジェクトチームリーダーを任されていました。チームメンバーは、会社の問題児ばかりですw
ビジネス用語がわからなかったり、取引先のお得意さんにセクハラを注意したり、こちらもおいしいですね。
土曜日までに元に戻れそうにないので、小梅と健太先輩のデートは、恭一郎が代わりに行くことになりました。
デートを許さないという恭一郎(身体は小梅)に対し、恭一郎の身体を人質にする小梅が良かったです。
そして、デート当日。
恭一郎(身体は小梅)に任せておけない小梅(身体は恭一郎)は、後ろから尾行することに…
小梅になった恭一郎のヒールネタがおいしいです。
第2話「パパのせいで失恋!?ムスメのせいでリストラ!?」
前回の続きで、小梅(中身は恭一郎)と健太先輩の初デート本番。
小梅(身体は恭一郎)は、サングラスと双眼鏡を持参して尾行ですw
恭一郎(身体は小梅)は、このデートを失敗に終わらせようとしていて…
古い映画でテンションが上がる恭一郎(身体は小梅)と、引き気味の健太先輩に、近くで見守る小梅(身体は恭一郎)が面白いです。
食事の時は、恭一郎(身体は小梅)は大盛を頼んで健太先輩に運ばせ、さらに相手の話は聞かないという好感度を下げる行動のオンパレード。
電話をするフリをして父親口調で注意する小梅(身体は恭一郎)に萌えますね。
恭一郎(身体は小梅)の努力も虚しく、健太先輩は小梅のことがより好きになったようです(笑)
告白されるのは本当の自分ではないと複雑な気分になる小梅(身体は恭一郎)が切ない。
小梅(身体は恭一郎)が健太先輩に「娘をよろしく」と頼むところは最高でした。これで父親公認に…w
小梅(身体は恭一郎)は、毎日恭一郎(身体は小梅)をお風呂に入れて洗っているようです。今回は理恵子が風呂場にやってきて焦るイベント付きw
また、恭一郎(身体は小梅)は寝る時もブラジャーをつけさせられているようです。
恭一郎(身体は小梅)に「理恵子と仲良くしてくれ」と言われた小梅(身体は恭一郎)が、理恵子に「愛してるよ」と言いながらキスするシーンは大好き。
後半は、小梅(身体は恭一郎)が日曜出勤して火曜日にある御前会議の準備をする話。
恭一郎(身体は小梅)は近くの喫茶店でテスト勉強。
恭一郎は会社でハブられているようで、仕事も振られず、昼食にも誘われない様子。
そして、小梅(身体は恭一郎)はチーム内で唯一まともに見える西野和香子と仲良くなりますが…好意を持たれてしまいました。
仕事のピンチを機転で乗り切る小梅(身体は恭一郎)のシーンも良かったです。
第3話「パパのせいで留年!?ムスメのせいで夫婦の危機!?」
仕事終わりに、「相談がある」と言われて西野と食事に行く小梅(身体は恭一郎)。
その様子を見ていた恭一郎(身体は小梅)は胸騒ぎが…
西野の相談内容は恋愛についてで、恭一郎狙いの様子。
恭一郎の財布で奢る小梅(身体は恭一郎)が良いです。おいしそうに食べる姿もかわいい。
この後は、小梅(身体は恭一郎)が同じチームの中嶋耕介に呼び出されて相手を…小梅は面倒な人の相手が得意ですね。
今回も、お風呂介助イベントがあります(笑)
翌日、恭一郎(身体は小梅)は高校のテストを受けますが惨敗。留年の危機に…
焦って友達とテスト勉強する恭一郎(身体は小梅)が良いですね。お風呂に一緒に入ろうと誘われるところも最高。
さりげなく、恭一郎の身体で「テストで良い点を取ったらお小遣いアップだ」と宣言する小梅のシーンも好きです。
一方、小梅(身体は恭一郎)は明日に控える御前会議の準備の続き。
突然試供品を作れと言われてピンチになりますが、今回も小梅(身体は恭一郎)が機転で乗り切ります。
途中で、中嶋に危篤の父親の元へ行くように説得するシーンが好きです。
この後は、会社が電気工事で残業できなくなり、チームメンバーが川原家に来て仕事をすることになったり…(もちろん西野もいて、恭一郎のスーツにイヤリングを入れます。怖い。)
恭一郎(身体は小梅)が健太先輩に夜の公園に呼び出されてテストの過去問を渡されたり…(留年の危機に焦っていた恭一郎は感極まって小梅の身体で健太先輩に抱き着きます。)
戻ってきた中嶋から、最近の恭一郎はカッコいいと言われるシーンも良かったですね。
次回は、恭一郎(身体は小梅)はテスト、小梅(身体は恭一郎)は御前会議の本番になります。
第4話「決戦!ムスメの御前会議!!」
今回は、小梅(身体は恭一郎)の御前会議がメイン。
矛盾だらけの大人の世界に心の中で突っ込む小梅(身体は恭一郎)が良いですね。
周囲の人から穏便に済ませるように散々言われていましたが、最後にリーダーとしての抱負を求められて、つい「売れないと思いますよ」と口走ってしまいます。
ターゲットである女子高生のことを全く考えられていない商品に対し、バサバサとダメ出し。でもちゃんと改善案も提案してます。
このシーンはドラマの中でもかなり好きな方ですね。
社長は面白がったのか、意見を採用してくれましたが、失敗したときは小梅(身体は恭一郎)が全責任を負うことに…
一部始終を聞いていた恭一郎(身体は小梅)は心労が絶えませんw
クビになった際、父親の再就職について考える小梅(身体は恭一郎)がかわいいです。
一方、恭一郎(身体は小梅)は、留年がかかった期末テスト。
目の前でりっちゃんが机の上に座り、スカートの中が見えそうでドキドキしています(笑)
地理のテストで赤点を取ったことで、心配した担任の先生に追い掛け回されて「人が変わったみたいだ」と言われるところが面白かったです。
恭一郎(身体は小梅)のりっちゃんカップルと健太先輩との旅行や、小梅(身体は恭一郎)の西野との不倫関係は次回へ…
第5話「「だって、あたし、小梅なんだもん!」もう戻りたい7日目!嵐の告白!3者面談」
西野が理恵子に攻撃を仕掛けてきたので、小梅(身体は恭一郎)と理恵子の関係は最悪に…
髭を丁寧に剃ったり、ドライヤーを使ったりしたら、余計に理恵子に誤解されてしまいました。
前回の御前会議でもやらかしてしまった小梅(身体は恭一郎)は、恭一郎(身体は小梅)にも相談できず…
そして、入れ替わって今日で七日目らしく、元に戻れるのか不安になってきた二人。
小梅は、恭一郎のまま人生を歩むことを考えますが、定年まで働き、盆栽をしながら余生を過ごし、その後は死ぬだけ…と妄想し絶望w
さすがに人生の一番楽しい時期を父親に奪われるのはかわいそうではあります。
ヤケになって、酒にタバコに女遊びをしてダメオヤジになろうとする小梅(身体は恭一郎)がかわいい。
ちなみに今回も、お風呂介助イベントがあります。四回目(笑)
恭一郎(身体は小梅)の方は、最近の成績不振や奇行を心配した担任の先生から、三者面談をすると言われていました。
途中で小梅(身体は恭一郎)も乱入して担任の先生のあだ名を口走ったり、恭一郎(身体は小梅)が土下座したりして面白いですw
時々、小梅(身体は恭一郎)が内股で座っているシーンがあるので、それも萌えますね。
恭一郎(身体は小梅)は、座るときにスカートをお尻の下に引かずに、そのまま足を広げて座っていますw
この後、小梅(身体は恭一郎)が老眼鏡をかけてミサンガを編んでいたら、理恵子が勘違いして泣き始め…
ちょうど二十年目の結婚記念日だったので、恭一郎(身体は小梅)が買ってきたプレゼントの花を小梅(身体は恭一郎)が理恵子に渡して事なきを得ました。
(感動シーンですけど、肩を抱いている夫の中身は娘ですよ、奥さん…と突っ込みたい気持ちがw)
この後の、入れ替わった二人と健太先輩とのやりとりも良かったです。
西野が川原宅へ押しかけたり、小梅の祖母が「伝説の桃」を持ってきたりと、まだまだ波乱は続くようです。
第6話「「これで、もとに戻れる!!…かも?」伝説の桃の秘密」
西野と理恵子が話している最中に、偶然居合わせた小梅の祖母が「伝説の桃」の秘密を話し始めます。
なんと、「伝説の桃を食べたら、人と人が入れ替わった」らしく、その話を聞いた西野は、理恵子に狙いを定め…
お互いに入れ替わりたいと話す西野と理恵子が良いですw
プロジェクトの予定を変えてしまった小梅(身体は恭一郎)が、納期や予算の変更に奔走するシーンも良かったですね。
この後、西野が恭一郎(身体は小梅)に対して、恭一郎への恋心を告白。
西野の激しい勘違い&思い込みに引き気味の恭一郎(身体は小梅)が面白いです。
桃を食べれば元に戻れるとわかった二人ですが、その桃は十年に一度しか実ができず、さらにすでに全部収穫してしまったらしい…
まだ残っているかもしれないので、二人は山へ行くことに…
帽子を交換するところや、お互いの気持ちを話すシーン、肩車をするシーンが特に良かったです。
しかし、桃を求めて西野も中嶋と一緒に山へ来ており、先に落ちた桃を拾ってしまっていて…
第7話「「パパ、ありがとう…」―7日間の秘密!」
元に戻るための桃は西野が持っていて、恭一郎(身体は小梅)と小梅(身体は恭一郎)は西野に交渉しますが、恭一郎と結ばれたい西野は拒否。
それでも何とか説得し、いざ西野から桃を受け取ろうとしたその瞬間、二人は足を滑らせて崖から転げ落ちてしまいました。
病院で目を覚ました小梅は元に戻っていましたが、恭一郎は意識不明に…
(感動シーンでいきなり目を覚ましますw)
元に戻った恭一郎は大事な会議へ、小梅は健太先輩の試合へ…
最後は全部円満でハッピーエンド。
親子の相互理解も深まって良かったです。
特に、彼氏と旅行に行こうとしていたりっちゃんと、反対するりっちゃんの父親に、恭一郎と小梅が諭すシーンが最高。
元に戻ってから、入る部屋を間違えたり、一緒にお風呂に入ろうとしてしまったり、そのあたりもおいしかったですね。
(元に戻ってからの七日間、仲良くしないとまた入れ替わるらしい…)
↓原作小説はこちら!
今回は、ドラマ『パパとムスメの7日間』全7話の感想を紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました!