今回は、ドラマ『民王』全8話＋続編の感想を紹介していきます。一部、以前の記事から転載です。この記事にはネタバレが大いに含まれますのでご注意ください。
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もくじ
ドラマ『民王』について
| 作品タイトル／著者 | 簡単なあらすじ | 収録ソフト |
| 『民王』 | 総理大臣とその大学生の息子が同時にショックを受けて入れ替わる。 | ●民王DVD&BD BOX(全8話収録) ●民王スペシャル詰め合わせDVD&BD BOX(続編も収録) |
※本記事の画像は、全て上記作品からの出典です。
メインは総理大臣とその大学生の息子の男同士入れ替わりですが、第3～7話に敵政党の党首とその大学生の娘の男女入れ替わりと、続編『民王スペシャル～新たなる陰謀～』で政治家と幼児の集団入れ替わりが発生します。声は身体の声です。
↓男同士入れ替わりについてはこちら
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↓政治家と幼児の集団入れ替わりについてはこちら
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第1話「組閣」
任命されたばかりの総理大臣・武藤泰山は、失言した大臣の対応に追われ、以前からの歯の痛みが増していました。
一方、泰山の大学生の息子・武藤翔は、バイト先の金銭トラブルに巻き込まれ、頭をフライパンで殴られてしまいます。
二人は同時刻にショックを受けたことで、幽体離脱して入れ替わってしまいました。
国会答弁中の泰山になった翔は、パニックになって気絶。
二人とも自宅に帰り、自分の身体とご対面です。男同士入れ替わりで股間を確認するのはどうなのかｗ
入れ替わりらしい会話が安定していて面白いです。泰山は自分の顔を思いっきりビンタｗ
泰山の秘書・貝原茂平と、内閣官房長官で泰山の盟友・狩屋孝司になんとか入れ替わっていることを信じてもらい、協力してもらうことに。本人しかわからないことを聞くシーンはいつ見ても良いですね～
翔は総理大臣として国会答弁を、泰山は大学生として就活をすることになりました。老眼ネタと服を間違えるシーンが好きです。
翔が失言した国土交通大臣の江見芳信に発言の理由を聞いたり、泰山が翔のバイト先の金銭トラブルを解決したりするのが良かったです。
今後のストーリーでも、本人では考えつかないような方法で問題を解決する展開が多く見られます。逆に見ていられないほどの失敗も多いのですがｗ
自分がテレビで大恥をかいている姿を見るのはヤバいですね～
第2話「外交」
翔が国会の予算委員会で読み間違いを連発したせいで、「無能総理」のレッテルを張られてしまった泰山ですが、今度は大事な外交の予定が入っていました。
翔がこれ以上失態を重ねないよう、泰山はかばん持ちとしてついていくことに…
自分の姿で大恥をさらされた泰山が激怒していますｗ…当たり前かｗ
「お前が！この！俺の顔で！尻拭いをして見せろ！」は好きなセリフです。
頭を抱えて体操座りする泰山ボディの翔がかわいいですね。
外交でのおもてなしはことごとく失敗。最後は翔らしい方法で成功させます。
相撲のシーンで「若い身体は良い」と泰山が言うシーンが良かったです。
お酒に対する味覚は、身体に依存しているようです。
泰山と翔の入れ替わりは、「脳波を遠隔操作する最新機器」を使って、何者かにより行われたらしい…
第3話「政敵」
今回は、泰山の敵政党の党首・蔵本志郎とのテレビ討論会の話です。
翔が学生らしい意見を述べるシーンが、個人的に民王の中で一番好きなシーンですね。
テレビ討論会後、泰山は村野エリカの誕生日会へ行くことに。
翔の出席日数を増やすため、泰山が翔の代わりに大学へ行った際、エリカに誕生日会に誘われていたのです。
しかし、何やらエリカの様子がおかしい…と思ったら、村野エリカも父親の蔵本志郎と入れ替えられていました。娘の身体で色仕掛けする蔵本が最高です。
第4話「盟友」
テレビ討論会に出ていた蔵本の中身はエリカでした…どうやら本番1時間前に入れ替わったらしい。
ちなみに、蔵本とエリカの名字が違うのは、エリカが蔵本と前妻との間に生まれた娘だからです。
蔵本になったエリカが、エリカになった蔵本に「大股で歩くのやめて」と言うところが最高です。エリカがボクっ娘&オレっ娘になっているのも良いですね。
蔵本とエリカも入れ替わり事件の被害者ということで、泰山たちと協力することになりました。
エリカの身体の服は、エリカ本人が選んでいるみたいです(笑)
蔵本に自分の身体を使われるのを嫌がるエリカが最高ですね。トイレに行くたびに憂鬱になり、排尿困難になってしまったらしいｗ
一方、泰山の身体も血圧が高くて翔が代わりに病院に行く羽目になっており、おじさんの身体に入れられた大学生2人が非常にかわいそうです。
入れ替わりのことばかり話していますが、女性スキャンダルを起こして内閣官房長官をやめさせられそうになった狩屋孝司の問題を解決する翔や、翔の先輩の南真衣から頼まれた解雇通知を受けたシングルマザーの問題を解決する泰山も良かったです。
蔵本になったエリカも、同じく問題を起こした党員の問題を解決していました。
第5話「革命」
泰山と翔を入れ替えた犯人を見つけ出すため、二人はフリースクールの視察へ行くことに。
翔が子供たちと仲良くしようとするも、泰山の顔が怖いと泣きだしてしまう…翔も泰山もかわいそうですｗ
どうしても出なければならない授業のために大学へ行くシーンで、おっさんっぽく歩くエリカ(中身蔵本)が好き。
翔(中身泰山)も、エリカ(中身蔵本)も、他の学生にモテモテです(笑)
秘書の貝原茂平をからかうエリカ(中身蔵本)…興奮しますね。蔵本は娘の女の武器を有効活用しすぎですｗ
翔から「総理としても夫としても父親としてもダメだ」と言われてしまった泰山は、蔵本を呼び出して一緒に飲むことに。
こんな飲み方してる大学生がいたら驚きますねｗ会話もおかしいので、周りの客がガン見していますｗ
二人とも、若い身体を手に入れたことを喜んで、居酒屋で歌い出してしまいました(笑)
第6話「暗殺」
ネットで総理のネガティブキャンペーンが展開されており、その首謀者を探し出そうとする泰山たち。
蔵本(中身エリカ)が、泰山(中身翔)に抱きついている写真にハートの加工がしてあるのは笑いました。
そして捜索中に突然、泰山と翔に衝撃が走り、元の身体に戻ります。
元に戻ったのに「総理」と呼ばれて反応してしまう翔がかわいいです。
元に戻るのは一時的だということで、二人は自分の身体でしかできないことをすることに…
入れ替わっている間に相手が頑張っていることをお互いに知る描写が良かったです。
案の定、泰山は緊急記者会見中に、翔は真衣に告白中にまた入れ替わってしまいました(笑)
色々あって、泰山の身体で敵に撃たれて残り数時間の命になってしまった翔。
身辺整理をして死を覚悟する泰山が熱かったです。
第7話「謀反」
泰山は自分の身体に戻って死ぬ…と思いきや、元に戻らず泰山の身体の翔は息を吹き返しました。
入れ替える直前に、パスワードが書き換えられたようです。
そして、敵の事務所に乗り込みに行くときに、蔵本とエリカが登場！
エリカの同級生にパスワードのロックを解除してもらうため、テレビカメラ中継で娘の身体でサービスしまくる蔵本がヤバかったｗ嫌がるエリカが最高w
就職先が決まらない翔のために同級生が開いてくれた激励会中に、4人の身体が元に戻ります。
古臭い曲を歌って引かれる翔(中身は泰山)と、ノリノリのエリカ(中身は蔵本)が良かったです。
股間を確認する翔に、胸部を確認するエリカ。
元の身体に戻ったのに間違えて男子トイレに入ってしまうエリカに興奮しました。
第8話「民王」
民政党副総裁の城山和彦が泰山を裏切り、前進党を結成(※泰山は民政党総裁)。
内閣不信任決議案が可決されてしまったので、武藤内閣は総辞職することに。
泰山は、首相指名選挙で城山に勝ち、再び総理大臣の座につこうとしますが…
今までずっと中身は翔だったので、泰山が泰山の身体で叫ぶのは逆に新鮮ですねｗ
途中でまた泰山と翔が入れ替わりますが、これは城山を騙すための罠で、実際は入れ替わっていません。
二人ともお互いのフリを頑張っていますね～癖までコピーです。でも「総理」と呼ばれて右手を挙げる癖がうっかり出ていますｗ
最後は泰山が再び総理大臣に決まり、翔も自分の力で最終面接に合格し、ハッピーエンドです。
続編『民王スペシャル～新たなる陰謀～』
| 作品タイトル／著者 | 簡単なあらすじ | 収録ソフト |
| 『民王』 | 何者かにより、再び入れ替えられてしまった総理と息子。他にも、何人かの大臣と幼児が入れ替えられてしまった。 | ●民王スペシャル詰め合わせDVD&BD BOX(続編も収録) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
続編『民王スペシャル～新たなる陰謀～』は時系列的には、本編終了直後の話になりますね。声は身体の声です。
再び内閣総理大臣に就任し、新たな外交を進めるために飛行機に乗っていた武藤泰山と、その息子で第一志望の企業に入社し、新人研修に励んでいた武藤翔。
二人は、突然身体に電流が走って幽体離脱し、また入れ替わってしまいました。
飛行機が苦手な翔が、いきなり雲の上にいる泰山の身体になるのはかわいそうですｗ
また国会中継中に、突然何人かの大臣が泣きだして場は騒然ｗ
何者かにより、6人の大臣がおしばな幼稚園のリス組の園児6名と入れ替えられてしまったようです。
大の大人が床で駄々をこねたり、椅子の上で飛び跳ねたり、抱っこをねだったりする姿はホラーすぎます。
第1話に出てきた経済産業大臣の江見芳信の中身が幼女とは…ｗ
中身が大臣になってしまった園児たちもシュールです。
神妙な顔で腕を組みながら、自分たちの身体の醜態が映っているテレビを見る園児になった大臣たち…タバコや酒を要求する園児はヤバい…
厚生労働大臣の北沢晴海はショタになっているようですｗ
経済産業大臣の江見芳信←→安藤流奈
厚生労働大臣の北沢晴海←→都築青多郎
環境大臣の大村修平←→金子三夕
文部科学大臣の近藤勇造←→沢田篤樹
国土交通大臣の安藤隆臣←→菊池苑実
総務大臣の村島幸助←→加藤列樹
翔が泰山の代わりに外交に出ますが、何やら様子がおかしい。流暢に英語を話し、ラップとダンスも完璧。翔は英語が話せず、リズム感もないはずなのに…
何者かが泰山になった翔と身体を入れ替えて、泰山に成りすましているようです。本物の翔はどこに行ったのか…？
秘書の貝原が、泰山になった誰かに探りを入れるシーンが好きです。大腸洗浄しようとしたり、縛り上げたりするのには笑いました。
泰山になった翔と入れ替わっていたのは、「学生ネット野党」のリーダーとして活動している大学生・南部航平でした。
南部航平の身体は3年前に事故にあって昏睡状態にあり、そんな身体に入ってしまった翔にはもちろん意識はありません。
泰山は、余命1～2週間の身体になってしまった翔(と入れ替わってしまった大臣と子供たち)を救うことを決意。
説得シーンの中田薫(※南部航平の彼女？)のセリフが面白すぎました。
南部航平も中田薫も泰山の顔が嫌とは…泰山がかわいそうですｗ
今回は、ドラマ『民王』全8話＋続編の感想を紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました！
