今回は、人外との入れ替わりの連載漫画を10作品紹介していきます。
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もくじ
ぷりんのまんま
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍 |
『ぷりんのまんま』 著者:竜山さゆり | 中学生女子が飼い猫と交通事故で入れ替わってしまう。 | 小学館 ちゃおフラワーコミックス 『ぷりんのまんま』 全3話 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
同じ美術部の北斗先輩に片思い中だが、なかなか告白できずにいる中学二年生の佐倉七香。
ある日、七香は飼い猫のぷりん(♀)と一緒に交通事故に遭い、幽体離脱してしまう。
二人はまだ死ぬ予定ではなかったので、天使たちが生き返らせてくれたが、誤って魂を入れ違えてしまっていた。
二日後まで元に戻れないらしく、二人は入れ替わった状態で過ごすことに…
ぷりんになった七香は猫語を喋れて(人語は喋れない)、七香になったぷりんは猫語を理解できる(人語も喋れる)ので、二人の間でのみ意思疎通ができる状態です。
自宅に帰り、七香のフリを完璧にできているぷりんが良かったです。
しかし、やっぱり猫なので、ハンバーグに齧り付いたり、お風呂を嫌がって体中を舐めようとしたり、二階の窓から部屋に入ろうとしたり…w
ぷりんになった七香のご飯はキャットフード(笑)
そして、美術部顧問の梅ヶ谷先生の家で、北斗先輩と一緒に泊まり込みで作品制作をすることになってしまいました。
梅ヶ谷先生の妹・レナが北斗先輩を気に入り、七香(中身はぷりん)を敵視。
猫舌のぷりんに熱いお茶を出したり、ぷりんの苦手なプリンを出したりと嫌がらせを…
途中で、北斗先輩に告白できない七香の代わりに、ぷりん(身体は七香)が代わりに告白してしまい、七香(身体はぷりん)が悲しむところが良かったです。
個人的には、ぷりんの思いを七香が知るという感動シーンがカオスで好きです。
水泳が得意な七香がぷりんの身体で泳げないシーンもあります。
七香とぷりんが喧嘩したときに、七香の身体のぷりんがぷりんの身体の七香を「七香」と呼んだことで、北斗先輩に入れ替わったことがバレてしまいました。
そして元に戻る予定の日、話を聞いていたレナが七香(身体はぷりん)を連れ去り、元に戻れなくなってしまい…
丘の上のバンビーナ
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍 |
『丘の上のバンビーナ』 著者:鈴木有布子 | 小学生の女の子が、仲の良い飼い犬と同じ枕で眠って入れ替わる。 | 新書館 ウィングスコミックス 『丘の上のバンビーナ』 全6話+後日談2話 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
しっかり者の小学二年生・ひな子は、飼い犬のバンビーナ(♀)とは心が通じ合っているかのように仲が良かった。
ある日、貰いものの枕で一緒に眠ったひな子とバンビーナは、目が覚めたら入れ替わっていた。
バンビーナになったひな子は犬語しか喋れないが、テレパシーでひな子になったバンビーナと意思疎通ができるようで、二人は喜んでこの状況を楽しむことに。
二人は、枕で寝ることにより何度も入れ替われるようです。
バンビーナは孤立気味のひな子に代わって学校で友達を作ったり、ひな子の苦手な体育の授業を受けたり、入れ替わりを上手に利用しています。
一方、ひな子になったバンビーナは近所のパトロールへ行き、色々な人にかわいがられたり、発情したオス犬に襲われかけたり…
入れ替わり生活を続けていたある日、バンビーナになったひな子は、不登校気味の六年生・秋津浩樹と仲良くなります。
浩樹はスポーツ万能の優等生だが、進学に関して父親との問題を抱えているようで…
ひな子がバンビーナになっていたときの話をしてしまい、浩樹に入れ替わりがバレるところが良かったです。
後日談は、突然入れ替わることができなくなったひな子とバンビーナの話と、ひな子の弟・秀とバンビーナの孫犬・バンビーノが入れ替わる話です。
Bino!Bino!
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍 |
『Bino!Bino!』 著者:鈴木有布子 | 小学生の男の子が、仲の良い飼い犬と同じ枕で眠って入れ替わる。 | 新書館 ウィングスコミック 『Bino!Bino!』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
↓『丘の上のバンビーナ』の続編ですが、独立した話なのでこれだけ読んでも大丈夫です。
高校生のひな子の小学生の弟・秀は、姉と同様に、一緒に枕で寝ることで飼い犬のバンビーノ(♂)と入れ替わることができた。
入れ替わっている間だけ意思疎通ができるため、二人は楽しくて何度も入れ替わりを繰り返してしまう。
(バンビーノになった秀は犬語しか喋れないが、テレパシーで秀になったバンビーノと意思疎通ができる。)
優しい性格の秀に対して、バンビーノはやんちゃな性格です。
秀の一人称は「僕」でひな子のことを「お姉ちゃん」と呼びますが、秀にバンビーノが入っているときは一人称が「俺」でひな子のことは「ひなちゃん」と呼ぶところが良いです。
入れ替わり生活を続けていた秀とバンビーノ。
その中で、ある女の子を巡って喧嘩してしまった二人は、元に戻れなくなってしまう。
人間でないことを悔しがるバンビーノに対し、犬の生活をそれなりに気に入っている秀は「このまま元に戻らなくても良い」と言い始め…
カバー裏に、男女入れ替わりが二組描かれています。
一組目は、ひな子とその彼氏の秋津浩樹。
二組目は、ひな子と秀の両親である海とあや子。
どちらも入れ替わり的においしいですw
プリティINモバイル
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍 |
『プリティINモバイル』 著者:片山 誠 | 堅物女教師が携帯の人工知能と落雷で入れ替わる。 | Bbmfマガジン GAコミックス 『プリティINモバイル』 第1巻 (全16話で第8話まで収録。第9話以降は未収録。) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
堅物高校教師の枡水フミカは、父親が携帯の人工知能の研究をしていた。
ある日、フミカが父親の実験に協力していたところ、家に雷が落ちてフミカと携帯の人工知能・モバ子が入れ替わってしまう。
モバ子はエロいことに興味津々で、フミカの身体でエッチな行動を繰り返し…
四歳児並の思考能力のモバ子が、女教師のフミカの身体に…無邪気な大人の女性は最高ですね。
フミカになったモバ子は、学校を欠席していたフミカを心配して自宅に来てくれた先生や生徒達の目の前で、エロメールで学習した内容を話してしまいましたw
パンツも丸見えの状態で良かったです。
学校でも、モバ子(身体はフミカ)は大暴れ。
スーツを窮屈に思ったモバ子がフミカの身体でミニスカを履いたり、男子生徒にデッサンモデルを頼まれて服を下まで脱いだり…
フミカの股を広げて股間を観察し、フミカに処女かどうか聞いて、オモチャを使おうとするモバ子がヤバかったですw
また、モバ子はトイレに行けず、フミカの身体でおもらしをしていたようです。
そして、初めてのおつかいに行き、偶然フミカの元彼に会ったモバ子は、元彼にフミカの胸や股間を触らせて…
モバ子(身体はフミカ)がナンパされてホテルに連れ込まれ、ハ○撮りされる直前に元に戻るところも良かったですね。
ダッドのごとく!
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『ダッドのごとく!』 著者:大谷紀子 | 男性がうさぎと落雷で入れ替わる。 | 祥伝社 フィールコミックスFCswing 『ダッドのごとく!』 (全10話) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
弱い存在を見下している宇崎達人は、その態度を娘の穂乃香に嫌われていた。
家出した穂乃香と仲直りしようとうさぎを購入して帰ろうとした途中に雷に打たれ、達人はうさぎと入れ替わってしまう。
達人の身体は意識不明なので、達人(身体はうさぎ)は自分の家で穂乃香に飼われることに…
うさぎになった達人は人語こそ喋れませんが、他の動物とは意思疎通が取れますし、何よりも穂乃香の先輩・千葉が動物と喋れる特殊能力持ちなので絶望感は少ないです(笑)
全体的に、人に頼ることをしない達人が、うさぎになったことで助けられる場面が増え、考えを改める…というストーリーになっています。
うさぎの身体の習性や本能に振り回される達人の場面が特に好きですね。
仰向けになって固まってしまったり、草しか食べられなかったり、穴を掘る動きが止められなかったり、食糞行動に悩まされたり…
達人の離婚した元妻・寄子との関係を取り戻していく件も良かったです。
ずっと意識不明だった達人の身体(中身はうさぎ)は、第8話で登場。
達人(身体はうさぎ)が「一緒に元に戻れる方法を考えよう」と提案し、うさぎ(身体は達人)が「嫌だ」と答えるシーンが黒いですね。
他にも、うさぎ(身体は達人)は「動物が苦手」と言って達人(身体はうさぎ)を遠ざけたり、「人間を見下したかった」と達人(身体はうさぎ)を見下したり、元に戻れなくするために自分の身体(中身は達人)を絞め○そうとしたり、かなり性格がアレですw
達人の元妻・寄子に「交尾したい」と言ったり、娘の穂乃香に抱き着いたりする辺りもおいしかったです。
元に戻れないと困る達人(身体はうさぎ)は、千葉先輩に協力してもらい、うさぎ(身体は達人)に人間社会の厳しさを教えてあげることになりましたが…一瞬で音を上げるうさぎがかわいいw
元に戻った達人は、千葉先輩と同じように動物と喋れる体質になってしまったのでした。
ワン・ダー!
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『ワン・ダー!』 著者:高瀬綾 | 女の子が好きな男の子の飼い犬♀と入れ替わり体質になる。 | 講談社 なかよしコミックス 『朝までいっしょ』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
中学生の羽生ましろは、ある日、クラスメイトの藤間有人の飼い犬・ベス♀と交通事故に遭い、入れ替わってしまう。
ベスになったましろは言葉が通じず、有人の家に帰ることになってしまった。
ましろ(身体はベス)は、ドッグフードを食べさせられそうになったり、有人と一緒にお風呂に入ったり、一緒にベッドで寝たり…
入れ替わったことを伝えようと、ノートに文字を書きますが、有人は霊のしわざだと思って取り合ってもらえませんでしたw
全3話とも、ましろ(身体はベス)はオス犬に襲われかけます(笑)
ベスはオス犬にモテるらしい。
学校では、ましろになったベスが有人に抱き着いて舐め回してしまい…
ましろがベスの身体で得意のバスケのロングシュートを決めるところはシュールでした…
第2話では、第1話最後で一度元に戻ったものの、再びぶつかってましろとベスが入れ替わります。
どうやら、二人はぶつかったら入れ替わる体質になったようです。
ベスになったましろは、再び有人の家へ。
ましろ(身体はベス)は、有人とイチャイチャできる犬の生活が気に入ったようです。
そして、ちょうど有人の彼女ポジションを狙ういとこのゆかりが来ていて、ましろ(身体はベス)は虐められてしまいます。
その仕返しに、ましろ(身体はベス)ははゆかりの足に放尿。
ましろの身体のベスも、いつも虐めてくるゆかりに噛みついて仕返しですw
第3話では、ベスが大好きな有人とイチャイチャするために、ベスの方からましろにぶつかって入れ替わります。
発情期のベスはましろの身体でビキニに着替え、有人にアプローチ。
ベスは結構頭が良いようで、少し人語を話せるようになっています。
さらに、暑がったベス(身体はましろ)は、ビキニを脱いでしまい…
他にも、ベス(身体はましろ)は有人に口移しでバーベキューの肉を食べさせようとしたり、夜のお散歩に誘ったり、「二人の子供を作る」と迫ったり、かなり積極的。
一瞬だけベスと有人が入れ替わり、有人になったベスがましろを襲いかけるシーンもあります。
義経ちゃん剣風帖
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『義経ちゃん剣風帖』 著者:小野寺浩二 | 眼鏡に憑りついた源義経と女子高生が入れ替わる。 | 少年画報社 ヤングキングコミックス 『義経ちゃん剣風帖』 全3巻(全33話) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
女子高生の榊静流は、現代に転生した大陰陽師・鬼一法眼が、人間を使鬼にして悪事を働いている現場に居合わせた。
偶然その近くで、現代の犬に転生した武蔵坊弁慶が、源義経の魂が封印されている刀を引き抜いて、義経を目覚めさせてくれる人物を探していた。
そこで静流がその刀を引き抜いたところ、源義経は静流のメガネに憑りついて、さらに静流と入れ替わってしまう。
メガネに憑りついた義経と静流は、魂魄転身という術を使うことにより入れ替わることができ、二人は入れ替わって使鬼と戦うことに。
第1巻第5話で、初めて入れ替わった(憑依した?)場面が好きです。
普段は、静流がかけているメガネに、憑りついている義経の顔が描かれていますが…
魂魄転身の術で入れ替わると、静流の身体に義経が入り、静流はメガネに入る形になります。
鬼一法眼の娘で、義経の恋人である皆鶴姫も女の子に転生していて、静流の身体の義経を襲います(第2巻第13話)。
皆鶴姫に胸を揉まれた義経(身体は静流)曰く、「女の身体の感じ方は宇宙の神秘」らしいw
変な声を出す義経(身体は静流)がかわいかったです。
第2巻第15~21話では、平知盛と平教経も、それぞれ静流のクラスメイトの和泉茜と浦賀美咲に憑依します。
教経の方はギャップがすごい(笑)二人とも現代生活を満喫していて良いですね。
第2巻第21話では、メガネに憑りついた平清盛と、和泉茜に憑依した平知盛が入れ替わりますが…
ドッグマン旋風
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『ドッグマン旋風』 著者:斉藤博 | 男の子が飼い犬と落雷で入れ替わる。 | 集英社 ●週刊少年ジャンプ 1973年15号・22号・44号 ●別冊少年ジャンプ 1973年10月号 (全4話) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
貧乏で家賃の取り立てにあうような家で暮らすのぼるは、ある日飼い犬のポチと雷に撃たれて入れ替わってしまう。
落雷直後は、のぼる(身体はポチ)もポチ(身体はのぼる)も入れ替わったことに気がつきません。
犬のような動きをするのぼる(中身はポチ)と、人間のような言動をするポチ(中身はのぼる)に、のぼるの父親と姉は大混乱。
やっとのぼる(身体はポチ)がしっぽに違和感を覚え、鏡を見て入れ替わったことに気がつきます。
のぼる(身体はポチ)は、天才犬として売り出して儲けようと考えた大家に連れ去られそうになり…
第1話では、元に戻らず終わります。
のぼる(身体はポチ)とポチ(身体はのぼる)は、入れ替わったことをあまり気にしていない様子…
そして第2話。
元に戻れずに学校の時間になってしまい、のぼる(身体はポチ)は犬の姿では学校へ行けないと死を考えます。
結局、のぼる(身体はポチ)は変装して登校。
犬の身体だと鼻が利き、運動神経も良いようです。
のぼる(身体はポチ)は犬になったことを必死で隠しますが、最後にはバレて大騒ぎに…と思いきや、クラスの人気者になったのでした(笑)
第3話。
犬の姿のまま完全に馴染んでいるのぼる(身体はポチ)は、両親に甘やかされてすっかりわがまま放題な性格に…
母親は、犬になってしまったのぼる(身体はポチ)がかわいそうなようです。
怒った姉がのぼる(身体はポチ)を再教育。犬の手で箸を持つのは無理では…?w
でも、ちゃんと最後にはのぼる(身体はポチ)は箸を持てるようになります(汗)
第4話は、家族にもクラスメイトにも犬扱いされてのぼる(身体はポチ)がかわいそうな話。
のぼる(身体はポチ)は犬の身体なので鼻は利くようですが、抜け毛など困ることが多いようです。
犬の身体の困りごとの描写はかなり多い上に細かいですねw
第2話以降、のぼるになったポチが登場していませんが、どうなったのでしょうか…?
家族にはドッグフードを出され、犬食いしろと言われ、首輪を用意され…人間に拘るのぼる(身体はポチ)は怒ります。
クラスメイトにも、人間じゃなくて犬だと陰口を言われたり、不良をやっつける姿を怖がられたり、犬用出入り口や犬小屋を作られたり、他にも犬のおもちゃを貰うなどなど散々な目に…
単にからかっているキャラと、本当にのぼる(身体はポチ)のことを考えていると思われるキャラがいるのが面白いですね。
教室が熱いと犬の身体ののぼる(身体はポチ)は大変そうです。
人間として扱われたいのぼる(身体はポチ)は、とうとう泣き出してしまいました。
皆はのぼる(身体はポチ)に謝りますが、最後の最後でも犬扱いですw
高嶺から堕ちた花
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『高嶺から堕ちた花』 著者:スルミン | 女子高生が飼い犬と落雷で入れ替わる。 | 全55話(未完) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
遠藤美穂は、成績優秀で元生徒会長の先輩・金村と交際しており、学校中の憧れの的だった。
しかし、美穂は性格がとても悪く、我慢できずに知的障害者の妹・愛美に暴力を振るってしまう。
その数日後、夜中に落雷に遭った美穂は朝起きたら飼い犬の大丸と入れ替わっていた…
美穂(身体は大丸)は、母親の気持ちを聞きますが、この状況では色々と遅いです(汗)
大丸(身体は美穂)は、家から追い出されて一人で学校へ行かなければならなくなりました。
変な歩き方をして階段を降り、美穂の彼氏の金村と登校です。
家に残された美穂(身体は大丸)は、泣いていたら母親に蹴られて非常にかわいそう…
何とか紙に文字を書くシーンがありました。
美穂(身体は大丸)は犬語しか喋れませんが、大丸(身体は美穂)と意思疎通を取ることができます。
「私の身体を返して!」と迫る美穂(身体は大丸)がホラーです。
大丸(身体は美穂)の一人称は「アタシ」で、女の子の人格の様子。健気で可哀想なキャラ…
大丸(身体は美穂)は、手づかみでご飯を食べてしまい、知的障害のある妹の世話で忙しい母親は発狂…かわいそう…
元に戻る手掛かりを掴もうと、雨の日に外に行きますが、大丸(身体は美穂)が大きな犬に怖がってしまい何も得られませんでした。
大丸(身体は美穂)は、最初は四足歩行をするシーンもありますが、二足歩行できるようになりました。
大丸(身体は美穂)の学習能力は高いようで、周りの真似をすることで、何とか?学校生活を送ります。
美穂は美少女なので、微笑めば何とかなるようですw
大丸(身体は美穂)は、隣の席の鈴木まさるを優しいご主人様認定して、抱き着いたり、物を拾ったりと奇行を…
大丸(身体は美穂)が人間の手の便利さに気がつくシーンが好きですね。
美穂(身体は大丸)は大丸(身体は美穂)に箸の使い方を教えます。
美穂(中身は大丸)は、頭がおかしくなってしまったということで、病院に連れて行かれてしまいました。
大丸(身体は美穂)の学校での奇行は他にもあり、とても見ていられません…
大丸(身体は美穂)の世話をする彼氏の金村が優しいです。
しかし、すぐに隣の席のまさるが大丸(身体は美穂)の世話を押し付けられてしまいました。
偶然学校に来た美穂(身体は大丸)が、虐められている大丸(身体は美穂)を見てキレ、いじめっ子に噛みついたら突き飛ばされてしまいます。
今まで美穂(身体は大丸)は元の自分の評判が下がることばかり気にしていましたが、大丸(身体は美穂)はできる限り頑張っていたと認めるようになりました。
この後、第28話で幽体離脱して元に戻れそうになれますが、大丸(身体は美穂)が犬に戻るのを怖がり拒否したため戻れませんでした。
栄養失調で倒れた美穂(身体は大丸)が初めてドッグフードを食べるシーンが、中身が犬になりつつある恐怖心の描写があって良かったです。
大丸(身体は美穂)は、人間の言葉を少し話せるようになり、美穂(身体は大丸)の言葉を無視して学校へ。
大丸(身体は美穂)は美穂よりも学校生活を楽しんでいるようです。
二人とも、精神が身体に馴染んできているようで、大丸(身体は美穂)は嗅覚が鈍くなっていきます。
逆に美穂(身体は大丸)は、臭いを辿ることができるようになります。
人間らしくなりたい大丸(身体は美穂)は、主人である美穂(身体は大丸)の命令を無視して勝手に行動するようになってしまいました。
体育教師に連れて行かれた大丸(身体は美穂)は、罰として襲われそうになります。
第34話で、生きるのが嫌になった美穂(身体は大丸)が、飛び降りようとしたところを入れ替わりに気がついたまさるが助けます。
スマホの文字入力で意思表示するのが良いですね。
美穂(身体は大丸)は、まさるに元に戻る協力をして欲しいとプライドを捨ててお願いします。
まさるは怖気づいて断り、大丸(身体は美穂)は元に戻れないことを少し安心したようですが…
この後は、美穂の離婚して出て行った父親が家に来たり、クラスのいじめを止めた大丸(身体は美穂)が認められるようになったり、元に戻る気がなさそうな大丸(身体は美穂)にまさるが危機感を覚えて協力してくれるようになったりします。
元の自分の名前を呼ばれて嬉しそうにする大丸(身体は美穂)が好き。
第43話で、本格的に大丸(身体は美穂)は元に戻りたくないと自覚します。
大丸(身体は美穂)はクラスメイトから助けられて学校生活を送るようになります。
第46話でも、もう一度元に戻る方法を試しますが、元に戻れず…
「元に戻らなくて良かった」とほくそ笑む大丸(身体は美穂)が真っ黒で好きです。
大丸(身体は美穂)はより一層、人間として自然な振る舞いができるようになっていき、美穂(身体は大丸)に嘘をつくようになります。
元に戻るかどうかわからないまま未完です。
いぬライク
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『いぬライク』 著者:ふくたいさお | 男子高校生が飼い犬と頭をぶつけて入れ替わる。 | 講談社 イブニング 2012年Vol.13から 2016年Vol.22まで不定期連載 (全23話) |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
- 第1話:2012年Vol.13(6/26号)
- 第2話:2012年Vol.13(6/26号)※第1話と同時収録
- 第3話:2012年Vol.19(9/25号)
- 第4話:2013年Vol.3(1/22号)
- 第5話:2013年Vol.6(3/12号)
- 第6話:2013年Vol.7(3/26号)
- 第7話:2013年Vol.8(4/9号)
- 第8話:2013年Vol.9(4/23号)
- 第9話:2013年Vol.10(5/14号)
- 第10話:2013年Vol.11(5/28号)
- 第11話:2013年Vol.15(7/23号)
- 第12話:2013年Vol.23(11/26号)
- 第13話:2014年Vol.5(2/25号)
- 第14話:2014年Vol.7(3/25号)
- 第15話:2014年Vol.23(11/25号)
- 第16話:2015年Vol.2(1/13号)
- 第17話:2015年Vol.6(3/10号)
- 第18話:2015年Vol.21(10/27号)
- 第19話:2015年Vol.23(11/24号)
- 第20話:2016年Vol.3(1/26号)
- 第21話:2016年Vol.5(2/23号)
- 第22話:2016年Vol.22(11/8号)
- 第23話:2016年Vol.22(11/8号)※第22話と同時収録
第1話
不良男子高生のスナオは、朝起きたら飼い犬のペスと入れ替わっていた。
夜中に頭をぶつけたことが原因だと思った二人は、
犬の視覚ネタや、二足歩行ネタがおいしいです。
二人とも相手の身体の記憶を読めるタイプ。
スナオ(身体はペス)は昨日のことを思い出そうとしますが、ペスとしてフリスビーで遊んだ記憶も一緒に思い出してしまいます。
ペス(身体はスナオ)は人間の言葉を喋れて犬語を理解でき、スナオ(身体はペス)は犬語しか喋れないものの人間の言葉は理解できるようです。
人間の手という便利なものを手に入れたペス(身体はスナオ)は、ずっと気になっていた冷蔵庫を開けて生肉を食べたようです。
ペス(身体はスナオ)は、スナオの妹のチカや祖母を舐め回すという奇行を…w
スナオの心の中を覗けたペス(身体はスナオ)は、入れ替わって良かったと思った様子。
第2話
第2話。ペス(身体はスナオ)にはスナオの記憶が残っていたので、スナオとして学校へ行くことに。
勉強も仕事もしたくないスナオ(身体はペス)は、犬として生きてぐうたら過ごす気のようです(笑)
ペス(身体はスナオ)は、ドッグフードを食べて家族に訝しがられ、病院に連れて行かれてしまいました。
スナオ(身体はペス)が幼馴染のかえでのパンチラを見て、匂いを嗅ぎ、舐め回すシーンが最高でした。
ペス(身体はスナオ)とスナオ(身体はペス)のトイレネタもおいしかったです。
第3話
第3話。二人は完全に相手の人生を生きる気で、ペス(身体はスナオ)は「スナオ」、スナオ(身体はペス)は「ペス」として自己紹介しているのがヤバくて好きですね。
ペス(身体はスナオ)は「元犬」、スナオ(身体はペス)は「元飼い主」という認識のようで、ペス(身体はスナオ)はスナオ(身体はペス)のことを「ペスさん」と身体の名前で呼びます。
喜んで学校に登校したペス(身体はスナオ)は、元気に挨拶して愛想を振りまき、犬的な言動を始め、クラス中がザワつきます。
以前のスナオは、愛想のない不良で、理不尽に人を殴るなどしていたようです。
今回も、スナオ(身体はペス)はかえでを舐め回し、かえでは密かに感じてしまったらしい…
第4話
第4話は、スナオ(身体はペス)とペス(身体はスナオ)が妹のチカと一緒に散歩へ行く話。
ペス(身体はスナオ)は人間になったと言っても犬らしさは抜けず、公園で走り出したり、メス犬に抱き着いて発情したり、フリスビーを口でキャッチしたりとおいしいです。
スナオ(身体はペス)の方は、見知らぬ女性を舐め回して役得です。
第5話
第5話は、ペットのメス豚と入れ替わった委員長・大須賀が登場。
以前の大須賀は典型的な厳しい委員長だったようですが、中身がメス豚になってスナオと同様にすっかり性格が変わってしまったようです。
クラスメイトの男子の体臭で発情して「抱いて」と叫ぶメス豚(身体は大須賀)のシーンがヤバかったですw
ペス(身体はスナオ)の人間ボディでは鼻が利かないネタも最高でした。
メス豚(身体は大須賀)が、大須賀(身体はメス豚)が学校での失態を話していないっぽいところにも興奮しました。
第6話
第6話は、ペス(身体はスナオ)とメス豚(身体は大須賀)のチョコレートネタ。
犬と豚にとっては毒であるチョコレートを人間の身体で怖がる二人が最高でした。
逆に、ペス(身体はスナオ)が犬の頃に食べていた道端の草を食べてお腹を壊すところも好き。
チョコレートにハマったメス豚(身体は大須賀)は、チョコレートを食べまくって太ってしまい、大須賀(身体はメス豚)にダイエットを命じられてしまいます。
クラスメイトの「チョコレートを食べすぎると豚になるよ」を真に受けて、太ったことを喜ぶシーンがおいしいですw
全体的に動物の無垢で無邪気な性格がおかしな方向に進んでいて良いですね。
第7話
第7話。学校に通っているものの、相変わらず犬らしさが抜けないペス(身体はスナオ)。
スナオ(身体はペス)は、犬の嗅覚だと色々なことがわかってしまうようです(笑)
かえでは人間っぽいペス(中身はスナオ)のことが気になり始めます。
第8話
第8話。ペス(身体はスナオ)は掃除の時間になると、必ず雑巾を咥えて遊ぶようですw
ペス(身体はスナオ)が犬の図鑑を見るシーンが好きですね。
スナオ(身体はペス)のことを異性として意識し始めたかえでは、体中にバターを塗り、スナオ(身体はペス)にドン引きされてしまうのでした。
第9話
第9話は、ペス(身体はスナオ)が野球の試合に出るネタ。
記憶を読み取るシーンが良いですね。
途中でスナオ(身体はペス)も試合に出ることになっておいしかったです。
第10話
第10話は、スナオ(身体はペス)と刑事を辞めて無職になった父親の話。
ビーグル犬のスナオ(身体はペス)が、父親に猟犬として調教されそうになります。
第11話
第11話は、隣の席のワキガの男子生徒の臭いで発情してしまい苦しむメス豚(身体は大須賀)の話。
大須賀(身体はメス豚)は、気の強い性格なようです。
突然変態なカミングアウトをされる女子生徒が面白いです。
メス豚(身体は大須賀)は本気で悩んでいるようですが…(汗)
泥遊びを始めるメス豚(身体は大須賀)も良かったです。
第12話
第12話は、ペス(身体はスナオ)の勉強ネタ。
スナオ本人が知らない記憶は読めないところが良いですね。
スナオ(身体はペス)は、ペス(身体はスナオ)に勉強させて大学に合格させ、それから元に戻って楽をする計画を思いつきます(笑)
ペス(身体はスナオ)と一緒に勉強することになったかえでが、スナオ(身体はペス)に臭いを嗅がれたくて露出が多い服装を着てくるところがただの変態w
ペス(身体はスナオ)は、人間の文字文化を不思議に思ったり、鉛筆を齧ったり、ジャーキーを食べたがったりとおいしいです。
食べ物で釣る作戦で勉強したペス(身体はスナオ)は、テストで100点を取るのでした。
第13話
第13話は、珍しくあらすじ紹介をスナオ(身体はペス)が担当。
スナオ(身体はペス)は、自分自身のことを「ペス」で「元人間」だと認識していて、ペス(身体はスナオ)のことを「スナオ」で「元飼い犬」と認識していて興奮します。
ペス(身体はスナオ)は、100点を取ったご褒美に貰ったスマホを、お宝として庭に埋めます(笑)
肉球でスマホを操作するスナオ(身体はペス)が良かったです。
スナオ(身体はペス)がペスの身体を「俺の身体」と言っているのにも興奮しました。
第14話
第14話は、入れ替わる前のスナオに虐められていた男子生徒のメガネが、入れ替わり後に初めて登校する話。
メガネは、中身がペスのスナオに仕返しすることを思いつき、ビスケットと引き換えにかえでの体操着を盗んでくるように命令してしまい…
第15話
第15話では、引き続きメガネが活躍し、メス豚(身体は大須賀)が餌食にされます。
メガネは、メス豚(身体は大須賀)に冗談で「パンツを見せてくれたらビスケットをあげる」と言ったら、本当にメス豚(身体は大須賀)はパンツを見せてしまいました(笑)
メス豚(身体は大須賀)は、その後何度もパンツを見せますw
食欲に貪欲なメス豚(身体は大須賀)とペス(身体はスナオ)が最高でした。
第16話
第16話は、ペス(身体はスナオ)が学校へ行っている間に家で過ごすスナオ(身体はペス)の話。
パソコンでネットサーフィンをして過ごしているようですが、キーボードは押しにくいようです。
犬の身体の味覚ネタが珍しくて興奮しました。
ここで、スナオの祖母に入れ替わりがバレます。
祖母は犬語を理解することができ、以前から気がついていたようですが。
実は、祖母は以前は犬だったようです。熱い展開…!
祖母は若い頃に飼い犬と交通事故で入れ替わっており、事故のショックで祖母(身体は飼い犬)は死亡し、飼い犬(身体は祖母)はそのまま何十年も生きてきたらしい…
入れ替わる前の若い祖母の写真を遺影にして、手を合わせている飼い犬(身体は祖母)が熱すぎます。
飼い犬(身体は祖母)は入れ替わったことを誰にも話さず、祖父と結婚して暮らしていたようです。
第17話
第17話。お菓子のためにお金を欲しがるペス(身体はスナオ)の話。
食品工場のバイトは製品を食べてしまい即クビになり、犬の言葉がわかるということでペットショップで働くことになりましたが、犬の言葉を聞いて犬の服を脱がせてしまったため、客を怒らせてしまいました(笑)
結局、ペス(身体はスナオ)は父親から借りたお金でドッグフードを買うのでしたw
第18話
第18話。泥遊びをやめられないメス豚(身体は大須賀)の話。
メス豚(身体は大須賀)は、泥遊びの代わりに、お風呂でソープ遊びを始めます(笑)
どうしても泥遊びがしたいメス豚(身体は大須賀)は、読書部をどろ部に変更して、皆で泥遊びをするのでしたw
第19話
第19話。ペス(身体はスナオ)とスナオ(身体はペス)の嗅覚ネタです。
二人とも、鼻は利くようです。
第20話
第20話は、動物と入れ替わっちゃった人同士でオフ会をする話。
他にも全国で4組くらいいるらしい…
ということで、新たに飼い犬のモモと入れ替わったアイドル・納屋橋野乃花が登場。
野乃花はモモと入れ替わったことで、アイドル業ができなくなってしまいました。
しかし、アイドル生活に嫌気が差していた野乃花(身体はモモ)は、モモ(身体は野乃花)にイメージを壊して自由に生きて欲しいようです。
野乃花(身体はモモ)は犬として全裸で外出し、外で放尿できることに解放感を感じているようで最高です。
スナオ(身体はペス)と野乃花(身体はモモ)の触れ合いもおいしいです。
元犬の祖母が面白くて好きですね。
第21話
第21話は、コンビニでバイトすることになったペス(身体はスナオ)の話。
案の定、食欲を抑えることができずに問題が起きますw
第22話
第22話。ペス(身体はスナオ)が出汁について考える話でした。
第23話
第23話。朝起きたら二人は元に戻っていました。
元に戻ったのに、ペスは学校に行こうとします(笑)
中身がスナオのスナオボディは、今まで回想シーンで登場していましたが、中身がペスのペスボディは初めての登場です。
そして緊張しつつ、久しぶりに学校へ行くスナオ。友達は増えていたようです。
また、テストがあってピンチと思いきや、ペスがスナオだったときに頑張って勉強してくれたおかげで、スナオはスラスラと解くことができました。
オチは、チカとペスの入れ替わり。
スナオはチカ(身体はペス)に「この状況を受け入れろ」と言いますw
オスのペスは、女の子のチカの股間が非常に気になるようで、ガッツリお触り(笑)
最初から最後まで語ることしかないおいしい作品でした。
今回は、人外との入れ替わりの連載漫画を10作品紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました!