今回は、小説の男女入れ替わり(大人向け)を8作品紹介していきます。
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もくじ
幼馴染みの美少女と身体が入れ替わったから浮気エッチしてみた
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『幼馴染みの美少女と身体が入れ替わったから浮気エッチしてみた』 著者:霧野なぐも | 幼馴染の男女が彗星の力で入れ替わる。 | マドンナ社 マドンナメイト文庫 『幼馴染みの美少女と身体が入れ替わったから浮気エッチしてみた』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
男子高生の八木裕斗は、幼馴染の古川さやかと仲が良かったが、付き合うには至っていなかった。
彗星観測の日にさやかに告白しようと決めていた裕斗だが、彗星の光に包まれ、気が付いた時にはさやかと入れ替わっていた。
とりあえず、元に戻る方法を探しながら、お互いのフリをすることになった二人。
↓ピザを一緒に食べるシーンが好きですねw
チーズがたっぷり乗せられたピザは、育ち盛りの男子学生である裕斗の身体では、ふだんなら大円の半分ほどはぺろりと平らげてしまう。
それがさやかの細い身体に合わせた胃袋になると、一ピースをかじり終える頃には苦しくなりだしていた。
逆にさやかは「いつもよりおいしく感じる」なんて言って、ふだんの裕斗と変わらない量を食べていた。
「俺、本当にさやかに……女の子になっちゃったんだ」
この後は、さやかの家に帰った裕斗(身体はさやか)のお風呂イベント。
約20ページの大ボリュームです。
↓罪悪感を覚えつつも、しっかりと全身を観察し、しっかりとオ○ニーまでやり切ります。
おいしすぎて、全部は書ききれません(笑)
この後も、さやかの身体でのオ○ニーにハマった裕斗は、さやかの母親の傍でこっそりオ○ニー…
(さやかの身体で……風呂に入る?裸を……見る?)
ドクン、ドクン……心臓がどんどん高鳴ってくる。
仕方のないことだ、さやかだって俺の身体であれこれしているはず……そうは思うけれど、高揚は止められない。
ずっと好きだった、子供の頃からの幼なじみ。
その裸体を、まさかこんなかたちで……。
「……って、ううん、ダメだって」
(たぶん、このへん……ここをいじりつづけたら、気持ちよくなれるって……)
子供の頃、初めて自慰を覚えたときと同じだ。
己の身になにが起きているかわからないのに、ただ快感を求めて手を動かしつづけてしまう。
(お、女の子も……オナニー覚えるときって、こんな感じなのかな)
そこではっとする。
「さやかも……オナニー……してたのかな」
ある日、さやかの身体で一人で出かけた裕斗は、ナンパされて困っていたところを裕斗の先輩・友朗に助けられます。
友朗は女性関係での悪い噂はあるものの、裕斗の面倒を見てくれる良い先輩だったので、裕斗(身体はさやか)は信頼しきってしまいました。
さやか本人は、友朗先輩のアプローチが不快で、毎回断っていたようですが…
さやかの訴えを気に留めていなかった裕斗は、さやかの身体で身をもって先輩の本性を知ります。
しかし、やはり先輩の本性が信じられない裕斗(身体はさやか)は、とりあえず見極めようと先輩とデート。
↓裕斗(身体はさやか)は嫌がりながらも、友朗に触られて感じてしまいます。
(な、なんか……ヘンな感じ……触られてるとこが、じわ―って……)
男の手の温かさに触れると、そこの皮膚が優しく痺れるような感覚がある。
それは裕斗にとって、初めての心地よさだった。
(女の子って、こんななのかな。男に触られると、なんだかいい気持ちになってくるような……)
そして、あっという間にラ○ホテルに連れ込まれてしまった裕斗(身体はさやか)。
友朗に力でかなうはずがありませんw
大事になって学校や警察、さやかの両親に知られることを恐れた裕斗(身体はさやか)は、仕方なく友朗に従ってラ○ホテルへ…
裕斗(身体はさやか)は、ことごとく選択を間違えていますw
(さやかの処女、守らなきゃ!)という決意も虚しく、あっという間に手○キ・手○ン・ク○ニ・挿入に…
友朗に「裕斗のことが好き?」と聞かれるところがNTR感ありますね。
↓裕斗(身体はさやか)は、嫌だと思う反面、女性として犯されたい欲があったので、流されて友朗を受け入れてしまいます。
さやかの身体は非常に素質があるようで、裕斗は女性慣れしている友朗にすぐに気持ち良くされてしまいます。
触られた場所がすぐに熱くなって、こうされるのは心地いいことだと、感情より先に本能が理解している。
(ダメ、流されそうになってる……)
↓裕斗(身体はさやか)の反応は、かなり女の子っぽいです。友朗はひたすらゲス男。
好きな女の子の身体でいけないことをしているという倒錯的な状況の描写が最高。
挿入時は、とうとう友朗と行為がしたいと言い出すようになってしまいます。
「気分が出てきたねぇ。ほぐれるのが早いよ、すっごいイイ身体だ」
「うくぅ……せ、先輩……」
(お、俺……甘えてる)
自分の口から出た、友朗を呼ぶ声に滲む媚びに驚いてしまう。
同時にさやかのそんな、とろりとした蜜の声を初めて聞いたせいで、さらに興奮が強くなっていく。
(さやかの身体で、友朗先輩とエッチしちゃうんだ。女として……犯されるんだ)
恐ろしかったはずなのに。友朗の邪悪さに傷ついたはずなのに。
(期待しちゃってる……)
↓それからというもの、すっかり友朗に調教されてしまった裕斗(身体はさやか)は、事あるごとに呼び出され、断れずにセ○クスするように…
裕斗はまるで都合のいいペットのようにたびたび呼び出され、男を喜ばせるための奉仕を叩きこまれていった。
さやかの肉体は、まるでスポンジが水を吸い上げるようにそれらの教えを飲み込んでしまった。
「さやかちゃんには素質があるよ」
友朗は邪悪に笑うが、内心裕斗も同意していた。
(さやかって、すごく淫乱だったんだ……)
フ○ラ・シ○クスナ○ン、さらに卑猥な自撮り画像を送るよう強要されたり、オモチャ屋にオモチャを買いに行かされてア○ル調教まで…
さやかの身体が汚されていく様子が堪りません。もちろん中○し描写もあります。
↓特に「さやか」の自撮り画像を見て興奮する裕斗(身体はさやか)に興奮しました。
他に、友朗に命令されてオ○ニー自撮りを撮影したり、友朗とのデート中にプリクラで痴態を無理矢理撮影されたりもあります。
友朗は、両想い直前の「裕斗とさやか」の仲をかき乱すのが面白いようです。鬼畜。
スマホのシャッターボタンを押すと音が鳴る。裕斗が確認のために画面を見ると、そこにはまぎれもない……自分の思い人の姿が写っていた。
「はぁっ……!」
それを見て、さらに裕斗の興奮は強くなっていく。さやかのこんな姿、こうして身体が入れ替わることがなければ見ることはなかっただろう。
もし、たとえ自分とさやかが恋人同士になれたとしても、こんないやらしい姿を撮らせてもらえるかはわからない。本体ないはずの痴態が、清楚なさやかが絶対許さないだろう写真が、今ここにはある。
裕斗(身体はさやか)の知識にはなかった寝バ○クの体位をするシーンも好きですねw
↓裕斗(身体はさやか)はメス堕ち前ギリギリのような状態になり、より一層NTR感が…
「すごく気持ちいいの、あぁっ、私、先輩のこと…」
体と心をぐずぐずに溶かされ、思わず口にしそうになる。
(――ま、待って……今、俺、なんて言おうとして……!)
さやか(身体は裕斗)は時々戻る方法を共有するために登場しますが、基本的には幼馴染の裕斗(身体はさやか)を信頼しきっていて、友朗に汚されていることは全く知りません。
裕斗(身体はさやか)がア○ルにオモチャを挿入中に、さやか(身体は裕斗)が家を訪ねてくるシーンにはドキドキしました。
この後は、友朗の女友達の香苗と3Pセ○クス。友朗の前でレ○プレイもあります。
裕斗(身体はさやか)の初めての女性経験がさやかの身体でレ○プレイなのが興奮しますねw
友朗は相変わらずゲス男で、さやかの身体は相変わらず感度が異常です。
そして別の日。相変わらずガードが緩すぎる裕斗(身体はさやか)は、うっかり友朗をさやかの家に呼び入れてしまいます。
↓すっかり調教されきった裕斗(身体はさやか)は、恥ずかしい言葉を言うのにも抵抗がないようです。
「先輩と、ふたりきりでエッチできて……嬉しいです」
「フフ、いいなぁ。もっとエロく言ってよ」
「……先輩と、ふたりで、お、おま×こできて……嬉しいです」
しかし、そこに運悪くさやか(身体は裕斗)がやってきてしまいました。
↓裕斗(身体はさやか)と友朗が一緒にいる場面を見て色々と察したさやか(身体は裕斗)は大激怒。
元の自分の身体相手に一切の容赦をしないさやか(身体は裕斗)が最高w
怒りのあまりにさやかが裕斗の尻を叩いたのだとわかったのは、もう一度同じことをされてからだった。
「や、やめて!さやか、これは、さやかの身体だから……」
「私の身体だもん。私が好きにする!」
「いや――あっ!痛いっ!」
裕斗(身体はさやか)はそのままさやか(身体は裕斗)に襲われてセ○クスされてしまいました。
さやか(身体は裕斗)は、こんな状況でも開発されきって濡れてくる元の自分の身体(中身は裕斗)に再度激怒。
さやか(身体は裕斗)側の性的描写は少ないですが、所々のセリフがおいしかったです。
そして、裕斗(身体はさやか)がさやか本人が内心嫌がっていたさやかのドスケベボディを受け入れ、さやか(身体は裕斗)と相思相愛に。
ラブラブ入れ替わりセ○クスが、さやか(身体は裕斗)が元の自分の身体(中身は裕斗)の良いポイントを攻めていて良かったですね。
最後は元に戻ります。
生徒会長と体が入れ替わった俺はいろいろ諦めました
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『生徒会長と体が入れ替わった俺はいろいろ諦めました』 著者:愛内なの | カップルが呪いで入れ替わり体質になる。 | パラダイム ぷちぱら文庫Creative 『生徒会長と体が入れ替わった俺はいろいろ諦めました』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
ドジっ娘な生徒会長の霜月愛佳と、幼馴染で副会長の達川辰人は、カップルになったばかり。
学園で噂が立っている「なの子像」の前でイチャついたところ、呪いを受けて入れ替わり体質にされてしまった。
好きな人の身体に興味津々の二人は、欲情を抑えきれずにエッチなことをしてしまう。
二人は初体験の翌朝に入れ替わります。
↓愛佳の身体で目覚めた辰人(身体は愛佳)のリアクションがおいしいです。
いつもならいきり立っているはずのペニスの感覚がないのだ。もともと勃起しやすい体質であるため朝はよく硬くなってしまっているのだ。あのムラムラという感じを我慢しながら朝の準備をするというのは、ちょっと苦行的な要素がある。
だが。
(ない……!ちんこの感覚が全くない……っ!)
急いで股のあたりに手を伸ばす。
すると。
「なんだ、コレ……!?」
感覚どころかペニスの欠片もなくなっていた。下腹部の辺りからストンと股の下へ滑らかな曲線を描いている。
「は!?はぁぁぁ!?」
股間に視線を送った時、目の前に障害物が飛び込んできた。
それも白く淫靡なものが。
巨乳。
ぷるんと震える豊満なバストが自分の目の前にある。そう、目の前に。
男の体としてはありえない。おっぱいの膨らみ。パジャマの隙間から谷間まで、ばっちり見えてしまっている。
二人は電話で連絡を取ります。
携帯電話の表示名が元の自分の名前だとか、聞こえてくる声が元の自分の声だとかの描写があるのがポイントが高いです。
愛佳(身体は辰人)はトイレに困っているようで、辰人の母親に手伝ってもらうと言う天然さに辰人(身体は愛佳)は振り回されます(笑)
↓愛佳(身体は辰人)のトイレイベントからのオ○ニーは約8ページ。
好奇心から弄ってしまい、絶頂までいきます。賢者タイムまであって最高でした。
朝起きて、辰人の体になっていたことには驚いたが、それよりも勃起したおちんちんをどうしたらいいのかわからないという気持ちの方が強かった。今すぐにでもズボンを突き破ってしまいそうだし、そのくせムラムラする感じは大きくなるし……。
(えっと、確か辰人くんが言うにはおちんちんを握って……)
言われたとおり、へにゃんとしたペニスを指で支えてみる。
(あ、これならいけるかも♥)
こうやってペニスを押さえることで出す方向を固定することができれば、便器の中から漏らさないで済むかもしれない。
それにしても。
(勃起してないおちんちんって可愛いなー……♥)
彼女が今までに見た肉某は勃起している場合がほとんどだ。
そもそもペニスを初めて見たのが昨夜の初体験で、あの時だってまともにみることはしなかった。
そう考えると、今まで自分の体についていなかったペニスが目の前にあるというのもすごく不思議な体験である。勃起していないペニスは独特の弾力があって、自ら指で揉んでいくと変な気分になってくる。
「あ、ああ……。ああ……♥」
辰人の体をいじりながら、辰人の声で、いやらしい喘ぎが漏れてしまった。
そう考えると妙にいやらしい気持ちが膨らんでいく。
(んん……なんだかエッチな気持ちに……。それに男の人ってちょっと触るだけで)
ペニスが硬くなっていく。
根もとの方から徐々に高度が増してきて、どんどん天へ天へと伸びていった。
(え……ええっ!おちんちんが……おちんちんが……勃起しちゃいましたっ)
まるで起きた時のように肉棒がギンギンにいきり立っていく。
(す、すごい……。さっきまでフニャフニャだったのに、もう硬くなってる……)
男性の神秘にちょっと驚く愛佳。
そのままペニスを掴んで、上下にしごいていく。いやらしい気持ちが大きくなっているから自然と手が動いてしまったのだ。
「はぁ……はぁ……んんっ!んぅ……何、コレぇ……。女の子の体と違う快感♥」
(中略)
「ああ……もう、出る!出る……っ!私、自分の好きな人の体に入ってオナニーしてる!男の体でイキそうになってるのぉぉぉ!」
↓辰人(身体は愛佳)の方も、オ○ニーが約14ページ。
罪悪感を持ちつつ触り始め、止まらなくなってセルフ乳首舐めまでしてしまいます。
ちゃんと下も弄って絶頂まで有りです。最高。
とりあえず落ち着いて愛佳の体の中にいることを気にかけると、どうしても不埒なことばかり想像してしまう。
(いけないとはわかっているんだ。俺の好きな人だし……そういうことはしちゃいけないって)
でも、意識が向かっていく。
特に。
(このおっぱい……!)
あくまでも心は男の辰人であるため、胸のあたりが急に重たくなったような感覚は変に気になってしまうのだ。しかもただでさえ巨乳であるため、無意識のうちに胸の重さに体が引っ張られていくような感じがする。
(それにしても愛佳の胸ってやっぱりでかいよなぁ。昨日だってしゃぶったり揉んだりしたけど部屋も暗かったから、しっかりと見るような機会はなかったし……)
ベッドの上であぐらをかいている辰人であるが、胸に興味を持つとどうしても触りたいという衝動にかられてしまう。
(いいよな、少しくらい……。彼氏なんだし……)
でも勝手に触るのは気が引けるという気持ちもある。
(いや、ちょっとだ!ほんの少しだけ触っておしまいにしよう!)
そう心の中で決意した辰人は、服の上からゆっくりと指先を触れてみる。
「ハァンン!」
まるで電気が走ったような快感が体の中を駆け巡っていった。指先をちょっと触れただけにもかかわらず、声が漏れてしまうほどの快楽だ。
(中略)
(す、すげえ……女の子の体ってこんなにエロいんだ……。ちょっと触れただけですぐに乳首が勃起して……っ!ダメだ、手が止まらない)
「はぅんんん!」
(ダ、ダメだ……。完全にスイッチが入っちまってる。このままだと何をしても気持ちいいだけだ……っ!)
それに僅かであるがアソコが湿っているような気がしてきた。ショーツに汁が染みこんで、ねっとりした感触がするのだ。愛液が漏れ始めているのがわかる。
(このままだと頭がおかしくなりそうだ……っ!一回くらい抜かないと生活に支障が出るレベル……ッ!)
なんて言い訳を内心で呟いているが、愛佳の体をめちゃくちゃにしたいという欲求が膨れ上がっているだけだった。辰人は何か吹っ切れたように乳肉を鷲掴みにした。
「はぁ……はぁ……。このおっぱいを自由にできる……。はぁ……はぁ……。愛佳ぁ……愛佳ぁ……!」
愛佳のぷっくりとした唇の間に硬くなった肉実が挟まったのだ。
同時に駆け巡る快感。
これまでに感じたことのない悦楽が辰人を刺激した。
「んんぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
乳首を咥えているためくぐもった声を発してしまったが、かえってよかったとさえ思っている。こんな朝っぱらから大絶叫の喘ぎを響かせてしまう可能性だってあるわけだから。
(俺、乳首を舐めてる。自分の乳首を自分の舌で……!)
男の体なら絶対に不可能な行為をしてしまっている。しかもアホになるくらい気持ちいいのだ。
(中略)
ちょうど向かい側に姿見鏡があるため、自らの痴態を確かめることが容易であった。
(なんだよ、これ。めちゃくちゃエロいじゃねえか…・・)
顔を真っ赤に染めながら、トロンとした目つきで恍惚の表情を浮かべている。
その後、信頼できる相手がまさか自慰行為をしているとは思っていない二人は、うっかり口を滑らせてオ○ニーしたとバレてしまいます。
愛佳(身体は辰人)は、セルフ乳首舐めも中イキもしたことがなかったらしい…w
↓しかし、愛佳(身体は辰人)は怒るどころかエッチな会話で興奮してしまい、収めるために再びその場でオ○ニーするのでした。
「じゃ、私これからオナニーするからね?いい?」
『いいよ。つーか、俺に確認取らないでくれ、恥ずかしい』
「そ、そっか。そうだよね、じゃあ……するから」
『お、おう。それよりもオカズは大丈夫か?』
「オカズ?」
『そうだ。意味はわかるだろ?俺の部屋にはエロ本がないから大丈夫かなって』
「う、うーん。そういうのはよくわからないから」
『なんなら俺がお前の声で喘いで』
「そんなことしたくないよっ。どうして自分の声を聞きながらオナニーしないといけないの!」
真面目な二人は入れ替わった状態でも登校(笑)
↓辰人(身体は愛佳)のスカートネタや、二人の歩行速度の違いネタが良いですね。
様子のおかしい生徒会長と副会長に、周囲の生徒は訝しがります。
気になることといえば。
(……スカートだよ)
女子の制服というのに着替えるまでかなり時間がかかったし、なんとか着てみたら股の下がすぅすぅして気持ち悪いのだ。
辰人ボディは勃○しやすい体質らしく、愛佳(身体は辰人)はすぐに興奮して大変なことになります。
↓色々とアドバイスする辰人(身体は愛佳)が最高ですね。愛佳(身体は辰人)の天然な性格も面白いです。
愛佳(身体は辰人)は何度もトイレの個室に入ってしまい、辰人は噂されてしまいました。
「男とは簡単に勃起する生き物なんだ!」
愛佳の体をした辰人が拳を作りながら熱く叫ぶ。
「そもそも男は常にエロいことを考えている。特に思春期真っ盛りの高校生なんてまさにそうだろう。だが、エロいことを考えると勃起する。勃起すると股間が膨らんで恥ずかしい。だから勃起しないように我慢するんだ。常にエロいことを考えているような男が、だ。それはとても辛いことなんだ。わかるか?」
「わかるよ……!私も男だから!」
「よし、それでこそ男だ!だから勃起しそうになってもなんとか耐えるんだぞ。もし勃ってきたらポケットの中に手を突っ込んで勃起を隠すんだ」
放課後、辰人(身体は愛佳)は生徒会長の愛佳の代わりに生徒会へ出席。
愛佳本人よりもテキパキと司会をしてしまいます(笑)
↓愛佳(身体は辰人)は無防備な辰人(身体は愛佳)を見ていたら興奮してしまい、思わず胸を揉んで…
いくら女の子の体になっても中身は男であるため、人目のないところでは自然と気の抜けたポーズになってしまうらしい。足を開いてミニスカートの裾がいい感じにめくれそうになっている。
(それに私は今、男の子なんだからちょっとは警戒してよぅ)
女子の時には気がつかなかったが、男になると意識しなくても女の子の方に目がいってしまうのだ。自分が見られている時は不快感を覚えることがあったが、これはどうしようもない現象なのだと男の体になって理解できた。
それに。
(辰人くんの体、不便だからすぐにおちんちんが大きくなるのぉ~!)
まだふとももしか見ていないのにズボンがモリモリと持ち上がっていく。ちょっと巨大化するだけで布にペニスの先が擦れてしまうため、すぐに完全な硬さを保つようになってしまうのだ。
こうなると頭の方もムラムラしてしまう。
(はぁ……はぁ……どうしよう。精子出したい……っ。トイレに駆け込みたい……。だけど)
(う、うぅ~。男の子になって思いましたけど、もしかして私の体って結構エッチだったりする?自分で思うほど胸だって小さくないし、隙がありそうに見えるし……。ていうか、すごくおっぱいを揉みたい……ッ!)
男になっているため、その衝動も男と同じになっているのだ。
(じ、自分のおっぱいなんだから触ってもいいよね?ちょっとくらい……ちょっとくらい……)
恐る恐る自分の豊乳へと手を伸ばしていく。すっと腕を前にやって少しずつ少しずつ近づけ、そして……。
――もにゅ♥
(中略)
「ちょ、お前……。な、何してんだよ……」
艶めかしい声を上げるのは辰人だ。彼からしてみれば、いきなり胸を揉まれたという状況。それは混乱して当然である。
「だってぇ、触りたくなっちゃったんだもん。自分のものなんだからいいじゃん!」
「この体は……んん、お前のものかもしれないけど、今は俺が入ってるんだぞ?ちょっと考えてくれ。まだ女の子の感覚に慣れていないんだから」
「そうだけど……おっぱい気持ちいいんだもん……っ!」
「お前、自分のだってわかってるのか!?」
↓愛佳(身体は辰人)の方から辰人(身体は愛佳)を強引に押し倒してセ○クスです。約10ページあります。
暴走するド変態な愛佳(身体は辰人)と、振り回される辰人(身体は愛佳)の組み合わせが最高です。
愛佳は男の欲望の強さというものを大きく感じていた。つい先日、男になったばかりの少女には理性と本能のせめぎ合いを抑えられるわけがなかった。しかも幸か不幸か、力のある存在。女の子の体を無理やり押し倒すなんて簡単なことだった。
「辰人くん!」
「う、うわっ!やめろ、愛佳!押さないでくれ!」
「あ、あああっ!あ、愛佳あぁああぁぁ!来てるぅ!ちんこ来てるぅ!」
「これだけ濡れてるんだから痛くないでしょ!私、どんどん奥を攻めるからね」
「ちょ、いきなりはぁ!いきなり……まだ――ほぉ!」
ゴン、と一瞬のうちに膣の深いところまで突き刺していく。
「あ、はぁぁぁぁあぁぁあ……おまんこの中に入れちゃったァ……。私、女の子なのにおちんちんを入れてるよぉぉぉ」
「だから、んぁ!やめろって、そんな激しく……んぅぅ!」
(中略)
仰け反るようなポーズで快感を感じながら、声を漏らさないように必死に唇を噛み締める辰人が可愛くて仕方なかった。
(ああ、ああああ♥辰人くんの姿がエッチだよぅ。頬が真っ赤に染まって、髪の毛を乱しながら悶えているのがスケベなの♥もっともっと辰人くんのこと感じさせたい……♥)
「はぁ……はぁ……。辰人くん、こんな気持ちいいことをこの前経験したんだね……」
「それは……お前の方だろ……!なんだよ、女の子の体……!」
「あ、ああ……。本当に男の人ってエッチなことしか考えてないんだ……。そうだよね、もう腰を振ることしか思考できなかったもん」
「お前はちょっと異常だよ……。なんか野獣みたいになっていたぞ……」
(う、うお……。何度も何度も愛佳に中出しされてる……っ。これ、マジでクセになりそうだな……)
騎乗位の体勢であるため、辰人は愛佳の上に乗って腰を振っていた。自分でも恥ずかしくなるくらい上下に尻を動かして多くの絶頂に身を委ねている。
(中略)
(それにしても女の子の体ってすげえな。まんこの入り口から奥のところまで通り道が全部性感帯になっているんだもん。しかもちんこの形や血管の脈打つ感じまで伝わってくるんだからなぁ。愛佳がバカになったみたいにセックスに溺れるように、俺もこのままだと戻ることを放棄してしまいそうだよ……)
二人とも一回では飽き足らず、帰宅してから第二回戦w
全体的に行為シーンの喘ぎ声や効果音に勢いがあって面白いです。
翌朝、元に戻っていた辰人は喜んで身体を確認。
愛佳が辰人の身体で色々と変な言動をしていたせいで、辰人は誤魔化すのが大変だったようです。
愛佳(身体は辰人)はズボンを全てずり下げなければ立ちションができなかったらしい…w
↓入れ替わっていた時の感情が抜けない二人は、元に戻ってからもセ○クス(フ○ラ有り)。
愛佳は、辰人の身体で知った辰人の身体の感じやすいところを攻めます。
「辰人くんの体に入ってから、私すごくエッチな子になっちゃったのかもしれないの」
「は?どういうことだ」
「よくわからないけど、男の子って女の子よりも性欲が強いでしょ?その感覚がまだ残っているっていうか……。辰人くんになっている時におちんちんを観察していたらすっかり欲しくなっちゃって……」
(中略)
「辰人くんだって私の体になっている時、自分のおちんちんがエッチだなって思ったでしょ?」
「ま、まあな……」
さすがに自分の性器を見て興奮するなんて認めたくないことではあるが、愛佳の体に入っていた時はそういった感想を抱いたのは事実だった。
そして、事後にまた二人は入れ替わっていました。
お互いの思いが通じ合うセ○クスをすると入れ替わる体質のようです。
↓ということで、二人はまた入れ替わった状態でセ○クス。約22ページあります。
入れ替わりらしい倒錯感を煽るような表現が多くてかなりおいしいです。
辰人(身体は愛佳)はおねだりを強要されたり、じらされたり…
彼女のペニスはすでに勃起し、股間がパンパンに膨らんでいた。
愛佳はハーフパンツを膝の辺りまで下げてしまっている。
「見て、辰人くん。辰人くんのおちんちんがこんなに大きくなってるよ♥」
「俺に俺のちんこを見せないでくれ……」
「呆れているわりには辰人くんのおまんこもヌレヌレだよね?」
「ちょ……おまっ、そんなことを言うと……」
また蜜が溢れてしまう。
男の体も勃起するとすぐにわかってしまうので不便であるが、一度スイッチの入った女の子もなかなか手をつけられるようなものではない。
愛佳は自分の膣を見ながらペニスを上下にしごいている。
(はぁ……はぁ……。愛佳の奴、俺の体で何をしてるんだよ……。でも……でも……!)
恥ずかしくて口に出すことはできないが、自分の屹立したペニスを見て興奮してしまっている。
(く、くそ……!ちんこってあんなにエロいものだったのかよ!男なのに、俺……入れて欲しいって思ってる)
(中略)
「黙ってたってわかるんだから。私の体だよ……?ムラムラして大変なんでしょ?」
「う、うるせー」
こういった時は妙に勘が鋭いから困ったもんだ。ずっと天然のままでいいのに。
「じゃあさ、辰人くん」
「な、なんだよ……?」
「おねだりしてみて♥」
「――ッ!?」
↓愛佳(身体は辰人)は我慢できずに自慰で絶頂してしまい、我慢できなくなった辰人(身体は愛佳)はフ○ラして勃○させます。
再び興奮した愛佳(身体は辰人)は、辰人(身体は愛佳)にイ○マチオで絶頂w
相変わらず愛佳(身体は辰人)の喘ぎ声に勢いがあって面白いです。
(舐めてる……ッ!俺、男なのに……ちんこを舐めてる!しかも自分のものを!)
内心ではイヤがっているというのに体は素直に反応してしまった。
割れ目から洪水のように愛液が漏れだしてきたのだ。
(や、やべえ……。ちんこエロい……っ!ちんこしゃぶっているだけで、どんどんムラムラが強くなっていくんだ)
↓挿入は騎○位でした。
辰人(身体は愛佳)と愛佳(身体は辰人)の視点が交互に書かれているので、主観的な描写も客観的な描写も両方楽しめます。
「すごいよ。辰人くんのおまんこがキュウキュウ締まってるぅ♥私の精液を絞り出そうとしているみたい!」
「そ、そんなつもりは……」
「嘘だよ。だってビクビクしてるよ?おまんこの中が痙攣してるんだよ?」
「それはお前の体が感じやすいからだろ!お、俺の意思なんて……関係ない!」
「ううん!辰人くんがドスケベだからおちんちんを求めているんだよ♥」
「スケベなのはお前だろうが、こんなにちんこを勃起させて!すっかり男の体に夢中じゃねえか!」
「ちんちん気持ちいいんだもん!射精する瞬間の解放感とかたまらないのォ!おぉぉぉぉぉ!」
その後もセ○クスした翌朝に入れ替わる生活が続きます。
二人は不審な態度から周囲の評判が落ちてしまいますが、恋人同士助け合って何とかやっていきます。
絆が強くなった二人が「なの子像」にお礼を告げた日から入れ替わりは起きなくなってハッピーエンドでした。
秘密 -ときめき夏休み-
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『秘密 -ときめき夏休み-』 著者:草凪優 | 幼馴染の大学生男女が助けた猫の力で入れ替わる。 | 竹書房 ラブロマン文庫 『秘密 -ときめき夏休み-』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
皆川亮太郎は憧れていた東京の大学に進学したものの、都会に馴染めずに田舎へ帰省してきた。
再会した幼馴染の木村郁美と一緒に猫を助けたところ、飼い主の占い師に願い事を叶えてくれると言われ、郁美が「男の子になりたい」と願った翌朝、二人は入れ替わっていた。
↓郁美の部屋で目覚めた亮太郎(身体は郁美)の描写がおいしいですね。
翌朝、眼が覚めると亮太郎は郁美になっていた。
そこは見覚えがあるが自分の部屋ではなく、横たわっているベッドも自分のものではなかった。枕の匂いが違った。女の匂いがした。甘酸っぱい独特の匂いが鼻腔をくすぐり、くしゃみとともに跳ね起きた。
ベッドの上に伸びた脚は花柄のパジャマに包まれ、頭に手をやるとふっさりと長い髪が指にからんだ。女にしてみればショートカットの長さだが、男の亮太郎にはそれでも長く感じる。
亮太郎と郁美の自宅は隣同士で、お互いの部屋も窓から行き来できるようです。
↓郁美(身体は亮太郎)は男勝りな性格のようですが、亮太郎の身体だと完全に女言葉のオカマで、亮太郎(身体は郁美)は引きます。
「いやああああああーっ!」
隣の家から悲鳴が聞こえてきた。聞き覚えのある声だ。あわてて窓を開け、隣の家の窓も開けた。
Tシャツにブリーフ姿の自分が鏡を見て悲鳴をあげていた。
いまにも砕けそうな腰を内股になった脚で支え、ムンクの「叫び」のように両手を双頬にあてた眼の前の男は、悲しくなるほど滑稽だった。完全にオカマだ。問題はそのオカマが、自分の姿をしているということだ。
「亮太郎」には法事の予定があったので、郁美(身体は亮太郎)は出席するためにその場を離脱。
↓亮太郎(身体は郁美)は入れ替わったのは郁美(身体は亮太郎)のせいだと責めて、一日入れ替わった状態で過ごすことになりました(笑)
まだぐずぐず言うので、亮太郎は声を荒げた。
「元はと言えば、おまえが男の子になりたいなんて言うからこんなことになったんだろ。いいじゃないか少しくらい。楽しめよ、男になった状況を」
「……わかったわよ。そんなに怒らないでよ」
↓うまく一人きりになった亮太郎(身体は郁美)は、喜んで郁美の身体を探索。
入れ替わったのは郁美のせいなので、亮太郎(身体は郁美)は遠慮なく郁美の身体を調べます。
無理やり行かせたのは、別の理由があった。
女の子になったこの状況を、少し楽しみたくなったのだ。
郁美のように、なにか願い事はあるかと訊ねられ、「女の子になりたい」と口にしてしまうほどの強力な願望があったわけではない。しかし、なってしまえば、それを楽しまなければ損だという気持ちが沸きあがってきた。郁美の前では困った顔で腕組みしながらも、内心では女の子になってしまった状況に胸がどきどきするほど興奮していたのだった。
(せいぜい言ってろ。自分の躰がこれからどうなるかも知らずにな……)
悪魔的な気分が、身の底からむらむらとこみあげてくる。
(中略)
(恨むなよ……恨むならおかしな願い事をした自分を恨め……)
姿見の前に立った、上目遣いで郁美の顔を見た。
↓亮太郎(身体は郁美)の胸揉みからの濡れてしまうシーン。おいしいです。
胸がふっくらとふくらんでいる。
まるでパジャマの下に甘い果実でも隠しているような、男にはありえないふくらみがある。
両手ですくった。
ぷにっとした柔らかな肉の感触が手のひらにあり、眩暈がするほどの興奮が襲いかかってくる。
パジャマの薄い布の下に、いきなり乳房があるようだった。そうか、女は寝るときブラジャーはしないのか、などとおかしなことに感心しつつ、指を動かした。ふくらみの肉は柔らかいが、同時にゴム鞠のような弾力がある。強く揉みしだくと、甘い刺激が胸の芯まで届き、腰が砕けそうになった。
いや、汗ではないもので濡れている部分が一箇所あった。
股間である。パンティの内側がぬるぬるに濡れているのがはっきりとわかる。
おかしな感覚だった。
↓亮太郎(身体は郁美)のお風呂イベント。
郁美の濃い陰毛を見たり、臭い愛液を嗅いだりと最高です。
上着を脱ぎ、ズボンを脱ぐと、股間にぴっちりと食いこんだパンティが視線に飛びこんできた。
白いパンティだった。飾り気のないスポーティなデザインだが、亮太郎にはひどく小さく見えて心許ない。そのうえ、男のときには股間にあったイチモツがないから、やけに食いこんでくるように感じられる。
さらにさげると、クロッチ部分を躰から離すとき、かさぶたを剝がすような軽い刺激を感じた。女の部分から漏れた粘液のせいで、そんな感触がしたらしい。首を折り曲げてクロッチをのぞきこむと、二枚布になった内側に山吹色のシミができていた。
不思議と不潔な感じはしなかった。
パンティを脚から抜くと、元から小さかったそれはますます小さく丸まった。クロッチの部分をめくり返し、山吹色のシミに鼻を近づけ匂いを嗅いだ。
「むむっ……うっ……」
ほんの気まぐれでやったことだったのに、脳味噌が芯から痺れるようなすさまじい刺激臭が鼻腔に襲いかかってきた。
熟成しすぎたチーズのようなというか、賞味期限がとっくに切れたヨーグルトみたいというか、そんな痛烈な発酵臭と、むっとする獣じみた匂いがミックスされ、顔をしかめてしまう。
妖しい匂いだった。
嗅ぐのをやめることができない。
↓お風呂では、郁美の身体を洗い、さらに手鏡で股間をがっつりと観察。
風呂椅子が置かれていたが、なんとなく避けて立て膝でしゃがんだ。椅子の表面に女性器がぺったり密着してしまいそうな気がしたのだ。
男でいるときと同じように洗っているのに、触り心地が全然違う。女の素肌はどこまでもきめ細かく、どこもかしこもうっとりするような丸みを帯びている。
女のいちばん大事な部分がどうなっているのか――どんな形をして、どんな色艶をしているのか、まずはこの眼で確かめたい。立ちあがり、手鏡を左右の足で挟んだ。
(ゆ、許せ、郁美……)
胸底で詫びつつ、手鏡に向かって腰を落としていく。濡れた髪をかきあげ、和式トイレにしゃがみこむ要領で両脚を開く。
バスルームに籠もった湯気のせいで、鏡が曇った。
あわててシャワーでお湯をかけ、角度を調整してのぞきこむ。
(う、うおおおっ!)
↓シャワーオ○ニーもありました。
濡れているのだ。女体が指の刺激を受けて興奮しているのだ。
(や、やった……)
亮太郎は目頭が熱くなった。十九歳の童貞少年として、曲がりなりにも女の躰を感じさせ、濡らすことができた悦びは大きかった。幼なじみの女と魂が入れ替わってしまったのだから、曲がりすぎだという気がしないでもないが、とにかく女体を濡れさせたうえ、自分も気持ちがいいのだから、これ以上興奮を誘うシチュエーションもまたとないだろう。
シャワーでお湯を出し、股間にあてた。
(中略)
「ああっ……あああっ……」
背筋がびくん、びくん、と跳ねあがった。性感がまだ充分に開発されていないであろう郁美の女性器は、指の直接的な刺激よりもぬるいお湯のほうが感じた。湯を浴びながら、薄桃色の粘膜がひくひくとざわめいていることがはっきりとわかった。
↓「郁美」には高校の後輩にテニスコーチをする予定だったので、亮太郎(身体は郁美)は運動が苦手にも関わらず、女子更衣室を覗きたいというスケベ心から休まずに出席します。
せっかくだからと、スカートを穿く亮太郎(身体は郁美)が最高です。
ただし、今日は学生服の男子ではなかった。せっかく女の躰に乗り移ったのだからと、調子に乗ってワンピースなど着てきたのがいけなかった。
海から吹いてくる潮風にいまにもスカートがまくりあげられそうで、気が気ではない。生暖かく湿った風がスカートのなかまで入りこんできて、パンティの底を軽やかに撫でていく。女というものは、いつもこんな心許ない格好で外を歩いているものなのか。
しかし、亮太郎はあえて学校に来るほうを選んだ。
理由は簡単、女子更衣室の光景を拝むためだ。
郁美の容姿をしていれば、なんの問題もなく女子更衣室に入ることができる。後輩たちが制服を脱ぎ捨ててトレーニングウエアに着替える様子を、つぶさに眺めることができる。
亮太郎(身体は郁美)は、女子更衣室で女子高生が着替える様子をじっくりと見て堪能します。
↓郁美は普段から後輩の胸を揉んでからかっていたようで、大人しく着替える姿を訝しがられた亮太郎(身体は郁美)は郁美になりきって後輩の胸を揉みしだきます(笑)
亮太郎は気まずげにうなずき、服を脱ぎはじめた。ワンピースなので、セーラー服よりずっと簡単に脱げる。背中のホックをはずし、ファスナーをさげ、脚から抜けばもう下着姿だ。
(な、なんか恥ずかしいな……)
自分の躰でないとはいえ、なんだか妙に気恥ずかしく、そそくさとポロシャツを着け、スパッツを穿いた。アンダースコートを着けながら、後輩たちの様子をうかがうと、全員動きをとめて不思議そうな視線をこちらに向けてきた。
「ど、どうかした?」
「い、いえ、その……」
後輩たちは顔を見合わせ、
「先輩、今日はお腹でもこわしてるんですか?」
「ど、どうして?」
「だって……」
後輩たちはもう一度顔を見合わせ、
「先輩がそんなに静かに着替えてるなんて、珍しいというか……」
「し、静か?そうかな……」
「そうですよ!」
後輩たちは声を揃えた。
「いつもなら先輩、こんなことして……」
とひとりが別の後輩の胸を後ろから両手で鷲づかみし、もみもみと揉みしだいた。着替えの途中なので、直接ブラジャーの上からである。
「おうおう、いい乳してるじゃないか。さてはおぬし、男ができたな?なーんて、こんなことばっかりしてくるじゃないですか」
亮太郎は、もう一度ピンクのブラジャーから順番に揉みしだいていった。似たようなサイズに見えても、ピンクのふくらみは柔らかく、ブルーには弾力があり、ミントグリーンには量感があった。こんなふうに三人の乳房の違いを味わいながら順番に揉みしだくことなど、男でいたままなら一生叶わなかったに違いない。
↓運動が苦手な亮太郎(身体は郁美)は、スポーツ好きの郁美の身体でもすぐに疲れてしまい、サボりますw
亮太郎(身体は郁美)が戻らなくてもいいやと思い始めるのが良いですね。
(ち、ちくしょう……スポーツ万能の郁美の躰なのに、なんでこんなに苦しいんだろう……)
おそらく、この躰に身体能力そのものはあるのだろうが、使い方がなっちゃいないのだ。だから急速に体力が奪われる。コーチとしてあまり無様なところは見せられないと頑張ってしまったせいで、電池切れはもう眼の前だ。
万が一、このまま入れ替わった魂が元に戻らなかったら――と考えてみる。
もちろん、男としての人生に未練があるし、できることなら元に戻りたいけれど、戻れないならそれはそれで楽しい人生が送れるのではないだろうか。なにしろこれだけのルックスなのだ。郁美の場合は性格にいささか問題があるので男にモテまくっていたとは言えないが、淑やかに女らしく振る舞えば、玉の輿に乗れる可能性だって充分にあるだろう。
翌日起きたら、二人は元に戻っていました。郁美は男の子はもうこりごりのようです。
郁美は窮屈さに耐え切れずに下着を脱いで寝ていたらしく、亮太郎は下半身裸…w
亮太郎は昨日郁美の身体だったときに、学校でさつき先生が男性教師に無理やり迫られていた現場を見ていたので、亮太郎はさつき先生を助けることに。
亮太郎はさつき先生に好意を持たれ、筆おろしセ○クスしてもらいます。
そして亮太郎は猫への願い事が叶い、同級生のマドンナ・怜子ともセ○クス。
↓さらにこの後、郁美が亮太郎の身体だったときに、亮太郎の親戚の未亡人に慰めセ○クスをしてあげる約束を勝手にしていたので、亮太郎は未亡人ともセ○クス。
約束を知らない亮太郎が未亡人に話しかけて怒られるシーンや、亮太郎が郁美にもう一度入れ替わって責任を取れというシーンが好きですねw
亮太郎は入れ替わりの倒錯感にハマってしまったらしい…
「ううん。貴和子さん、離してくれないんだもん……それでつい、適当なこと言って誤魔化したわけ」
「なんて言ったんだ?」
「だから……そのう……だったら、僕がいつでも慰めてあげますよって」
「おおいっ!」
「よーし、だったらこうしよう。いまからあの占い師のところへ行って、もう一回男と女を入れ替えてもらおう。で、お前が貴和子さんを慰めろよ」
「えっ……」
郁美の顔が凍りつく。
亮太郎はにやりと微笑んだ。売り言葉に買い言葉で出た台詞だったが、言ったとたんにそのときの情景を生々しく想像してしまった。すさまじい倒錯だ。おそらくまだ処女であろう郁美が男になり、欲求不満の未亡人と組んずほぐれつのまぐわいを交すのだ。
当たり前だが、郁美に男の躰のことなどわかるわけがない。けれども貴和子さんのリードで硬く勃起させられ、何度も何度も射精に導かれるのだ。そのたびに郁美は、身をよじるほどの快感を覚えるだろう。涙だって流してしまうかもしれない。貴和子さんのなかに射精して悶える郁美の様子を想像すると、なんだかむらむらしてくる。
↓亮太郎は郁美に男性の身体の気持ちよさを伝えて煽り、郁美は顔を真っ赤にして怒ります。
亮太郎は郁美が亮太郎の身体でエッチなことをしたなんて微塵にも思っていないようですが、後で郁美は亮太郎の身体でオ○ニーしていたと分かって涙目に…(笑)
「いいこと教えてやろうか?」
亮太郎は声をひそめて郁美の耳もとでささやいた。
「射精ってすげえ気持ちいいんだぜ。どぴゅどぴゅって出すとき、頭のなかが真白になってさ。おまえ「一度でいいから男の子になりたい』なんて言ってたんだから、そういうことも経験してみたら?」
↓お互いの身体を好き勝手弄ったとバレるシーンが最高です。
郁美の身体でのオ○ニーが消化不良だった亮太郎は怒って、郁美に亮太郎の身体でのオ○ニーの感想を無理やり聞き出しますw
「ホントか?俺と躰が入れ替わったとき、なんかあっただろう」
「ないってば」
「嘘つけ。じゃあ、おしっことかどうしたんだよ?けっこう衝撃的な体験だったんじゃないか?立ってするなんてさ」
「へ、変なこと言わないで……私は立ってなんか……」
郁美は口籠ったが、次の瞬間、薄闇の向こうで大きな両眼が丸くなった。
「ちょ、ちょっと、待ってよ、亮太郎。まさかあんた、わたしの躰でトイレに行ったわけ?」
「行ったに決まってるだろ」
亮太郎は苦笑した。
「トイレだけじゃなくて、シャワーも浴びたけどな」
「えええっ……」
郁美は泣きそうな顔で近づいてくると、亮太郎の腕をつかんで揺さぶった。
「本当はわたしだって、亮太郎の躰に悪戯したから」
「なんだよ?なにしたんだよ?」
「そ、それは……」
郁美は恥ずかしげに顔をそむけたが、全裸を見られた悔しさをぶつけるように声を絞った。
「……シコシコしたの」
「はあ?」
「パンツの中を観察してたら、急にむくむく大きくなってきちゃって……試しに握ってしごいてみちゃったの」
「おおいっ!」
今度は亮太郎が泣きそうになる番だった。
「俺は小学校五年生で初めて射精したときから気持ちよかったぞ。郁美だって絶対気持ち良かったはずだよ。本当のことを言えよ」
「……じゃあ言うけど」
郁美は居直ったようにぷうっと頬をふくらませた。
「き、気持ちよかったわよ。出しながら躰がびくびく震えて、出し終えても躰中がじんじん熱くて、しばらくぼうっとしてたわよ」
亮太郎は怒りが収まらず、郁美を無理やり襲ってセ○クス。
↓入れ替わっていた時の話題が多く出てきておいしいです。
郁美の裸は一度見ている。郁美の躰になってしまったとき、姿見の前に立ってブラジャーどころか生身の乳房までじっくりと観察した。
しかし、Tシャツを奪われた郁美は、あのとき姿見に映った裸身の何十倍もいやらしかった。両腕で恥ずかしそうに胸を隠し、恨みがましい眼つきで睨んでくる。
「男の躰でシコシコしたときと、どっちが気持ちいい?」
「い、意地悪言わないでよおっ……もうっ……」
パンティの股布をすっかりさらされると、郁美はいまにも泣きだしそうな表情になった。躰が入れ替わったときに見られているとはいえ、やはり猛烈に恥ずかしいのだろう。
↓事後、痛いのに挿入をやめてくれなかった亮太郎に怒った郁美は、復讐するために再び占い師の猫にお願いをして入れ替えてもらいます。
「セックスしよう。わたしが亮太郎の躰で、亮太郎がわたしの躰で。わたしもう処女じゃないけど、慣れてないから絶対痛いと思う。あの痛さを、亮太郎にもわかってもらいたいの」
亮太郎は顔から血の気が引いていくのを感じた。
「お、おまえ、まさか……そのためにあんなに必死に……」
ところが、慣れないミニスカートをあわてて穿きおえた瞬間だった。
「そんなに急いでどこに行くのかしら」
背後で声がし、全身が凍りついた。恐るおそる振り返ると、窓越しに自分が、いや、郁美に乗っとられた自分が手を振っていた。
↓慌てて生理を言い訳にしてすぐにバレる亮太郎(身体は郁美)が最高ですね。
痛い目に遭うのが嫌な亮太郎(身体は郁美)は、その場から逃走w
亮太郎(身体は郁美)が亮太郎の母親に「郁美」として声をかけられるシーンが好き。
「約束を守りたいのは山々だけどさ……け、今朝、急に生理になっちまったから、セックスはできない」
「予定日はまだ全然先です」
「よ、予定が狂うことだってあるだろ」
「だったら見せてよ」
余裕綽々でにやりと笑う。
「本当なら許してあげるからさあ」
元は自分の顔なのに、悪魔のような顔で笑いかけられ、亮太郎は震えあがった。
振り返らずに声をあげ、家を飛びだす。前の道を掃除していた自分の母親が「おはよう、郁美ちゃん」と声をかけてきたけれど、顔も向けずに全速力で駆け抜けていく。
↓亮太郎(身体は郁美)は逃げた先で出会った怜子に連れられて、スーパー銭湯へ。
亮太郎(身体は郁美)は郁美に成りすまして女湯に入り、女の園を堪能。
「俺も……いや、わたしも新聞の折り込みチラシを見て、一度来てみたいって思ってたところだったの」
嬉しさのあまり、一人称の使い方を間違えてしまいそうになった。あくまで、いまは郁美なのだ。女の容姿をしているのだ。堂々と女風呂に入ることができるのだ。
(中略)
ロビーと更衣室を隔てている「女」と白く染め抜かれた赤い暖簾をくぐるとき、興奮は最高潮に達した。ロッカーが壁に沿ってぐるりと備えつけられたタイプの更衣室なので、視界が広く開けた。
(うっ、うおおおおっ……)
色々と会話をしていたら怜子はレズだとわかり、色々と勘違いされた亮太郎(身体は郁美)は怜子に襲われてレズセ○クスに…
↓亮太郎(身体は郁美)は、怜子が「亮太郎」の悪口を言うのを聞かされてしまいますw
怜子は嫌いな亮太郎と二回も行為をしたことになりますが、良いのでしょうか…
「うちのクラスに皆川亮太郎っていたでしょ?」
「あ、ああ……」
唐突に自分の名前が出てきて、心臓が停まりそうになった。
「ダサいっていうか、イモっていうか、なにかって言えば東京、東京って口泡飛ばしてた田舎者丸出しのやつ」
「……か、彼がなにか?」
悪意に染まった怜子の口調に震えあがりながら、恐るおそる訊ねた。
「しちゃったのよ」
「えっ……」
「神社の裏の林のなかで、彼としちゃったの」
怜子はわっと声をあげ、両手で顔を覆って泣きだした。手放しの泣きじゃくり方だった。
「じ、自分でも信じられないの……よりによって皆川みたいなダサい男と……もう一生男には抱かれないって決めてたのに……ああっ、どうしてっ!」
「じゃあ、郁美ちゃんが、慰めてくれる?」
「ええっ?」
「だって、このままじゃわたし、十九の夏に帰省した思い出が皆川に抱かれたことだけなんだよ」
「そ、そうかもしれないけど……」
「お願いっ!郁美ちゃんだって、女が嫌いじゃないんでしょ?きっとそうよ。あんなにじろじろ女の裸を観察してたんだから、潜在的にはビアンの予備軍よ」
「こう見えて、わたしタチなの。年上のおねえさまが相手でもね、責めるほうばっかり」
「そ、そうなんだ……」
亮太郎は緊張に全身を硬直させた。こちらが責めで怜子が受けなら、男と女のセックスとたいして変わりはないだろうと考えていたのだが、責められるとなればずいぶんと勝手が違う。男の自分が女の躰で女に責められるというのは、かなりの倒錯である。
↓レズセ○クスシーンもおいしかったです。
亮太郎(身体は郁美)は怜子に何度もイカされます。
郁美(身体は亮太郎)の方は、仕方なく未亡人とセ○クスしていたようです。
かつて貴和子さんに乳首を吸われ悶絶してしまったことはあるが、感覚がまったく違った。ただふくらみを揉まれただけで、躰中の肉がざわめき、体温が急上昇していく。乳首を指でくすぐられると、思わず悲鳴をあげそうになった。女の躰には、男の躰など比べ物にならないほど、豊かな性感が眠っているらしい。
自分の躰でないとはいえ、M字開脚で股間をのぞかれるのはやはり、涙が出るほど恥ずかしい。女の恥部どころか、お尻の穴まで丸見えなのだ。
「……いっちゃった?」
気がつけば、怜子が顔をのぞきこんでいた。
「可愛かったわよ、郁美ちゃん」
まだぴくぴくと痙攣している躰を抱きしめられ、亮太郎もしがみつくように抱きしめかえした。
翌朝起きたら元に戻っていた亮太郎は、セ○クスの痛みを怖がる郁美に対して、優しくリードしてセ○クス。
↓郁美は亮太郎が郁美の身体で怜子と肉体関係を持ったことを知りますが、開発された快感の方が気になるようです。
「あそこに指を挿れられて、何度も何度もいかされた。そごかったぞ。ジェットコースターに乗ってるみたいに、急降下していくんだから。あれが女の絶頂なら、男の射精なんてちょっと長くおしっこ我慢したくらいのもんだと思ったね。レベルが違うよ。琵琶湖と太平洋くらい違う……」
(中略)
「ほ、本当に……」
ごくりと生唾を呑みこみ、眉をひそめて訊ねてくる。
「……本当にそんなによかったの?」
(中略)
「その躰がどれくらい敏感に開発されたか、おまえだって知りたいだろう?俺、怜子ちゃんの愛撫の仕方、研究したからさ」
↓お互いに相手の身体で経験したことを活かして行為をするのがとにかく最高でした。
「ああんっ!」
郁美が声をあげてベッドに倒れこむ。どうして?と言わんばかりの、不思議そうな眼で亮太郎を見てくる。あまりに自分の躰が感じすぎるので、戸惑っているのだろう。
(そ、そうか……)
亀頭が蕩けそうな快感に身震いしながら、このしゃぶり方は貴和子さんのそれとそっくりだと気がついた。亮太郎が玲子の愛撫を真似したように、郁美は貴和子さんのフェラチオを真似しているのだ。男の躰でやられて気持ちよかったことを、再現してくれているのだ。
貪欲ノ冒険
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『貪欲ノ冒険』 著者:神崎京介 | 中年男性と不倫相手が同時に絶頂して入れ替わる。 | 祥伝社 祥伝社文庫 『貪欲ノ冒険』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
精神科医の東川彰(43歳)は、石坂夏美(22歳)に惚れて不倫を始めた。
二人は初めての行為の際、同時に絶頂に達したら入れ替わってしまう。
もう一度行為をするが元に戻れず、二人はそのまま過ごすことになるが…
入れ替わるのは、第4章の中盤からです。
↓先に目を覚ました東川(身体は夏美)は、隣に眠る元の自分の姿に驚き、今の自分の身体を見下ろします。
彼女の爪やマニキュア。見覚えがある。乳房も。たぶんそうだ。今までと乳房を見る角度が違う。男の場合は正面だとか斜めからの角度だけれど、今は見下ろしている。胸毛がチロチロと生えている男の胸板ではない。ふっくらとしていてやわらかそうな女性の乳房だ。乳首も太くて大きい。
「起きてくれ、夏美。とんでもないことになった……」
彼女を揺り起こす。でも、ためらってしまう。触れているのが男の軀なのだ。
気味が悪い。乳輪の外側に沿って生えた毛が不気味だ。目を逸らした時、米粒くらいの乳首の脇に小さなほくろが視界にはいってきた。子どもの頃からあったほくろ。信じられない。ここで寝ている男は東川彰だ。
↓声の違いネタがおいしいですね。
「パニックを起こすんじゃないよ。いいかい、冷静にこの事実を受け止めるんだ」
夏美を驚かせないように声をかける。そうすることで、自分が冷静になるのを感じる。四十三歳という年齢なりの落ち着いた声音。でも、肉体は二十二歳の女性。だから、奇妙に感じられる。女性のハスキーボイスといった類ではない。男そのものの声を、若い女性が出しているのだから。
「あれっ?何これ?」
夏美の第一声だった。
彼女の声は東川彰から出ていた。中年の間抜けな顔。自分の顔なのに、今じゃそれを客観的に見ていた。やはり入れ替わってしまったのだ。
↓夏美(身体は彰)が洗面所へ行った隙に、東川(身体は夏美)はオ○ニー。
東川の身体も脳も夏美のものなので、勝手に手が動くようです。
乳房が大きく揺れた。東川は初めて経験する乳房の揺れに驚いた。肩に響く揺れなのだ。巨乳だから当然だろうと思うけれど、肩にずしりと響くのを感じるうちに、こんなに重いものを四六時中もっているなんて大変だと思うようになった。
乳房に触れる。
やわらかい。張りもある。肌が指に吸い付いてくる。
(中略)
割れ目に指を伸ばす。夏美にとって大切な場所。今しがたまで、東川が陰茎を挿し込んでいたところだ。
(中略)
長い爪が肉襞に絡みつく。でも、痛くはない。痛みを感じそうになると、爪をすっと離すのだ。指が勝手に反応している。ということは、肉体だけでなく神経回路も夏美のものということだ。
↓夏美(身体は彰)の方は、現状の受け入れに時間がかかります。
元の自分に対峙した東川(身体は夏美)の心情が好きですね。
入れ替わり的においしい描写が多く、紹介しきれません。
夏美が戻ってきた。
バスタオルで胸を隠している。それは恥じらう女性の行動様式であって男のそれではない。夏美はまだ自分が男の軀だということを受け止めていないようだ。
東川は横を向き、目をそらした。自分の軀が近づいてくるのを見ていられなかった。怖かった。男に無理矢理、迫られている感じがした。その男が自分なのだから、なおさら、おぞましかった。
↓身も心も一つになるような気持の良いセ○クスで入れ替わったと考えた二人は、再びセ○クスしてみることに。
東川(身体は夏美)は精神科医という職業柄か、物事を良く分析するタイプのようで、それが地の文にも現れています(笑)
とにかく男女の感じ方の違いが異常に多く書かれていてかなりオススメです。
中年男になった夏美が乳房を舐めはじめた。
乳首はすっと硬くなる。目で見てはっきりとわかるくらいに大きくなる。米粒ほどの大きさしかない男の乳首とはまるきり違う。
感度も違っているようだ。女の肉体のほうが、敏感らしい。乳首を舐められただけでうっとりする。自然と呻き声があがりそうになる。男の意識がそれを阻む。
(中略)
「ああ、いい……」
東川は心臓が止まりそうなくらいの不意打ちを食らった。
声が違っていた。
自分の声なのに、夏美の声だった。しかも、その声に刺激を受けた。
男の時には、刺激は勃起につながっていたが、今は違う。割れ目が熱くなった。狂おしいくらいに。放熱できないせいで身悶えしてしまう。これか、女の身悶えの正体とは。快感に酔っているからではなかったのか。愉悦による熱の高まりを操れなくなるせいだったとは。女になって初めてわかったことだ。
「わたしも興奮してきたみたい。ねえ、触ってみて」
中年男の声に変わった夏美がねっとりした響きで囁く。なのに口調は、女だった時の夏美そのものだ。
↓セ○クス途中から、徐々に身体の方の感じ方になっていき、口調や一人称も変わっていきます。
東川(身体は夏美)が夏美(身体は東川)にフ○ラのコツを教えてもらうところが好きです。
夏美(身体は東川)もエロい中年男性の意識になっていき、東川(身体は夏美)にオ○ニーを強要させます。
「先生、舐めてみる?」
夏美が腰を押し付けてきた。東川はそれを強引だと感じた。自分がやっている時は、やって欲しいという甘えであったり、おねだりという意味合いを込めていた。まさか、強引という印象になるとは。女性というのは、男が考える以上に繊細のようだ。
(中略)
口を陰茎だけで満たされているという感覚だ。その後すぐ、気持ちよくしてあげたいという気持になった。
(中略)
東川はこの瞬間、男でありながら女だった。
男の意識に女の意識が育まれていた。でも、そのことに気づかない。
「なあに?」
東川も変な気持になっていた。言葉遣いが変化していることに気づいた。
男言葉に女性的な言い方が入りはじめていた。無意識のうちにそうなっていた。しかも、それを変だとは思っているのに受け入れようとしていた。男から女に、意識も変わろうとしているようだ。
東川彰という人間が持っている、ひとりの大人の人としてのアイデンティティが、すっぽりそのまま、女の意識の中に入って馴染んでいく気がした。男のアイデンティティは確実に失せていっている。
精神女性化が進んだ東川(身体は夏美)は、夏美(身体は東川)に女性として求められることに喜びを感じてしまうようになります。
↓すっかり夏美になりきってセ○クスする東川(身体は夏美)が最高です。
指も腕も乳房も下腹部も。夏美のものだったのに、今は自分の軀の一部だ。それを中年男に替わった夏美に見せつけながら、自分の肌に触れる。
(中略)
足の間に男が入ってくる。押し潰されるような迫力を感じる。怖くはない。押し潰して欲しいという欲が膨らんでくる。こんなふうに女は感じていたのか。
(中略)
「足を開いて、先生」
「はい、夏美ちゃん……。わたし、素直になってしまうから変な気分」
「先生、おかしい。今ね、『わたし』って言った」
↓夏美(身体は東川)の方も、ノリノリで焦らしプレイ。
焦らされていると、男の時に自分が何度もやってきたのと同じだ。
「焦らさないで、お願いだから。ねえ、最初からハードすぎる。夏美ちゃん、お願い、夢中にさせて」
「四十三歳の先生が、おちんちんが欲しいって、涙ながらに頼むんだ。ふふっ、素敵」
「ああっ、もう十分に焦らしたでしょ?意地悪しないでください……」
「これも自分の本性ってことかなあ。男になると性格が変わるのかもしれない。自分でコントロールできないな」
↓二人の精神的な変化が最高です。ちゃんと挿入もあります。
感情が高ぶった東川(身体は夏美)は、「東川の身体」を「かつてのわたし」と言っています。
「先生、すっぽりと根元まで入っちゃったよ……。なんだかすごく恥ずかしいなあ、元の自分の軀がこんなにも淫乱だったんだからね」
「ああっ、幸せ……。わたしのこと、好き?夏美ちゃん、教えて」
「嫌いだったら、こんなことするわけないんじゃない?」
「そういう言い方じゃなくて、きちんと言って。好きって」
「わたしは今は快楽に没頭したいよ」
「言って、はっきりと」
「先生は女になっているんだな」
「そうみたい……。軀の快楽だけでは満足しなくなっているから。心も満たして欲しいの。ここまで極端に変わってしまうなんて」
(中略)
薄目を開けて、上に乗っている中年男の顔を見遣る。
半開きの口の奥に、歯を食いしばっているのが見える。頑張っているんだなあ、四十三歳の男は。一生懸命に軀を動かしているこの人が愛おしい。やさしい気持が胸いっぱいに拡がっていく。
(中略)
「今は最高。あなたは?男ってどう?かつてのわたしってどう?」
↓事後、東川(身体は夏美)はほとんど夏美の意識に侵食されており、お掃除フ○ラをします。
口にふくんだ。ためらいはなかった。きれいにしてあげたいという一心からだった。生々しい匂いにむせそうになったけれど、いやな匂いではなかった。自分の粘液を舐めとっている気にもならなかった。女としての意識のほうが勝ってきているらしい。小一時間前まで、自分が目の前にいる男だったという記憶すらも薄らいでいた。
第6章は、夏美(身体は東川)と東川の妻・寛子のセ○クス。
東川は寛子と上手くいっていないと思っていましたが、夏美(身体は東川)から見ると十分に寛子は東川を愛しているように見えるようです。
↓夏美(身体は東川)が倒錯的なプレイに興奮している様子が最高でした。
夏美は穏やかな口調で応えつづけた。奥さんは気づいていない。夫の軀をまとった若い女性が話していることを。夫だと信じきって、夫婦の会話をしている。
夏美は自分が男の軀であることを忘れて完璧に女になっていた。このままでは精神的なレズビアンプレイになってしまう。そう思った時、奥さんが顔を寄せてきた。まずい。キスされる。そう思った時にはもう、くちびるを重ねていた。
奥さん、欲求不満だったの?それとも、こんなことは東川家ではごく普通のこと?
舌を絡めてくる。夏美は自分が異様に興奮しているのを感じる。股間が熱くなる。女子にはなじみない陰茎が芯から硬くなって尖っているのもわかる。見た目は男女の交わりでも、心は女同士のプレイ。そこに夏美は興奮している。
↓夏美(身体は東川)の方も知的好奇心が強く、男女の感じ方の違いをこれでもかというほど語ってくれます。
寛子は、中身が夏美の東川の方が優しくて好きな様子w
陰茎をくわえてきた。
ねっとりした粘膜に、快感が引き出されていく。これがフェラチオなのね。男子が求める気持ちがわかる。包まれているという感覚、そして、征服している満足感、快感にまみれる充実感。ああ、すごい。
第7章は、東川(身体は夏美)と夏美の彼氏・原田のセ○クス。
↓冒頭で、東川(身体は夏美)のオ○ニーシーンもありました。
パンティの中に手を入れる。ドキドキが強まる。エッチな男として四十三年間生きてきた者としては、女性の大切なところをひとりでこっそりと味わえることに、禁断の悦びを感じる。
(中略)
「わたしって、いやらしい女なのね。先生が知らないエッチな女……」
東川はそう言うことで、盛り上がってる淫らな気分を増幅させてみた。軀が女になっているだけでなく、心まで女になっていくようだった。受け入れようが入れまいが、必然として、心が女に変わっていきそうだ。
夏美は東川に黙って原田とも付き合いを続けていたようです。
↓化粧も身体が勝手に動いて自然にできます。
化粧はうまくいった。初めてとは思えなかった。やはり、軀が記憶していたのだ。化粧だけでない。どこに何があるのかまでわかっていた。
↓東川(身体は夏美)は、原田に女性として求められることに喜び、自ら抱きつきます。
快感の違いだけでなく、精神の変化も細かく語ってくれるので、非常に興奮します。
東川(身体は夏美)も夏美(身体は東川)も、精神の変化を楽しんでいるのが特徴的です。
原田は部屋に上がると、いきなり迫ってきた。男の野卑な心が剥き出しだった。怖いけれど、心地よかった。求められていることに満足した。東川の心はこの時、まさしく女の心だけになっていた。
彼にしなだれかかるようにして抱きついた。
厚い胸板だ、男の肉体が放つ圧迫感に息が詰まりそうになっていた。これが女の幸せなのか?男を感じることで、自分が女だということを感じる。それが幸せということなのか?
乳房にてのひらが伸びてくる。やさしく揉んで欲しいという欲求が膨らむ。でも、それを口にするのははばかられた。言わないほうがいい。そう思った時、それこそが紛れもなく、女としてのたしなみだと気づいた。
男の東川にとっても女の東川にとっても驚きだった。たぶん、女の感覚が違和感なく男の心に入り込んできているからだ。男と女の両方の性の感覚が絶妙なバランスで保たれている。でも、時間が経てば、女だけの感覚に心のすべてが変化していくのだろう。原田の愛撫に酔いながら、自分が女になっていくのを感じる。それが心地よい。女になれたことを幸せに感じる。
自分は女。そう思った途端、心臓が熱くなった。鼓動も速くなった。口の底に唾液が溜まっているのに、口が渇いた。下腹部の奥のほうがじわじわと熱くなった。割れ目がひくひくとうねった。それはほんのわずかな動きのはずなのに、まるで割れ目全体が口を開いたと錯覚するくらいの大きな動きに感じられた。
↓東川と夏美の要素が混ざり合って、どちらかわからない…という描写が好きです。
東川(身体は夏美)は女性としてのしたたかな振る舞いを身につけ、演技で原田を持ち上げるようになります。
夏美になった東川は、男にやさしくされることを好むタイプだと思っていた。それでいて、こうした凌辱まがいの激しい攻められ方にも興奮していた。いったい、これは東川という男の性癖?夏美の肉体の嗜好?いずれにしても、異様に高ぶっている。割れ目からうるみが噴き出すように溢れて、太もものつけ根まで濡れている。
↓原田も、以前の夏美よりも、中身が東川の夏美の方が良いようです。
「今まで、難しいことは言わなかったじゃないか。勉強嫌いっていうのが顔にも言葉にも出ていたのに……。変わったな、夏美」
「わたしって、つまらない女だったんだ」
↓何度も言いますが、男女の感じ方の違いの描写は異様に多いです。最高です。
東川はまたしても、女と男の違いに気づいた。快感のその後についてだ。
男の場合の快感は、気持ちいいと思って味わってしまえばおしまいだ。
女の場合は違う。快感が蓄積されるのだ。
陰茎はするりと入った。男が男に襲われる感覚はなかった。これが女のセックスの感覚なのか。男には絶対味わえない。たとえるなら、解熱剤をお尻に挿す時に似ているだろうか。いや、違う。もっと圧迫感がある。しかもその圧迫感が快感に直結している。
第8~9章では、二人が妻や彼氏の話題でちょっと揉めてからの、夏美(身体は東川)が面白がってその場に東川の妻・寛子を呼び寄せます。
↓東川の演技が上手な夏美(身体は東川)に、展開が読めず黙り込む東川(身体は夏美)が最高です。
「おいおい、寛子。そんなに怖い顔しなくてもいいだろう?この子は石坂君。ぼくの教え子だから、変な勘繰りはしないように。三ヵ月ぶりかな、会うのは。久しぶりに電話をもらって、相談したいことがあるということで会っているだけだから。話を聞く日を寛子と同じ日に選んだのは、やましいところがないからだよ」
↓寛子が「東川(身体は夏美)」を浮気相手だと思って敵視し、浮気相手本人の「夏美(身体は東川)」に心を許しているというのも興奮します。
東川(身体は夏美)が寛子に「夏美」として自己紹介させられるのもそそります。
寛子が頭を軽く下げる。無表情ではあるけれど、勝ち誇ったようなゆとりが感じられる。愛人に妻の立場の強さを誇示しているつもりなのか。
「どうも初めまして……。東川の家内の寛子です。お名前は、石坂さんでしたっけ……」
「石坂夏美です。去年からデザイン事務所で働いているんですけど、色々と大変で……」
寛子は言うと、夫のほうに目を遣った。外見は確かに夫だ。でも、内面は二十二歳の夏美であって、その人こそ敵愾心をぶつける相手なのだ。東川はヒヤヒヤの連続に冷や汗が浮かぶ。夏美が冷静に対応してくれればいいのだけれど……。
↓夏美(身体は東川)は東川本人以上に寛子の扱いが上手で、言いくるめて3Pセ○クスに持ち込みます。
入れ替わり的に倒錯した文章が所々にあって良いです。
夫婦ということもあって、ふたりの距離はほとんどない。太ももが触れ合っている。寛子は当然、いやがらない。それどころか、左隣に坐る若い女に見せつけるかのように、彼女は自らのスカートの裾をいじってずり上げて、太ももを中ほどまであらわにする。
夫の姿の夏美が妻の太ももに手を伸ばす。本当の夫が見ている前で。スカートをゆっくりと上げていく。まさか、こんな展開になろうとは。寛子が愛撫を許すことも信じられないし、そのきっかけをつくったことにも信じられない。
夏美が愛撫に加わってきた。表情が生き生きとしている。夏美が願ってきた3Pだ。見かけは、夫婦の触れ合いに、若い女性が入っているのだが、実際は、不倫関係のカップルに、本妻が引き込まれているのだ。
↓気分が乗ってきた寛子は、「夏美(中身は東川)」とレズセ○クスをしたがり、中身は夫婦・見た目は女性同士の尊すぎるプレイに。
途中で夏美(身体は東川)が蚊帳の外になるほどレ○プレイに没頭します(笑)
寛子が抱擁してきた。
ふたりの乳房が触れ合う。寛子の乳房は男の胸板で感じていた時よりもやわらかい。人肌のぬくもりも伝わってきて気持ちいい。
(中略)
くちびるを重ねてきた。
いっきだった。予想できたけれど、まさか本当にするとは。それだけ突然だった。寛子の意外な一面を見せつけられて、軽い目眩と嫉妬を覚えた。
↓東川(身体は夏美)と寛子が女同士の会話をするのに萌えます。
3人が同時にフ○ラ&ク○ニしたり、東川(身体は夏美)が寛子に可愛がられたり、レ○プレイに夏美(身体は東川)が割り込んだり、全部おいしかったです。
「寛子さんって、腹が据わっているんですね。わたしがもし同じ状態になっても、寛子さんみたいには言えません」
「これは夫の器を大きくするための、妻としての務めだと割り切ったの。お仕事柄を考えれば、ある程度のことには目を瞑るべきなんです。石坂さん、覚えておくといいわ。自分の心に芽生える嫉妬心をコントロールできなくなって相手を責めるのは、女として最低だって。嫉妬心を無視するか、自分の手中に収めて操れるくらいにしたたかにならないとね」
背後にいる夫の耳に届かないように、寛子はずっと小声で話しつづけていた。東川は感心した。時間を持て余している暇な専業主婦だとばかり思っていた寛子が、こんなにも夫のことを考えていたなんて……。
そして元に戻れず10日が経ち、二人はすっかり身体の口調に。
夏美(身体は東川)は女性ボディでは行きにくかったと、東川(身体は夏美)とハプニングバーへ行きます。
↓東川(身体は夏美)が夏美の身体に惚れているような描写が良かったです。
夏美はいっきに半分ほどまでビールを飲んだ。いやらしい目つき。そこから男のフェロモンが放たれている。心が男であっても、女の軀が反応してしまう。
東川は吐息を洩らす。女らしい息遣い。足を組んだ姿に、自分で惚れ惚れしてしまう。二十二歳なのに色気たっぷりじゃないか。この軀を目当てに、男たちが言い寄ってくるだろうなあ……。自分の軀であって、自分のものではないという微妙な感覚。常にそんな気持ちでいるせいか、自分のことでも他人事のように思ってしまう。
東川(身体は夏美)はバーで知り合ったキャバ嬢の由佳とレズセ○クスしたり、他の男性客たちに愛撫してもらったり…
そして、同時に絶頂したことで東川と夏美は元に戻ります。
↓元に戻った直後の会話がとても好きです。相互理解な雰囲気も良いです。
二人とも、異性だった頃の感覚が抜け切らない様子。
相変わらず、二人とも分析がお好きなようで…(笑)
「さすがは精神科のお医者さん。ははっ、わたしもちょっと前までは、精神科のお医者さんだったんですけどね」
「ぼくはちょっと前までは、カウンターの上で大切なところを剥き出しにして悦んでいるスケベな女だったんだよ」
「すごく不思議な気分だ。夏美はついさっきまで、男の目線で割れ目を眺めて欲情していただろう?躰が入れ替わった途端、女として欲情しているんだからね。しかも、オナニーまではじめるなんて……」
「大胆すぎる?」
「そういうことじゃない。ぼくが言いたいのは、男の時の性欲が、女の軀に引き継がれるということだよ。女に入れ替わったからといって、男の性欲は消えないんだね」
「先生だって同じでしょう?カウンターの上で何人もの男に触られてエッチな気分だったはず。その気分が、今もつづいているでしょう?」
第11章は、元に戻った二人のセ○クス。
入れ替わっていた頃の感じ方を思い出しながら行為をしてくれるので、非常においしいです。
↓夏美は男性目線が癖になってしまい、自分の女体をエッチな目で見たり、男性の頃の感覚が忘れられなかったりします。
「ヘンな気分。わたし、まだ男の感覚が残っているみたい。自分のおちんちんを愛撫している気になっているから」
(中略)
「わたしのおっぱいって、こんなにも感度がよかったのかって、びっくりしたわ。先生、おっぱいに触りっぱなしだったんじゃないでしょうね」
↓東川の方も、女性として抱かれる快感が忘れられず、夏美に女性として抱いてもらいます。
入れ替わった人間同士にしかわからない謎の絆で繋がっている二人が尊いです。
陰茎の笠と幹が見える。長年見慣れたもののはずなのに、少し違和感があった。風景が違っているからだ。女だった時は、この陰茎を反対側から眺めていた。その時の方が、陰茎に迫力を感じた。その時に感じたドキドキした感覚が懐かしい。できることなら、これからも経験してみたいと思う。
陰茎をくわえられた。
夏美の口の中に、陰茎はゆっくりと消えていく。東川はそれを眺めながら、自分が陰茎をくわえている錯覚にとらわれそうになった。男に戻っているのに、女の時の意識に飛んでしまう。そこに恐怖はない。
両膝を立てるようにと、夏美がうながしてきた。東川は素直に従った。
女がする格好になった。
背徳の気分が強まった。男なのに男らしくない格好だ。もっともっとそんな格好をしたい。女になったことで、男らしくない格好になることへのためらいは限りなく小さくなっていた。
女の気分に強制的にさせられているようだった。
ふぐりとアナルの中間の平らな部分は、意識としては割れ目そのものだ。実際のヴァギナのように割けていなくても、東川の気持の中では、そこはうるみを湛えるヴァギナであった。
「ああっ、すごくいい……」
「そうでしょう?先生、ここが気持ちいいんでしょう?舐めて欲しかったけど、誰にも言えなかったところでしょう?奥様にも頼めなかったんでしょう?」
「ううっ、そう、そうなの」
東川は女の言葉で答えた。
(中略)
「夏美が欲しい。ああっ、欲しい。わたしに入って、ねえ、お願い」
東川は甲高い声を放った。
この瞬間、女になっていた。
もちろん、意識のうえで。
実際に、躰が入れ替わったわけではない。
↓二人は異性のなりきりプレイを始めます。
「入れてあげたいよ、先生……。ぶっといおちんちんがあったら、思いっきり、突き刺してあげられるのに」
「夏美は今、男?」
「どうやら、そうみたいだ。先生の背中に、おちんちんが当たっているんじゃないかい?錯覚だろうけど、ぼくの軀に、おちんちんが生えてきたみたいだ」
「ああん、素敵」
↓二人は念願の元の身体に戻ったのにも関わらず、異性の身体に戻りたいと思いながらセ○クスをしたら、また入れ替わってしまいました。
「ああ、男になりたい」
夏美は掠れた声で言い、東川も思い切って、
「わたしは、女になって、女の気持ちよさに浸りたい」
と、妖しい声を放った。
↓もう一回戦、入れ替わりセ○クスがあります。
興奮状態のまま入れ替わったシチュエーションが最高です。
夏美は、東川の身体の方が頭の回転が速くなるようです。
「だから、こんなに股間のモノを大きくしているんだ」
「これは……」
夏美は絶句した。黙ったまま、右手で勃起している陰茎を垂直に立てた。慣れた手つきだ。初めて男として触れた時の、恐る恐るといった雰囲気はなかった。
「この立派な勃起は、先生が男性だった時の興奮によるものでしょう?わたしの興奮によるものではないと思います」
最後は入れ替わり体質になった?ような終わり方でした。
入れ替わったまま楽しく過ごしている東川(身体は夏美)の目の前に現れた東川の息子は、中身が夏美…?
換身の騎士アルベルト 淫靡な魔女と入れ替わった肉体
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『換身の騎士アルベルト 淫靡な魔女と入れ替わった肉体』 著者:狩野景 絵:緑木邑 | 騎士が魔女に魔術で入れ替えられる。 | キルタイムコミュニケーション 二次元ドリームノベルズ 『換身の騎士アルベルト 淫靡な魔女と入れ替わった肉体』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
ネオン王国白鷲騎士団に所属する騎士のアルベルト・メリンは、魔女ナスタロヴィカの討伐中に魔術で身体を入れ替えられてしまう。
ナスタロヴィカになったアルベルトは、仲間や民衆に大罪人の魔女として扱われることに…
入れ替わり前に、ナスタロヴィカがこれから身体を入れ替える伏線のようなセリフを言っていたのが良かったです。
アルベルトは性的知識に乏しく、自慰すらしたことがない超真面目な騎士。
ちなみに、アルベルトの一人称は「私」です。
↓アルベルトは、捕らえたナスタロヴィカに無理やりセ○クスさせられている途中、同時に絶頂した瞬間に入れ替えられてしまいました。
ナスタロヴィカの身体は拘束されており、魔法で痛みを与えられていたので、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は身体探索もそこそこに悶え苦しみます。
再びその目を見開いたとき、強い痺れと共に奇妙な違和感がアルベルトを包んでいた。
(な……んだ……?)
確か魔女を上に跨らせ、自分は仰向けになっていたはずだ。だが、覚えはないのにいつの間にか身体を起こしていた。ぼんやりとした頭で顔を俯かせる。
「はっ!?な、なにっ?」
そこに仰向けとなっているのは、紛れもなく自分自身。ネオン王国白鷲騎士団百人長、アルベルト・メリンであった。
「なぜ……私が?ひうっ!?」
呆然と呟く。その声が自分のものとは似ても似つかず細く甲高い。そうまるで……。
「あ、ああぁっ!!」
全身の違和感に確かめ見ると、纏っていた頑丈な鎧が肌を殆ど露出させた心許ないものへと変わっている。その肌が白くきめ細かな繊細さを備えていた。
体つきが華奢になり、たおやかな丸みに彩られていた。
(中略)
反射的に胸の美巨房を掴もうとして、気づく。両手首が頑丈な手錠に締め付けられ、身動き取れないように纏められている。そして足首も同様の足枷によって強固に拘束されていた。
アルベルトの背筋に寒気が走った。同時に全身を包んでいた強い痺れが急激に薄れる。
「くぁあああっ!!」
手足を枷に締め付けられる激痛が押し寄せ、いまや変わり果てた姿となった騎士は苦悶にのたうつ。
「おっと!」
倒れそうになるその身体を、跳ね起きた”自分”がしっかりと抱き留めた。
↓ナスタロヴィカは入れ替わることで長生きをしている魔人で、元々は男性人格っぽい感じでした。
ナスタロヴィカ本人も身体を奪われた犠牲者だったようです。
自分の姿から自分の声で発せられる言葉。だがその口調は紛れもなく魔女ナスタロヴィカである。
「まあ、イッたあとの余韻を楽しめなかったのは残念だけどね。っと、この身体で女言葉は変だよな」
もうすっかりと”魔女”の口調は柄の悪い男言葉になっていた。
(中略)
「女の身体もいいけれど、やはり戦いには男の身体の方が適してる。しかも鍛え上げられた才能溢れる騎士様の身体だ。気に入ったぜ!」
つい数日前までは妖艶な美女として振る舞っていた。それがもうすでに男の口調で、仕草にも女を思わせるところはない。遥か昔から奪い取った他者の肉体を性別構わず乗り換えてきた魔女、いや魔人。
↓絶頂直後で挿入したまま入れ替わっていて、最高です。
しかも入れ換わる寸前まで行っていた性交の続きで、”自分”の股間から勃ちそびえた極太の男根が、いまの自分の股間に潤み開いた鋭敏な粘膜穴をみっちりと満たしている。
(これが、女の……ッ、い、挿入られる、感覚……ッ!!ひぅ、なんと、いう……ッ!)
男として女に挿入し射精する快感を初めて味わい、その素晴らしさに感極まったばかりだ。けれども女の身体に男のものを挿入される感触は、その比ではないほどに強烈だった。
↓そのまま入れ替わりセ○クス続行です。
ナスタロヴィカ(身体はアルベルト)の言葉攻めがおいしいですね。
「おや、もう早速おっぱいの気持ちよさを愉しんでるのか?結構順応度高いじゃないか」
「ひうっ、違……う」
切なく眉根を寄せて身悶える様をからかわれる。
「誤魔化さなくたっていいってば。その身体の淫乱さはオレが一番よく知ってるんだから。これからたっぷりと気持ちよくしてやるぜ」
「ふざ、けるな……からだ、戻せ……ひあぁっ!!」
(中略)
「それにしても凄いなあんたの身体、あれだけたっぷり射精したのに、まだ全然勃起が治まらない」
(中略)
「どんな気持ち?自分のぶっといのを女になった自分の膣内に挿入られちゃうって」
「く…………………ッ」
強烈な切なさが膣内を渦巻いている。至急が不満を述べて脈を打ち、熱い液汁を溢れさせた。膣襞がキュンキュンと窄まって、自然と尻が迫り上がる。
「へえ、いきなり女の身体になったのに、結構順応してるみたいじゃない。気持ちよさそうにスケベな顔しちゃってる♪」
その反応を自分本来の姿にからかわれた。
(中略)
「”あたし”だったときよりエッチなお汁増えてるじゃない。そんなに欲しいんだ?じゃあ挿入てあげる。おちんちんっ!」
「――!!待てっ、や、やめ……ぁああああッ!」
↓何人もの人間と入れ替わってきたナスタロヴィカ(身体はアルベルト)のセリフが好きです。
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は、元に戻してもらえるはずがなく、元の仲間たちに捕まってしまいます。
しどけなく横たわるその上から、彼本来の鍛え上げられた男の肉体が起き上がる。
果てしない時を生きてきたような暗い瞳に、悪意で澱んだ笑みを浮かべて。
「は~久しぶりに膣内に射精すの気持ちよかった。ここしばらくは出される方ばっかりだったからな」
アルベルトの声で、しかし貴族の嫡子にあるまじき砕けた口調で喋る。
(中略)
「じゃあこの鍛え上げられた騎士の肉体は、オレがありがたく使わせてもらうぜ。あなたもその感じやすい身体でたっぷり愉しんでね♪」
最後に女口調を織り交ぜて告げると、魔女はアルベルトの姿で魔術を発動させた。
↓元の仲間たちは、アルベルトがナスタロヴィカに殺されたと思っていて、入れ替わりを信じてくれず、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)を敵視してきます。
仲間たちが「アルベルト」を慕っている姿を見せるところや、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)が時々地の文で「彼女」と呼ばれているところが最高です。
だが騎士の太い指がはち切れそうな乳房に容赦なく食い込んで、その言葉を遮った。
「おちょくるのもいい加減にしろクソ魔女っ!こんな下品な乳しやがってどこがアルベルトだ!?」
「ふぁ、ああぅっ!」
(中略)
けれど、こめかみに青筋を浮き立たせた剛力の騎士は、荒々しく”彼女”を突き飛ばした。
「アルベルトはそんな女々しい声で悲鳴なんか上げねえ!それから俺様の名前をその汚らわしい口で二度と馴れ馴れしく呼ぶなっ!」
↓アルベルト(身体はナスタロヴィカ)が、男体に戻りたがり女体を嫌がる描写は書き切れないほど多いです。
入れ替わり的においしい描写も書き切れないほど多いです。
俯き見ると騎士の鍛え上げられた胸板ではなく、肉感的な膨らみが二つ押し合う様が目に入る。煽情的な鎧の胸当てというよりは乳当てと称するのが相応しいカップに収まりきらず、僅かな身じろぎにも揺れ弾む。
(こんな、ものが……私の胸に……ッ)
男であるのに。王国の騎士であるのに。男の劣情を刺激する双房を持つ身体になってしまった。
(中略)
つい昨日までは男性としての証であるペニスと睾丸があった箇所。通常取り立てて意識することもなく、座するときも力強く両脚を開いていたそこが、いまはもっこりとした質感溢れる膨らみもなく、妙に淫靡さを醸し出す曲線に彩られた、つるりとなだらかな丘に変わっている。
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は、仲間の騎士たちに性的な目で見られてしまいます。
↓アルベルト(身体はナスタロヴィカ)のリアクションがかわいくて好きですね。
子宮と膣をいっぱいに満たしていた自分自身の牡汁が、まだかなり中に残っていたらしく、寝ている間に溢れてしまっていた。
「み、見るなぁあっ!!」
アルベルトは慌てて両手で垂れ布を掴むと、股間を隠しながら汚れをゴシゴシ拭った。
(くぅ~っ、私の、ものがぁ、膣内からッ!)
いままで経験したこともない恥ずかしさに、顔が真っ赤に染まる。
無防備に広げていた両脚を怯えたように窄めてしまう。まるで本物の女のようだ。
↓双頭デ○ルドパンツを装着させられ、前後の穴で行く様子を観察され、体液をかけられます。
大罪人の魔女として扱われるアルベルト(身体はナスタロヴィカ)がかわいそうで興奮します。
快感による失禁シーンもありました。
そんなものが二本前後に並び、いまにも脈打ち始めそうな生々しい形状を誇示している。
「こんな……ものを……!?」
「ああ。穿いてもらおうか。なにをそんな怯えた顔してやがる?どうせいままでに自分でも試してみたことあるんだろうが!」
ナスタロヴィカ本人がどうだったのかは知る由もないが、少なくとも自分はこんなもの試す気にはなれない。
(中略)
「やめろっ!そんな、とこっ、挿入るなあっ!!」
異物が股間の内側に侵入してくるという感覚が耐えられない。挿入を許してしまう穴が、自分の身体に生じてしまった事実がたまらなくイヤだ。吐き気を催す嫌悪に苛まれる中、男たちの手に押し込まれる疑似陰茎は、お構いなしで女肉に埋まる。
↓アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は誇り高き騎士なので、なかなかメス堕ちしません。
しかし、すぐにもどかしくなって自身でも弄り始め、オ○ニーをしてしまいます(笑)
その様を眺めながら、男たちが次々と自分の陰茎を握り締め、小気味よく扱き始めた。
(私の、身体を見て……!?く……ぅッ!)
情欲の対象にされている。
あたりまえだ。こんな扇情的な肉体で、はしたなく乱れているのだから。
(あんな、もので……私をっ)
いま股と尻の穴をずぼずぼ搔き乱している張り型の代わりに、彼らの肉竿が代わる代わる自分を犯す様が思い浮かぶ。
「冗談じゃ、ないっ!!私は、男……ぁあああっ」
途端に甘美が子宮を打ち震わせた。
「こんなでかい乳してどこが男だ、牝豚魔女っ!」
↓仲間たちの精○まみれになった後、信頼していた部下に放尿の的にされるのが侮辱度・屈辱度共に最高レベルでした。
「あああっ、そんなっ!!あぶっ、は、あああぁっ!!なぜ、こんな、こと……ぉおっ!」
絶望的な悲しみが胸を抉る。これ以上ない屈辱が、騎士の誇りを粉々に打ち砕いた。
生臭い栗花臭に加えて濃密なアンモニア臭に鼻腔が満たされ、口の中にも塩気と苦みが強い飛沫がたっぷりと飛び込んでくる。
↓この後は、慣れない女体で歩かされ、民衆の前で絶頂する姿を晒されます。とてもかわいそうです。
民衆には、穴という穴、全身を犯されます。
老若男女すべての人々が集まり憤怒の眼差しを叩き付けてくる。
「ついに捕まりやがったか!悪魔の売女がっ!!」
「殺せっ、そんな奴!!火あぶりにしろッ!」
「俺の女房をよくもっ!!」
「うちの娘を返せっ!」
殺気だった罵声が、魔女の身体に換えられた騎士へと降り注ぐ。
↓絶頂時はかなり快感に流されています。妊娠する可能性に戦慄するのも好きです。
(イッたっ、イッーーたぁあっ!!きもひいっ、おんなからだぁっ、きもちいひいぃッ!)
自分が王国の騎士なのか邪悪な魔女なのかすらどうでもいいように思えてしまう。
(孕……む……?ああ、こ、この、身体……女ぁ……。こんな射精、されたら、妊娠、してしま、う……。ん、はぁああぁ……)
女という性別になれば当然避けられない可能性に気づき、背筋が凍る。
第3章では、ようやく団長のユージーンに入れ替わりを信じてもらい、束の間の平和シーンになります。
↓かわいいメイド服を着せられたり、メイドに女性としての作法を叩きこまれたりと、ここもおいしいです。
アルベルトが身につけているのはこの館のメイドたちが着ているのと同じ、襟元を赤いリボンタイで飾ったフリルで飾られた純白ブラウスに膝下までの丈の濃紺のスカート。
下着も女物のショーツを穿かされ、せめてズボンの代わりということなのか黒のタイツが爪先から、ほっそりとした脹ら脛、張りのある太股、そして女性的な丸みを帯びた下半身までもをぴっちりと引き締めるように包み込んでいた。
「それでは早速、着替えをいたしましょうね♪」
そのアルベルトから、イレーネは素早い手際でワンピース状の簡素な寝間着を脱がせた。
「はわっ!?ま、待て、なにをっ!!着替えくらい、自分でできるぞ!」
「淑女は着替えもメイドに手伝わせるのが慣わしです。いままでのアルベルト様の常識は忘れて下さい。これからは騎士でありながらレディでもある身として、王国の方々と接していかなくてはならないのですから。はい、では失礼しま~す♪」
これまた鮮やかな手際で、下穿きを脱ぎ下ろされてしまった。
「ひうっ!ま、待て、それはっ!!ああっ」
ヒールの高い靴を履かされ、ツンと尻を迫り上げるように背筋を伸ばして立つ姿勢は、アルベルトが望まなくても女性としての見栄えを最大に協調していた。
その様子をもう一度見回し、赤毛のメイドが満足げな笑みを満面に湛えて言った。
「それではナスタロヴィカ様、淑女となるためのレッスンを始めましょうか」
↓織物ネタは珍しくて良かったです。
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は生理の存在すら知らなかったようです。
「大丈夫ですよ。これはオリモノといって、女の子でしたら誰でも出てきちゃうものですから。もしかすると生理が近いのかもしれませんね」
何事もないといった風情で下着をたたむと、傍らの洗濯物の籠に寝間着と共に投げ込む。
「オリ、モノ……?生理……?」
剣一筋に生きてきた剣士には聞きなれない言葉だった。首を傾げていると、イレーネが少し恥ずかしそうに頬を染めながら耳打ちで説明してくれた。
「――なっ!!このような箇所から、血……!?私の身体に、そんなことがっ!」
(中略)
「あ、赤ッ!?子供が……宿る……、のか?この、身体……に……?私の、子……ッ」
↓命を助けてもらうために、魔女ナスタロヴィカとして反省したふりをさせられるアルベルト(身体はナスタロヴィカ)のシーンは必見です。
「王国は敵であろうとも、心を改め配下に下る者には寛大だ。だからひとまずは屈辱に耐えてでも改心した魔女として振る舞い、真実を訴える機会をうかがうんだ。アルベルト、いや、ナスタロヴィカ!!」
(中略)
「分かり……ました……。私……ま、魔女……ナスタ……ロヴィカ……は、これまでに行った数々の蛮行を悔い詫びて……、以後ネオン王国に仕え、尽力することを誓います……」
しかし、平和は長くは続かず、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は再び元の仲間たちのいる場所へ連れていかれてしまいます。
↓例によって同じように犯されるのですが、ドレスを破られて胸を隠したり、尿意が迫っていて洩らしてしまったりとおいしいです。
しかも、不自然な体勢がさっきから尿意を感じていた膀胱を切迫させる。
(ひ……うぅッ!我慢ッ!!我慢、しなくてはっ!お、おぁうっ!!ンッ)
男のときより格段に短くなった尿道がその分急速に危険な込み上げを感じた。
↓ここでは、入れ替わりを知らないアルベルトの実弟・エリクに犯されるところが見どころです。
「魔女ナスタロヴィカっ、よくも兄上を!王国に仕える誉れ高い騎士だったのにっ!!僕の憧れだったのにっ!それを、卑劣な手段でっ!!」
騎士たちに誘われてまだあどけなさの残る少年が、憎しみを瞳に宿し進み出た。
「こいつはエリク・メリン。お前が全滅させた部隊の百人長アルベルト・メリンの弟さ」
わざわざ紹介されなくても、ここにいる誰よりもよく知っている。
「こいつ、てめえが殺した男の弟にケツ叩かれながら嬉しそうに笑ってやがる!!」
赤く腫れ上がった尻になおも下される平手打ちの痛みまで、熱く火照った発情の女体は瞬時に快感へと転化してしまう。
「どこまで変態なんだよ、この魔女ッ!」
「違……あぅ……」
否定しようと絞り出した声がもっとと強請るように甘く震えた。
顔立ちの似た弟に責められていると、まるで魔女に奪われた自分の肉体に不甲斐なさを叱られているような気持ちに苛まれた。
もちろんいまのこの身体とエリクにはなんの血のつながりもないが、そんなことが問題なのではない。
兄であるのに、実の弟に女として犯される。
自分の身体に犯され、仲間たちに犯され、町の民たちに犯され、見世物にされて犯され、耐えがたい恥辱を味わってきた。けれどもこれはそのすべてを合わせたよりも最悪だ。
(中略)
ふと思った。メリン家の男子の生真面目さで、エリクも女人との交わりはまだ経験していなかったはずだ。
(わ、私が、弟の、は……初めての相手に!?)
↓第4章。解放されたアルベルト(身体はナスタロヴィカ)は、オ○ニーをします。
言い訳しつつ双頭デ○ルドを使っちゃうのに萌えます(笑)
「これ……が、だめ、なのだ……。分かってはいるのだが……。我慢、できなくて……」
(中略)
「くあぁ、は……あぁ、イ、イィ……」
魔女を捕らえるときまで外せないのなら、せめて誰かに悪戯されないようにと操作機を渡してもらえたのだが、”彼女”はあろうことか自慰に使っていた。
「いけない、このような……ことぉ。あぁ、しかし……、今回、だけ……んあっ!!」
↓仲間たちにも入れ替わりの事実が伝えられ…色々と噂されるシーンがおいしいです。
「あれが魔女と身体を換えられた騎士さんか?」
「へえ、邪悪な魔女っていうからどんな醜い姿なのかと思ったら、凄い美人じゃないか」
「あの騎士って、この前の御前試合で優勝したメリン家の御嫡男だろ?そんな若い青年があんな色気たっぷりの女の身体なんかにされて……色々と悩ましいことだろうなあ。へっへっへ」
「それにしてもあの鎧。女になった色気たっぷりな身体をぜひ見てくれって言わんばかりじゃないか」
「く~、中身が男だって分かっててもあんなの見せつけられるとたまんねえぜ!」
↓個人的にツボに入る描写がすごく多いです。
「この身体は、馬にも乗り慣れていないのか……」
革製の鎧が際どく局所だけを包み隠す股間。陰茎も睾丸も失せて陰核を始めとする鋭敏な器官が集中した陰裂へと、馬が歩を進める度に振動が伝わっていたのだ。
注がれる劣情の眼差しに対するのと同様表情を無にして堪えていたが、身体の方はしっかりと反応を示していた。腰鎧の留め具を緩め、股当てを捲る。
「はう……っ」
↓入れ替わりを知った弟のエリクにときめいてしまうシーンもあります。
エリクの方も女性慣れしておらず、照れていてかわいいです。
弟を下敷きにのしかかる形となってしまった。
(エリク……。いつの間にかこんなに立派に鍛え上げられた身体つきになって……。もう一人前の男……なのだな……)
いつも自分の後をついて回る可愛らしい弟という印象だったのに。分厚く肉のついた胸板や太さを増した腕を華奢な女の身体で触れてみて、彼がすでに頼りない少年ではないということを思い知らされた。立派な、大人の……男。
異性の匂いを意識してしまい、高鳴る胸に慌ててアルベルトが上体を起こす。
↓ここではナスタロヴィカの肉体に興奮してしまった仲間たちに対し、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は自ら進んで慈しみを持って性処理をしてあげます。
女性として男性に求められることに対して拒否感を覚えていない感じです。
「どんな女より、淫らだぁ、アルベルト百人長ッ。男だからっ、ちんこの気持ちよさ知ってるしッ!」
「だから……このような、締まりのない、女の身体など、私だと思わず、犯して、構わないからっ!」
第5章では、色々あって元の自分であるナスタロヴィカ(身体はアルベルト)との対峙。
ナスタロヴィカ(身体はアルベルト)は入れ替え能力を持っているようで、騎士団のメンバーを虫と入れ替えようとしてきます。
↓入れ替わった二人が戦う場面が熱いです。
「おっと、やるねえ、さすがは元はあたしの身体。でも、あんたのこの身体は、それ以上だぜっ!!」
女言葉を織り交ぜながら青年騎士の姿を偽る魔女が剣を抜き放ち迎え撃つ。
(中略)
女となった非力な身体が徐々に圧されて防戦一方となってしまう。
「そのエッチで感じやすい身体もよかったけど、あんたのこの身体は最高だな!よく鍛えられていて、どんな技でも繰り出すことができる。そらっ!!」
(中略)
「まったく強情ね。真面目な騎士さん♪でもいつまで強がっていられるかしら?」
本来は自分のものである顔が、低い男声のまま色香を滲ませた女言葉を遣う。
「わ、私の姿でっ、そのような話し方をッ、するなっ!」
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)がナメクジ的な虫に犯されるシーンもありました。
↓ナスタロヴィカ(身体はアルベルト)がアルベルト本人以上にアルベルトの身体を使いこなしていたり、元の自分に襲って欲しいと思ってしまうアルベルト(身体はナスタロヴィカ)が最高でした。
「そうかしら?でもこの身体だって、疲れ知らずの絶倫だぜ。どんなの好き者の女でも、泣いて懇願するほど絶頂させまくれるし」
「なに……をっ!?わたしの……んんぅ、から、だ、で……えっ。ふぁあっ!!」
肉体を奪った後、男の姿を使っていったいどのような悪行を繰り広げていたのだろうか?恐ろしさを感じると共に、自分でも知らなかった元の身体の能力を知らされ、驚きに見舞われた。
(私の、本当の身体……そ……そんなに……)
しかしその直後、いまの鋭敏な女体に突き動かされる本能が、自分の本来の肉体に対して興味を抱いた。唾液が溢れてグビグビと喉が鳴る。
(疲れ知らず……。ぜ、絶倫。ああ……、泣いて懇願するほどに……。ぜ……絶頂)
↓入れ替わった二人のセ○クスもあります。
もちろん、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)がナスタロヴィカ(身体はアルベルト)に言葉攻めされますw
ナスタロヴィカ(身体はアルベルト)が男口調も女口調も使っていて、かなり不気味で最高です。
「くくく、もう俺よりもその身体に馴染みきってるようだな。乳揉んだだけで、俺のちんこにケツ押しつけて来やがってっ、この淫乱女がっ!!」
(中略)
(ああ、い、淫乱……おんな……。私……は、もう、淫乱な、女、なんだ……!!)
魔女に投げつけられた罵声が、自分の身体に愛想を尽かされたような絶望感をもたらす。
弟や部下たちのがむしゃらなつっこみもたまらなかったが、自分の男体の重厚なストロークに膣を突き込まれる満足感は比べものにならない。もちろん肉体を動かしているナスタロヴィカのやり方が上手いのだが、どうしても自分に犯されているという感覚は拭いきれない。そんな惨めさも被虐の刺激となって官能を高める。
↓途中で、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は元の自分の股間を生やされ、ふたなりになります。
色々と倒錯の極みのような状況で非常に興奮します(笑)
「も、戻ってきた……ッ。私の、ものがっ」
久方ぶりのペニスの感覚に感極まる。しかし、
「ああ、で、でも、身体ッ。身体が、女の、まま……ッ!?」
肉体が男へと戻ったわけではなく、ただ陰核だけが男根へと姿を変えただけ。
しかもヴァギナの中では、背後から抱き締めてくる換身の魔女の極太な怒張が、つまりはいまのアルベルトの股ぐらに生じた勃起と寸分違わぬ形をしたペニスが、途切れることなく激しいストロークで子宮を重々しく突き上げ続けている。
自慰の経験などない。自分の手に逸物が扱かれる感覚はこれが初めてだというのに、その自分の手は他人のものとされている。
(中略)
女としてイク前に、射精をしてしまえば。脈打つ充血肉から高揚を覚える開放感と共に、勢いよく白濁をぶちまければ、男であるという自意識が保てる。だが、
「おっと。もう込み上げてきたみたいだけど、だめだぜ!」
アルベルトの姿をした魔女が、扱く勢いを弱めてしまった。
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は男性として絶頂することで男性としてのプライドを保とうとしますが、ナスタロヴィカ(身体はアルベルト)はなかなかイカせてくれませんw
↓「仲間になればイカせてやろう」「元の身体に戻してやろう」と囁くナスタロヴィカ(身体はアルベルト)の要求を断った結果、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は男性器を取り上げられ、二度と男性として絶頂することは叶わなくなってしまいました。
誇り高き騎士としての信念を貫くアルベルト(身体はナスタロヴィカ)が熱かったです。
「ふ~ん。あ、そう。じゃあ、一生淫乱な女の身体で、男に弄ばれて悶え続けていればいい!お前のこの身体は、俺様が使ってやる。このちっぽけな王国に厄災をもたらす邪な存在としてなっ!!」
(中略)
魔女からの申し出を突っぱねた結果、最後の射精感を得ることなく、これから先、女へと変えられたこの身体で、女として男に犯される感覚しか味わえないことを思い知らされた。
絶望的な喪失感が胸を満たす。なのにそれを祝福するかのように襞壁がこれ以上ない程に窄まって、魔女がこれ見よがしに突き込んでくる極太を締め付ける。
「くふぅっ。本当は、女の身体が気に入ったんじゃないのか?だから、俺の誘いを断って、わざとその身体のままでッ」
そして、殺されそうになったアルベルト(身体はナスタロヴィカ)を助けるために、ユージーンがナスタロヴィカ(身体はアルベルト)を殺したので、アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は二度と元に戻れなくなりました。
↓戻れなくなった絶望感もかなり良かったです。
「そ……そんな、私の、身体……あ、ああ……」
騎士団長の加勢により辛うじて命だけは救われた。しかし魔女に奪われた肉体はその魔女の死と共に、永遠に元へと返らぬものとなった。
物言わぬ骸となって倒れ伏す自分の身体の前で、アルベルトは絶望に声を震わせながら、いつまでも呆然とへたり込んでいた。
↓アルベルト(身体はナスタロヴィカ)は元に戻れなくなったものの、騎士団長としての地位を取り戻し、仲間たちの慰め役としてやりがいを見出すのでした。
女の身体から戻れなくなった”彼女”であったが、白鷲騎士団百人長としての地位は奪われることなく、以前どおり王国の忠実な騎士として任務を全うしていた。
だがそれと共に、日が落ちて世界が夜の帳に包まれる頃、女体化の騎士はいまの肉体ならではのやり方で、騎士団の者たちを労う役割に就いていたのだ。
↓妊娠描写や、弟のエリクやユージーンとのラブラブセ○クスが良かったです。
アルベルト(身体はナスタロヴィカ)はハッピーエンドですが、ユージーンが黒幕のようで、何となく後味は悪かったです(笑)
女の身体にされてから幾度となく膣内に注ぎ込まれた誰のものとも知れない精液が、元は男である女体の騎士を孕ませていた。露出度の高い魔導鎧を纏う半裸に、ぽこんと出した妊娠腹を不安げな眼差しで見詰める。
「生まれてきた子は僕と兄上の子としてメリン家の立派な跡継ぎに育てあげます。ですから、兄上は心配しないで元気な子を産んでください!!」
「エ、エリク……ふああっ、あ……あぅ、吸うな、出ちゃう、ミルク……んはぁあっ!」
「ふぁああぁ……いい……。ユージーン、さまぁ……」
抑えきれず漏らしてしまった言葉は、まるで恋する乙女の切ない思いそのもの。
そんな仕草の一つ一つが、周りを取り巻く男たちの心を魅了していた。
男であった頃の肉体は、最後まで”彼女”を苦しめた魔女の精神を宿したまま屠られた。
これからの人生を女として過ごしてゆく。
その覚悟を決めたのだから、女として彼を愛していいのではないか?肉体の性別に染められ、男の部分が徐々に薄まりつつある精神が一縷の望みを求めてあがく。
先生の部屋
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『先生の部屋』 著者:睦月影郎 | 主人公と巫女が相互憑依で入れ替わる。 | 二見書房 二見文庫 『先生の部屋』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
自宅浪人生の田宮純司は、ある日突然憑依能力に目覚めた。
純司は幽体離脱して性的な悪戯ばかりしていたのだが、ある時突然肉体に戻ることができなくなった。
そこで、純司は巫女の仁枝由良子に助けを求め…
霊体状態での悪戯としては、女教師のトイレシーンを便器内から見たり、同級生♀の母親の自慰シーンを見たりなど。
霊体でも視覚・聴覚・嗅覚はあるようで、口の中や下着に入って匂いを嗅ぐシーンもありました。
純司は、霊体となって見た情報を活用して、女教師・同級生の母親・同級生・巫女などと肉体関係を持ちます。
↓女子アナの身体を乗っ取り、精神同居状態でオ○ニーをする場面もありました。
(誰なの……、さっきから私に悪戯をしているのは……)
奈美子の意識が、彼に語りかけてきた。
もちろん彼女自身は、この会話をはっきり自覚しているわけではなく、無意識の中でやり取りしているようだった。
(すみません。通りがかりのファンです)
(出て行って。私の中から……)
(はい。でも気持ちいいでしょう?)
純司は言い、次第に彼女の肉体を乗っ取り、奈美子の手を使ってクリトリスをいじった。
「アアッ……!」
奈美子は実際に声を洩らし、身をのけぞらせた。
純司は悦びに包まれた。彼女の肉体を乗っ取ると、その快感まではっきり伝わってきたのである。
なるほど、こうして意識を乗っ取り、自分の肉体が老いたら、次から次へと乗り移って永遠の生命を保つことができるのだろう。
悪戯の代償か、幽体のまま元に戻れなくなった純司は、巫女の仁枝由良子に助けを求めることに。
↓由良子は純司の身体に入って登場し、純司も由良子の身体に入ったため、入れ替わり状態になります。
いきなり襖がガラリと開いて、誰かが入ってきた。
(うわ……!)
振り返った純司は、度肝を抜かれて目を見開いた。
入ってきたのは、何と、純司自身だったのである。
「困った男だ。さあ、私の中に入れ」
純司自身が、彼の声で言った。純司の意識は、言われるまま急いで由良子の肉体に乗り移った。
「ま、まさか由良子さんが僕の中に……」
身を起こして言うと、純司ではなく由良子の声だった。
全く奇妙なことだが、純司は由良子の肉体を借り、その声でしゃべり、由良子は純司の肉体に入り、彼の声で話しているのである。
だから純司は、由良子の手足や口を操り、甘い芳香に包まれながらしゃべった。自分の肉体よりずっと軽く、ペニスがないのが不思議な感じだった。
そして目の前の自分自身は、自信を持った眼差しでじっとこちらを見つめている。落ち着きのある自分を前にするなど、滅多にない経験だろう。
↓元に戻るために二人はセ○クスします。
「あう……」
乳首を含まれ、純司は思わずビクッと身を強ばらせて呻いた。
彼自身も、乳首を舐めれれたり噛まれたりするのは好きだが、女体で得る感覚は、その何倍も激しく感じるものだった。
(中略)
男なら激しく勃起するところだが、そのペニスが無いので、下腹の奥にある子宮や鋭敏なクリトリスが反応しているようだった。
しかも股間がじんわり熱くなってきたので、これが「濡れる」ということか、と思った。
↓フ○ラシーンが一番好きですね。
「舐めて……」
由良子が、屹立したペニスを突き出して純司の声で言う。
彼女も、勃起しているということは、相当に淫気と興奮を高めたのだろう。
純司は屈み込み、自分自身の肉棒に舌を伸ばした。
(中略)
いったん触れるとわずかな抵抗感も吹き飛び、むしろ美しい由良子の口で自分をしゃぶることに興奮し、ことさらに舌を這わせ、淫らでお行儀悪い音を立て、チュパチュパと吸い付いた。
「ああ……」
純司自身が喘いだが、それは由良子が感じて洩らした声だった。やはり彼女も、男の肉体の感覚を得ているのだろう。
↓ちゃんと挿入シーンもあります。
入れ替わっているのは約10ページと短いですが、非常に良かったです。
「ああ……、こ、これが、女の気持ち……」
純司は顔をのけぞらせ、自分自身のペニスを締め付けて喘いだ。
幼なじみと入れ替わった俺は好き放題する
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『幼なじみと入れ替わった俺は好き放題する』 著者:愛内なの | 幼馴染の男女が呪いで入れ替わり体質になる。 | パラダイム ぷちぱら文庫Creative 『幼なじみと入れ替わった俺は好き放題する』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
碧人は幼馴染の小早川愛乃に嫌われていた。
ある日、二人は神社にある「なの子像」にお願いをしたところ、翌朝に入れ替わっていた。
そのまま過ごすことになった二人だが、お互いの身体が気になってしまい…
実は愛乃は所謂ツンデレで、本当は碧人のことを思って自慰行為をするくらい想っています。
碧人の方は、最近冷たく当たるようになってきた愛乃のことは大嫌いという感じです。
↓碧人(身体は愛乃)が入れ替わりに気がつくシーンが好きですね。
戻り方もわからないので、碧人(身体は愛乃)の提案でしばらくこのまま過ごすことになりました。
「どうして俺が……」
愛乃に……?
もう言葉も出ない。
ただ、目の前に写っている人間が愛乃なのだ。
長い髪に、幼い顔立ち。着崩されたパジャマからポヨンと溢れる豊満なバスト。一つ一つが愛乃の体になっていた。
↓電話で愛乃(身体は碧人)に「私の身体で変なことしないで」と言われた直後、碧人(身体は愛乃)はさっそく愛乃の身体で胸揉み。
(ところんエロいことをしてやる……ッ!)
聞くところによると、女性の性的快感は男性の何倍もあるらしい。それを体感することができるなんて最高である。
「まずは……」
せっかくパジャマがはだけているのだ。この豊満に膨らんだバストから味わってみたいと思う。
碧人は手のひらを広げて思いっきり胸を掴んでみた。
「んぅ!?」
全身に電気が走ったような刺激が駆け巡っていった。少し指先が触れただけでここまで感じてしまうとは思ってもみなかった。
(愛乃の体って結構敏感なんだな……ッ!よし、乳首も触ってみようか)
指の腹が硬くなっている部分に触れた瞬間、
「――ッ!?」
ビックン!
背筋が伸びきってしまうほど、強烈な快感を感じてしまった。「はぁはぁ」と息を荒くしながら、足がガクガク震えている。このままだと立っているのもやっとかもしれない。
(な、なんだこれ……。ここまで気持ちいいものなのか……ッ!?)
確かに男の何倍も感じるというのは本当らしい。
↓電話で愛乃(身体は碧人)は「私の身体で変なことしないで」と言っていましたが、既に自慰後でしたw
賢者モードの描写まであって良かったです。
目覚めて、碧人の体であることに気がつき、現実のことであると実感した途端、急にペニスがムクムクと大きくなっていってしまったのだ。ズボンが張り裂けるのではないかと思うくらい、どんどん猛々しく勃起していき、ムラムラ感も大きくなっていった。
(な、何よこれ……)
どうすることもできない。
女の体の時では感じなかった性的な欲求不満が膨らんでいくのだ。いくら理性で抑えつけようとも我慢することはできない。愛乃は無意識のうちにズボンの中に手を入れてしまっていた。
先ほどだってムラムラを止めることができなかったのに、その何倍もの欲求が体全体に流れてきた。頭の中が熱くなるほど性的な快感を求めてくる。
(本当に無理……ッ!我慢なんてできないよぉ)
ぎゅっと目をつぶった愛乃は自ら肉棒を掴んで、気持ちよくなるためにシコシコと手を動かしていった。
(わ、私……何してるんだろう……)
小さくなったペニスを見て、ふとそんなことを思う。
次の瞬間には冷静にこれからのことを考えていた。
(とりあえず飛ばしてしまった精液を綺麗にするとして……)
さっきまであれだけ興奮していたのが嘘のように感じる。確か賢者モードという時間が男にはあるらしいが、もしかしたらこれがそうなのかもしれない。
↓碧人(身体は愛乃)は着替えネタもありました。身体についても意識していて最高です。
他にも入れ替わり的に美味しい描写が多くて書き切れません。
ブラをつけて、背中のほうに手を回しても、なかなかホックを止めることができないのだ。数分もがいた後、碧人はホックを前に持ってきて胸の前で止めて、そのまま後ろに回すというやり方を思いついた。
我ながら賢いことに気がついてしまったと意気揚々と行ったのであるが、ブラを後ろにズラす時にワイヤーの部分が乳首に擦れてしまったため、変な気持ちになってしまったのだ。
おっぱいは男になくて女にあるが、逆のものもある。
股間だ。
ヘソの方から手を滑らせていくと、すとんと股下まで落ちてしまうのだ。
肉棒がないというのも違和感を覚える。
↓碧人(身体は愛乃)は学校の保健室で休んでいたらムラムラしてしまい、トイレに駆け込んでオ○ニー。
愛乃ボディで隠語を発して興奮するところが好きですね。
碧人(身体は愛乃)はあまりにも愛乃ボディが気持ちがいいので、しばらくの間は元に戻りたくないと思うようになってしまいました。
(こ、これが愛乃のまんこ……ッ!)
細い指を入れただけに過ぎないのに千切れるような感覚を覚える。
どうしたらいいのかわからない碧人は本能のまま指で膣内を攪拌していった。
「あ、んぁ、ふあああ!」
声を我慢しようにも無意識のうちに漏れてしまう。まぶたの裏側もチカチカして、頭がパンクしてしまいそうになるほどだ。
(なんだよ、コレ。女の子のアソコってこんなに気持ちいいのか……ッ!)
指だけでこんなによがり狂ってしまうのだ。
もし指以上に太いものが挿入されたらどうなってしまうのだろうか。
(はぁ、はぁ……ッ!ちんこ、欲しい……ッ!)
頭の中は男であるに、男性器を求めてしまっている。どうやら本能的な欲求には逆らえないようだ。
しかも、肉棒に関しては鮮明にイメージすることができるため、その硬い竿でゴンゴン奥を叩かれるようなことを想像するとさらに愛液が吹き出してきた。
「んはあ、ああああ!気持ちいい、気持ちいいよおおお!ちんぽぉ!」
愛乃の声で隠語を話すと、もっと盛り上がってしまう。
碧人はつぶやくように、
「ちんぽ……ちんぽ……ちんぽ」
と言った。
(ああ、クソ!俺、男なのに……男のちんこを欲しがってる……ッ!)
↓愛乃(身体は碧人)も隣の男子トイレでオ○ニーをしていたのですがw
愛乃(身体は碧人)が碧人(身体は愛乃)を押し倒す妄想をして興奮しちゃうところが最高でした。
元の自分の喘ぎ声を聞いてさらに興奮しちゃうのも、賢者モードになって碧人(身体は愛乃)の自慰を責めるのも最高でした。
(な、何よ……コレ。なんでおちんちんってこんな簡単に勃っちゃうのよ……ッ!)
鎮めようと思い意識をする度に、かえってペニスが敏感になってしまい、布に当たっている部分が擦れて感じてしまうのだ。手を股間の上に載せて、テントのように膨らんだ場所を隠そうとする。
(うう……。すごく恥ずかしいわねぇ。なんで男の体って見た目でわかるような変化が起きるのよ……ッ!)
女の体だったら、愛液が出るだけだ。
それなら周りから見ていても気がつかないだろう。
『んぁ、あああ!くぅんん!』
やはりどこかで聞いたことがある。
むしろ、薄い壁の向こうからはっきりと聞こえてきて、確信を持つことができた。
(この声……私のだ!)
(中略)
(あ、あいつぅ~!)
小早川愛乃の体を使って何をやっているんだと問いただしたくなる。
だが、同時にペニスがビクビク震えている自分もいた。
(ど、どうしよう……。私、自分の声に反応してる……!)
男の体になっているため女の子の声に喜ぶというのはわかるが、まさか自分の声をオカズにする機会が来るとは思ってもみなかった。
何かを勃起したペニスから放出するというのは意識が飛んでしまうほど気持ちがいい。おしっこをしたこともあったが、それも気持ちよかった。
(中略)
イってしまった。
(す、すごい……ッ!私、自分の声を聞きながらオナニーをして、しかも碧人の体で激しくイっちゃった……ッ!)
二人はなの子像に再びお願いをしてみますが、一週間経っても元に戻りません。
↓色々と話しているうちに二人は相思相愛だとわかり、愛乃(身体は碧人)が積極的に碧人(身体は愛乃)を押し倒す形でセ○クスに。
「だから、恋人らしいことよ!どうせこのまま戻れないなら私は男の体を楽しみつくすわ!」
がっと立ち上がる愛乃。
碧人の視界には股間が映る。
大きく盛り上がった股間が。
「お、お前……ッ!」
(中略)
「おわっ!」
さすがに男の力だ。碧人は簡単に愛乃に押し倒されてしまった。
「お、お前、いきなり何すんだよ!?」
「私ももう我慢できないのよっ!」
ズボンの上からビンビンに肉棒を勃起させた愛乃がそんなことを言う。
↓セ○クスシーンも入れ替わり的に倒錯する描写が多く美味しいです。
(お、俺の……ちんこ)
女の体になっている状態で男性器を見ると、お腹の奥が疼くような感覚を覚える。まさか肉棒で興奮する時が来るとは思ってもみなかった。
「あ、ぱんつのシミが広がってきた。もしかして私のおちんちんに興奮したの?」
「わ、私のおちんちんなんて言い方するなぁ……」
「また濡れてきた。本当に碧人ってスケベなんだね」
「これはお前の体だろうが……ッ!」
「ふふ。ここって気持ちがいいよね。自分の体だからどこが感じる場所かわかるのよ」
「あ、愛乃、やめて……。俺、おかしくなりそうだから……」
(中略)
「あ、あはぁ……。俺、出ちゃった。潮、吹いちゃった……ッ!」
「さ、さすがにすごいわね。私も驚いてしまったわ」
「は、激しくするなんてズルいだろ!」
「えへへ。でも、碧人の感じている顔、可愛かったわよ」
「こ、このぉ……ッ!」
↓焦らす愛乃(身体は碧人)に、おねだりする碧人(身体は愛乃)のシーンがお気に入りです。
二人とも異性としてのプレイにハマってしまいます。
(ち、ちんこ……。す、すげ……ッ!こんなに硬くなって、めちゃくちゃエロい形になってる。俺、今から挿入されちゃうんだ)
割れ目に沿うように愛乃がペニスを振ってくる。
それだけで碧人の欲望もどんどん膨らんで来るのだ。
「あ、愛乃……。それ、ダメ。中途半端はやめて……ッ!」
「ふふ♪それじゃどうして欲しいの?」
「い、入れて……」
「ん?」
「入れて下さいっ!俺のおまんこにそのぶっといちんぽを入れて下さいっ!」
まさか男の自分がこんなセリフを言う機会が来るとは思ってもみなかった。
二人とも戻らなくてもいいかもと思いつつ、さらに一週間が経過。
↓碧人(身体は愛乃)は愛乃(身体は碧人)の性欲処理器に…w
さすがに自分の体だからどこを刺激すると気持ちよくなるか知っているのだろう。愛乃は膣や乳首を執拗にいじりながら、どんどん碧人を開発していったのだ。
女の体で、女の声、悲鳴をあげているというのが情けないとわかっていても、どうしてもやめることができなかった。今だって三回も潮を吹かせられて、危うく意識を失いかけていたのだ。
↓碧人(身体は愛乃)は仕返ししようと、愛乃本人が絶対に着ないようなメイド服を着て愛乃(身体は碧人)を誘惑。
結局、愛乃(身体は碧人)の方が優勢になってしまうのですが…(笑)
裾を上げ、ふとももを露出させ、さらには下着まで見せつけていく。
「あ、あんた!私の体で何をしてるのよ!?」
「そんなに怒るなら力尽くで止めればいいじゃないか。今はお前の方が力があるんだし」
「く、くぅ……ッ!」
(中略)
「へ、変態碧人……ッ!」
「好きに罵ってくれていいぞ。それとも俺の方から言おうか?」
「――ッ!?」
「俺の体見て、何勃起させてんだよ!ズボンが盛り上がってテントみたいになってるぞ!」
「ッッッ!?」
愛乃は急いで股間を隠した。
(中略)
「ご主人さま、何なりとご命令を♥」
男が言ってると思うと気持ち悪いが、愛乃の容姿と声だと破壊力は抜群だと思う。
(あとで録音しておいてもいいかも……)
↓碧人(身体は愛乃)は愛乃(身体は碧人)に命令されて、フ○ラに挑戦。
碧人(身体は愛乃)は女性ボディだからか、奉仕することが嫌ではないようです。
碧人(身体は愛乃)が愛乃本人がしないような下品な音を立ててフェラするのが堪りませんw
全体的に入れ替わった両者の視点から語られているのが高ポイントです。
「ほら、ちんこ出せよ」
「いやよ。あんたが出して」
「こ、この……ッ!」
「だってメイドさんなんでしょ?」
正直なことをいうと、かぶりつきたいくらいの気持ちである。気持ち悪いとか思ってたけど、実物を目の前にすると全然嫌な気がしない。
(中略)
(俺、男のちんこ咥えて気持ちよくなってる……ッ!)
(中略)
(ああ、愛乃が可愛く見える……。もっともっと気持ちよくさせたい)
碧人は本物のメイドのように愛乃に奉仕をしたのであった。
(なんてエロい顔をしてるの、私……ッ!)
上目遣いで、鼻の下が伸びたような顔になってじゅぽじゅぽと音を響かせているのだ。
(ああ、すごくいい光景だわ。美少女にフェラチオされるのってこんなに気持ちいいものだったのね……ッ!)
睾丸が釣り上がってきて、発射体勢を整えていく。
(中略)
(私のメイド姿って可愛すぎない?)
男の完成で見ているせいかもしれないが、カチューシャをつけた頭やフリルたっぷりの服を着た小早川愛乃が可憐すぎるのだ。こんな子にご奉仕フェラをされるというのは幸せなことかもしれない。
翌朝起きたら二人は元に戻っていて、碧人はさっそく自分の身体でオ○ニー。
↓入れ替わっていた時の話題が出るのが個人的にツボでした。
『ふふ。どうせ私の声を聞いて勃起したんでしょ?』
「し、してねーし!」
『嘘ついても無駄よ。私はずっとあんたの体の中にいたのよ?わからないわけがないわ』
そして、無事に元に戻れた二人はセ○クス。
↓入れ替わっていた時の話題を出しながらの倒錯的なプレイです。
愛乃が碧人の乳首を開発していたようで萌えます。
「あんっ!碧人のおちんちんが私の中に入ってるの!」
「すげえキツイよね、お前のまんこ」
「そんなこと知ってるよ♪」
「先に入れたのはお前自身だもんな」
「うん♪」
「ふふ。どうやら乳首攻めに弱いようね」
「あ、ああ。俺、ここまで気持ちよくなったことないぞ」
「♪」
「なんか楽しそうだな、おい。まさか!?」
「えへへ、わかっちゃった?」
「お前、俺の体を開発したのか!」
「そう。碧人の体になっている時に乳首オナニーをしていたの。そのおかげで、すごく敏感な乳首ちゃんになっちゃったんだよ」
入れ替わりはカップルのイチャイチャを嫌う「なの子像」のせいだとわかります。
↓前作『生徒会長と体が入れ替わった俺はいろいろ諦めました』の登場人物の話題も少しだけ出てきます。
↓翌朝に二人はまた入れ替わり、元に戻るためにイチャイチャセ○クス。
碧人(身体は愛乃)が愛乃(身体は碧人)の目の前でスク水に着替えさせられていて最高でした。
「そりゃあ、デートとかした方が健全だと思うぞ」
「今の俺は女だ」
『私は男よ。やらせなさい!』
「お前、立場が逆だったら絶対にやらせてくれないだろ」
『あら、よくわかってるじゃない♪』
「何恥ずかしがってるのよ、男でしょ!」
「お前、男とか女とか都合がいいところで使うよな」
(中略)
愛乃の言うとおりにする。
碧人は生まれたままの姿になった。
「何してんのよ?」
「い、いや……」
恥ずかしいため、なんとなく股間や胸を隠してしまった。
「恥じらっている私もなかなか可愛いから許してあげるわ。じゃあ、次はお待ちかねのスク水よ」
後は入れ替わりをコントロールできるようになった二人が、元に戻ってもう一度入れ替わり、元に戻っておしまいです。
行為中に碧人が碧人の身体に戻るシチュが良かったですね。
愛乃は愛乃の身体と碧人の身体を使い分け、碧人を馬鹿にしたクラスメイトの女の子に仕返しをします。
なの子像は二人を許してくれたようで、二度と入れ替わりは起きなくなったようです。
叔母の別荘
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『叔母の別荘』 著者:睦月影郎 | 憑依能力持ちの男の子が従妹と入れ替わる。 | 二見書房 二見文庫 『叔母の別荘』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
専門学校に通う梅野祐作は、従妹の清水真帆とその母親の美々香と一緒に別荘に来ていた。
祐作は自身の持つ憑依能力で、様々な女性に憑依して遊ぶが…
祐作は、真帆や美々香、他にも多数の女性(全部で4人)に憑依して性的に遊びます。
↓憑依能力に加え、憑依中に行ったことや祐作の念じたことを本人が望んでしたと思い込ませる最強能力も持っています(笑)
憑依していない状態での行為もありました。
(祐作くん、大好き……)
と念じたのだ。そうすれば、この感情が真帆の潜在意識に刻みつけられると思ったのである。
↓憑依描写も美味しいのでオススメです。
(え……?)
祐作は、いつの間にか女子の部屋に忍び込んでしまったのかと驚いたが、自分の肩や胸に、サラリと長い髪を感じ、思わず頭や顔に触れてみた。
何と胸が膨らみ、股間を探るとペニスが消失していた。
パニックを起こしそうになりながら、ジャージの胸にある名前を見ると、『清水真帆』と書かれているではないか。
(こ、これは、真帆ちゃんの身体……?)
(中略)
(うわ……、すごい……)
真帆の肉体を借りた祐作は、その鋭敏な感覚に驚き、思わずクリトリスをいじりながら、隣で眠っている女子に迫った。
↓真帆に憑依した祐作が鏡にキスしたり、口の中を味わったり、身体の匂いを嗅いだり、股間を観察したり、記憶を読んだりしていて良かったです。
他にも、ビデオカメラに真帆の痴態を収めようとしたり、元の自分の身体を性的に弄ったりしていました。
(なんて可愛い……)
祐作は、鏡に向かってキスをした。息に曇ったが、間近に迫る美少女の顔は何とも興奮をそそった。
(中略)
口の中を舐め回してみると、綺麗な歯並びと口腔の滑らかな感触があった。美少女の肉体を、男の意識で乗っ取っているため、唾液はうっすらと甘く、自分の呼吸さえほのかに甘酸っぱく感じられた。
(中略)
さらに彼は自分の腋の下を嗅いでみたり、足首を摑んで爪先を鼻に押し当てて嗅いだりしてみた。こんな娘の姿を、もし美々香が見たら驚くことだろう。
しかし湯上りのため、さして匂いは感じられなかった。
そして彼は仰向けで大股開きにんり、股間を鏡に映してみた。
(うわ、こうなっているのか……)
(中略)
さらには、真帆自身の意識も感じられ、アメリカ時代の風景や友人の顔などが、取りとめもなく彼の心に流れ込んできた。あるいはこれは、いま彼女が見ている夢なのかもしれない。
その意識をたぐると、まだ真帆が完全な処女であることが分かった。
理屈ではなく、膣にペニスが入ったことを想像してみても、何ら真帆の意識には、それに相当する思い出が湧いてこないので、自然に分かってしまうのだった。
↓徐々に祐作と真帆は心を通わせていき、真帆も祐作の身体に乗り移れるようになったり、二人とも男女両方の快感を得られるようになっていきます。
あるいは全身を密着し、しかも一つになっているため、覚めていても彼の意識や快感が彼女の方に流れ込み、痛みよりは彼の快感が伝わっているのではないだろうか。
(お願い、もっと強く、奥まで……)
ふと、今度は彼の心の中に真帆の呼びかけが響いてきた。
どうやら彼女は朦朧となりながら、昨夜とは逆に、祐作の肉体の方へ乗り移っているようだった。
祐作の肉体に、二人分の意識が混在した。真帆は痛みを逃れ、自分の肉体から彼の方へと移ってきてしまったのかもしれない。
(中略)
(アア……、いい気持ち……、これは、祐作くんの身体なの……?)
次第に、彼女が忘我の境地になっていくと、祐作は舐めながら、半分だけ彼女の肉体に意識を飛ばすことができるようになった。
(うわ、気持ちいい……)
祐作は、あまりの快感にうっとりとなった。
何しろ、クリトリスを舐めている自分と、舐められている自分の両方が感じられたのだ。意識は半分ずつ両方の肉体に分けているが、その快感は二乗されたように大きなものだった。
(中略)
(いい気持ち……)
真帆の声が、祐作の内部で聞こえた。
つまり二人は、自分の意識を半分残したまま、残りを相手に飛ばしていたのだ。
それぞれの肉体を二人が共有したから、二人とも双方の快感を得ることができたのである。
祐作は他の女性たちにも憑依して遊んでいましたが、書き切れないので割愛です。
分魂憑依でスズメバチの群れに乗り移るシーンもありました。働きバチは全てメスなので一応性別変わってます。
↓排便中の美々香と便器に乗り移るシーンがフェチ度高かったです。
美々香は便座に座り、少しだけオシッコをしてから、とうとう大きい方を排泄しはじめたのである。
(うわ……、何て感激……)
祐作は、美々香の肉体に感じる快便の感覚と、妙なる音響や芳香を存分に味わってしまった。しかも魂を飛ばして便器の中に入り込み、近々と美女が排泄する肛門の躍動を見ることができたのである。
祐作と真帆が入れ替わるのは、第4章「アブノーマル」第4~5節で、バイの早紀子を交えた3Pセ○クス中に起こります。
↓祐作が真帆に憑依していたら、真帆が祐作の身体に入ってしまい、入れ替わり状態になります。
すると、隣で眠っている祐作のペニスがピンピンに突き立っているではないか。
しかも祐作はうっすらと目を開け、こちらを見ているのだ。
(え?なぜ……)
魂が抜けている自分が激しく勃起してこちらをみているので、彼は驚いた。
↓早紀子に命令されて、騎○位する祐作(身体は真帆)のシーンが好きですね。
「じゃ、女上位で入れてみなさい」
早紀子が言い、祐作は起き上がった。そして早紀子にリードされながら、自分自身のペニスを跨いだのだ。
自分のペニスが女の子に入る感覚は、どんなものだろう。少し怖いが、祐作は体験してみることにした。早紀子がペニスに指を添えているので、見当をつけてその真上に股間を持っていった。
(中略)
「ああン……!」
祐作は異物感に喘いだが、早紀子が腰を押して誘導し、さらにヌルヌルッと奥まで受け入れてしまった。
(ああッ……どうして、私が私の上に?でも気持ちいい……)
男の挿入と摩擦快感を得て、祐作の肉体の中にいる真帆が驚いたように口走った。
祐作は真帆の肉体で完全に座り込み、自分自身のペニスに貫かれて、しばし硬直していた。
「い、いたたた……」
「大丈夫よ、みんなすることだから。もう、これで大人なのよ」
(中略)
「もし平気なようなら動いてみて」
早紀子に言われ、祐作は恐る恐る腰を上下させてみた。生温かな異物が内壁をこすり、痛みと同時に甘美な喜びが感じられた。
(中略)
同時に、真帆の肉体にいる祐作は、股間の奥の方に熱いものを感じた。それは自分のザーメンの噴出で、微かながら奥を直撃する感覚が伝わってきた。
「あう……!」
思わず祐作は声を洩らし、キュッと膣内を締め付けた。
↓絶頂後に元に戻ります。元に戻ってからも美味しいです。
約7ページと超短い入れ替わりでしたが、良かったです。
祐作は、自分に戻ると急に射精直後の気だるさに包まれてしまった。つくづく、男の絶頂とは短いものだと思ってしまう。
むしろ元に戻った真帆が、まだ痛みと快感の間で戸惑いながらも、腰の動きを再開してしまった。
「あうう……、も、もう勘弁……」
過敏に反応し、祐作は降参するように言った。
今回は、小説の男女入れ替わり(大人向け)を8作品紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました!