今回は、ドラマ『宇宙を駆けるよだか』全6話の感想を紹介していきます。一部、以前の記事から転載です。この記事にはネタバレが大いに含まれますのでご注意ください。
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ドラマ『宇宙を駆けるよだか』について
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『宇宙を駆けるよだか』 | 容姿端麗な女の子が、クラスのブスに身体を入れ替えられる。 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
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第1話「自殺」

明るくて容姿端麗な小日向あゆみは、家族にも友達にも恋人にも恵まれた高校生活を送っていた。
彼氏の水本公史郎(しろちゃん)との初デートを迎えたあゆみに、突然クラスで嫌われているデブでブスな海根然子から「今から自殺する」と電話がかかってきた。
慌てて助けに行こうとしたあゆみの目の前で然子はビルの屋上から飛び降り、気がついたらあゆみは然子の身体になっていた。

突然、然子になったことで取り乱すあゆみ。
見舞いに来た然子の母親に怒られて、然子の家に帰ることになってしまいました。
然子は母親と二人暮らしで、仲は良くないようです。
翌日、あゆみは然子の身体で学校へ行くことに。
途中であゆみの母親に入れ替わったことを話すも、不審に思われてしまいました。

あゆみ(身体は然子)は、学校にいた然子(身体はあゆみ)に声をかけますが、然子はあゆみになりすましており、誰も信じてくれません。
然子(身体はあゆみ)の「え?何言ってるの?」のセリフが黒いw

彼氏の公史郎にも、元々の友達にも、先生やクラスメイトにも冷たく当たられるあゆみ(身体は然子)がかわいそう…
その間も、然子(身体はあゆみ)は美人の特権を活かして楽しい学校生活を送っています。
あゆみは特別然子を馬鹿にしていたわけではないのに、この仕打ちは結構ヒドめ。
(然子は容姿のせいでずっと他人から差別的な扱いをされてきたようですが…)

入れ替わったことを話そうというあゆみ(身体は然子)に、然子(身体はあゆみ)は「ずっとあゆみになりたかった」「その身体アンタにあげる」「今まで散々幸せな人生を送ってきたんだからちょっとは苦しみなよ」と身体を返す気ゼロ。
然子(身体はあゆみ)の狙いは、昔から優しく接してくれた公史郎だったようです。

そんな時、密かにあゆみに好意を寄せていた火賀俊平が、筆跡から入れ替わったことに気がつき、味方になってくれることに…
入れ替わりがバレた然子(身体はあゆみ)は、計画が狂ったため悔しがり…
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第2話「裏切り」

あゆみ(身体は然子)が朝の身支度をするシーンからスタート。
スカートのボタンが弾けたり、髪を梳かす櫛がなかったり、ニキビを隠したり…
身だしなみを整えようと思っても、然子の母親から馬鹿にされてしまいました。

火賀からヘアピンをもらってちょっとだけイメチェン。
あゆみ(身体は然子)は火賀に入れ替わりを信じてもらえて、少し前向きになりました。
元々のあゆみの友達とも、少しだけ仲良くなります。

然子(身体はあゆみ)の方は、念願の公史郎とくっついて歩きますが、火賀に入れ替わりがバレてから卑屈な性格を隠しきれなくなり、あゆみの友達に冷たく当たってしまいます。
実は、公史郎は暗所恐怖症のはずのあゆみがお化け屋敷を怖がらなかったことで中身が然子だと見抜き、「俺はあゆみの顔が好きだから、あゆみの身体の然子と付き合いを続ける」と言ったようです。
公史郎は、明るい火賀にコンプレックスを持っており、火賀と入れ替わる方法を然子(身体はあゆみ)に聞きますが…
あゆみ(身体は然子)が、然子(身体はあゆみ)と公史郎がキスしている現場を見てしまうところが良かったですね。
第3話「告白」

元に戻る方法を探るあゆみ(身体は然子)に、入れ替わりのことを知っているらしき宇金真緒という女性から電話が。
真緒は入れ替わりの研究をしていて、「赤月の日に行うこと」「なりたい相手に見られていること」「かならず死ぬこと」の三つを満たせば、入れ替わるらしい。

また、「同じペアでは入れ替われず、片方は死んでしまう」ようで、真緒も元々別の女性でしたが、失敗して元に戻れなくなったようです。失敗映像は結構ショッキングw
元に戻れないとわかったあゆみ(身体は然子)が、元の自分の家族と団欒している然子(身体はあゆみ)の様子を窓から見るシーンが切なくて良いです。
そして公史郎も、あゆみ(身体は然子)の味方として動いている様子。
火賀があゆみ(身体は然子)に告白したことがクラスメイトにバレて、からかわれるあたりも良かったですね。
然子(身体はあゆみ)は悔しがり、ヤンデレに拍車をかけていきます。
第4話「罠」

公史郎は、「目障りな火賀とあゆみ(身体は然子)を入れ替えてやる」と計画を立てているようです。
ちなみに、真緒の飼っているインコの中身は、天ヶ瀬建造という男性のようで、真緒と同じく元に戻れなくなったらしい。

あゆみ(身体は然子)が同級生に「ブスの自覚を持て」と言われて初めて容姿で比較することを覚えて恥ずかしくなるところが良かったです。
あゆみ(身体は然子)が鏡を見るシーンで、鏡に映る姿があゆみの身体→然子の身体に変わる演出が最高。
然子(身体はあゆみ)は、元の自分の身体(中身はあゆみ)が周りに好かれていく様子を見て、どんどん真っ黒な気持ちになっていきます。

そして、赤月の日が来たので、公史郎が「火賀とあゆみ(身体は然子)を入れ替える計画」を実行しますが、失敗して公史郎と火賀が入れ替わってしまい…
然子(身体はあゆみ)が元の自分の身体の容姿をディスるのは結構胸が痛みます。
第5話「嘘」

公史郎の身体(中身は火賀)が関西弁を喋ってるのが良いですね。
火賀の身体になった公史郎は、意識不明に…

仕方なく、公史郎の家に帰り、学校へ行くことになった火賀(身体は公史郎)。
あゆみ(身体は然子)が火賀(身体は公史郎)と仲良くしていたら、クラスメイトに見られて誤解されるところがややこしいです(笑)
あゆみ(身体は然子)はもう既にクラスメイトに溶け込んでいるようで、然子(身体はあゆみ)の心の中は真っ黒。

そんな時、火賀(身体は公史郎)が目を覚ましたと聞いて、然子(身体はあゆみ)が病院へ駆けつけます。
然子(身体はあゆみ)に「然子の嫌いな火賀の外見になった自分を愛してくれるか」と聞く公史郎(身体は火賀)が好き。
もう元に戻れないと思っていたあゆみ(身体は然子)ですが、公史郎が「入れ替わった4人で順番に入れ替われば元に戻れるのではないか」と言い始めます。
公史郎と火賀が入れ替わったのも、公史郎の計画だったようです。
火賀(身体は公史郎)の「いちごオレは誰の身体でもうまい」のセリフが個人的にグッドw
そして、然子(身体はあゆみ)を説得するために全てを話した公史郎(身体は火賀)。
失望した然子(身体はあゆみ)は、翌日行方をくらましてしまい…
赤月の日は、今後二回しか来なくなるようで、絶体絶命のピンチです。
第6話「決断」

行方をくらませた然子(身体はあゆみ)は、思い出の場所である赤月の森に行ったようです。
あゆみ(身体は然子)・然子(身体はあゆみ)・公史郎(身体は火賀)・火賀(身体は公史郎)の四人のやりとりも、然子の母親も交えたやりとりも熱かったです。
ヤケになった然子(身体はあゆみ)は、あゆみの顔を傷つけようとして…

真緒が然子(身体はあゆみ)に入れ替わることになった理由を話すシーンが良かったですね。

ということで、無事に然子(身体はあゆみ)を説得することができました。
元に戻る途中に少しだけ、小日向あゆみ←→水本公史郎、海根然子←→火賀俊平の入れ替わりになります。

あゆみ(身体は公史郎)と然子(身体は火賀)が仲良く手を繋ぐシーンと、火賀(身体は然子)と公史郎(身体はあゆみ)が話すシーンが最高。
元に戻ってからのあゆみ・公史郎・火賀の三角関係が切ないです。
然子は、以前よりも明るい性格になったようでした。
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今回は、ドラマ『宇宙を駆けるよだか』全6話の感想を紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました!

