男同士入れ替わり

児童書の男同士入れ替わり②【1作品】

男同士入れ替わり2

今回は、児童書の男同士入れ替わりを1作品紹介していきます。

 

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かえだま

作品タイトル/著者 簡単なあらすじ 収録書籍/ソフト
『かえだま』
著者:小森香折
男子小学生が明治時代の先祖と入れ替わる。 朝日学生新聞社
あさがく創作児童文学シリーズ8
『かえだま』

※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。

かえだま3

小学生六年生の梅枝大和は、曾祖母の法事中に、謎の顔が浮かんだお茶を飲んだところ、気がついたら明治時代の高祖父・梅枝勇二郎と入れ替わっていた。

 

↓食いしん坊で太っている大和の身体に比べて、勇二郎はイケメンで筋肉質な身体のようです。

声を訝しんだり、鏡を見たりするシーンもありました。

大和はいつのまにか、自分が着物を着ているのに気がついた。
それはまだしも、ぞっとしたのは、自分の手だった。
いくらおっちょこちょいの大和でも、自分の手には見覚えがある。いま自分が見つめているのは、ふっくらした、いつもの手ではなかった。もっと大きくて、かたいたこがある。
着物の袖をまくってみると、つけた覚えのない筋肉もついていた。

鏡にうつっていたのは、自分の顔ではない。見たこともない、りりしい少年の顔だった。
(中略)
「こ、これっ、ぼくじゃない!」
「おぼっちゃま、どうかお気をたしかに!」
そう言われても、正気をたもつのは、むずかしい状況である。
「なんなんだよこれ。うそだろうそだろ。声もちがうし顔もちがう。やっぱ、あんなお茶、飲んだからだ。茶碗に、へんなイケメンの顔がうつってた。飲んだら、くらっとして、こんなんなっちゃった」

 

ちなみに、大和(身体は勇二郎)は、未来のことを喋ろうとすると息が詰まって喋れなくなります。

冷静な勇二郎に対して、大和は抜けている性格なので、大和(身体は勇二郎)は何度も霊が憑いていると疑われます(笑)

「大和魂の持ち主」と誤魔化すシーンが面白かったです。

 

勇二郎の誕生日を聞かれたり、勇二郎の部屋がわからなかったりしてピンチになりますが、非常に上手に切り抜ける大和(身体は勇二郎)が良かったですね。

勇二郎のブラコン妹・新子のキャラが好きですw

 

↓大和(身体は勇二郎)は色々と問題を解決し、元の身体に戻ります。

勇二郎の身体に慣れてくる描写が良かったです。

「ぼくは、梅枝大和」
声を聞いても、最初にあった違和感は、もう消えている。
(もしかして、このままずっと、勇二郎の体で生きていくことになるのかな。そしていつか、自分がほんとうは大和だった記憶も、うすれていってしまうんだろうか)

 

↓元に戻った大和は、自分自身をセルフハグw

大和の身体になった勇二郎は、大和の家族の証言にのみ登場します。

「大和、大和なの?」
「うん」
「ああ、正気にもどったのね!よかった」
母親は大和を手荒く抱きしめ、おいおいと泣きだした。
大和はふらふらとトイレへ行き、鏡に顔をうつした。
やつれて顔色は悪いが、鼻の丸い、なじみの顔である。
(ああ、やっぱり、自分が一番だ。体って、ありがたいもんだなあ)
大和は、われとわが身を、しっかりと抱きしめた。
腕に包帯を巻いて入ってきた男の子は、そんな大和を見て「きっしょい」とつぶやいた。

 

 

今回は、児童書の男同士入れ替わりを1作品紹介しました。

読んでいただいてありがとうございました!

 

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