今回は、児童書の男同士入れ替わりを4作品紹介していきます。
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天才モーツァルト様の華麗なる日々
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『天才モーツァルト様の華麗なる日々』 著者:石川千穂子 |
男の子がモーツァルトと入れ替わる。 | 日本児童文芸家協会 児童文芸 2019年8・9月号 「特集:創作競作とんだ入れかわり!?」 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
モーツァルトの名誉を傷つけた罰として、音楽教師からモーツァルトの曲を弾けと言われた坂下ユウヤ。
音楽室で困り果てて、モーツァルトの肖像画に話しかけたら、中からモーツァルトが現れ、さらにユウヤと入れ替わってしまった。
モーツァルトは演奏旅行の予定があったので、ユウヤが代わりに参加することに…
1778年のパリの宮殿にテンションが上がるユウヤ(身体はモーツァルト)。
ピアノを弾けと言われ、頑張って弾くところが好きですね。
マリー・アントワネットとの絡みも良かったです。
一方、ユウヤになったモーツァルトの演奏会も大成功。
最後は、モーツァルト(身体はユウヤ)がユウヤの生活を気に入ってしまい、身体を返してくれなくなります(笑)
ピッタン・コイン
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『ピッタン・コイン』 著者:西村友里 |
男の子が担任の先生と入れ替わる。 | 日本児童文芸家協会 児童文芸 2019年8・9月号 「特集:創作競作とんだ入れかわり!?」 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
小学6年生の山本は、母親からの期待が重く体調を崩しており、担任の相川が心配して何度も家庭訪問に来てくれていた。
ある日、山本は祖父から貰ったコインの力で、気がついたら相川と入れ替わっていた。
山本が相川のフリをして、クラスメイトと話すシーンが良かったです。
山本は相川のことを何もわかっていない先生だと思っていましたが、入れ替わりを通じて一番心配してくれていたと知るのでした。
父さんにVサイン
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『父さんにVサイン』 著者:こうまるみづほ |
男の子が病気の父親と入れ替わる。 | 日本児童文芸家協会 児童文芸 2019年8・9月号 「特集:創作競作とんだ入れかわり!?」 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。
仕事ばかりで遊んでくれない父親を良く思っていない圭。
ある日、父親が急病になり、病院に運ばれる事態になった。
圭が病院で寝ている父親を見舞っていたら、突然二人は入れ替わってしまう。
圭(身体は父親)が声が低いことを訝しがるところが良かったです。
父親の身体は病気で、5年後の生存確率が50%なのは圭には酷すぎ…
圭(身体は父親)と父親(身体は圭)の会話がアツい。最後は元に戻ります。
オウマガドキ学園(入れかわった兄弟)
作品タイトル/著者 | 簡単なあらすじ | 収録書籍/ソフト |
『入れかわった兄弟』 著者:久保華誉 |
兄弟が幽体離脱して入れ替わる。 | 童心社 『怪談オウマガドキ学園16 保健室で見たこわい夢』 |
※本項目の画像は、全て上記作品からの出典です。

しっかり者の兄とのんびり者の弟が、山仕事の休憩中に居眠りをしたら、鼻から虫が出てきて幽体離脱し、戻るときに別々の身体に入ったために入れ替わってしまった。
いつもと違う様子の二人に、周囲は困惑してしまう。
兄も弟も入れ替わったことを認識していません。
兄の妻に偉そうにする弟(中身は兄)に、弟の席で小さくなって座っている兄(中身は弟)が面白い。
二人は元に戻らなかったようです。
今回は、児童書の男同士入れ替わりを4作品紹介しました。
読んでいただいてありがとうございました!

